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scene 01ヒロトとミツオの川遊び
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夏休みのある日。ユウトが川ぞいの道をやってきました。川の浅瀬(あさせ)では、ユウトの兄・ヒロトとミツオがあみで魚をとっています。「やったぁ!」。ようやくつかまえましたが、小さい魚でした。「向こう側に行ったら、きっともっとでっかい魚がいるぞ」。ヒロトがそう言い、ヒロトとミツオは川をわたり始めます。すると、つりをしていたおじさんが「おーい、そっちは深いぞ」と声をかけました。「子どもたちだけで川に入っちゃだめだ。川岸からはなれるとあぶないぞ」。しかたなくもどってくるヒロトとミツオ。そこへ、「お兄ちゃーん!」とユウトがやってきました。

scene 02こんな浅い川でおぼれるわけがない
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川の中で魚を追いかけて遊ぶ三人。「つかまえた!」。「ユウト、ほら、そっち行ったぞ!」。あせったユウトは石に足をとられ、すべって転んでしまいました。「何やってんだよ」と笑うヒロトとミツオ。ヒロトがユウトを助け起こします。でも転んだひょうしにユウトのサンダルがぬげ、川の中央を流れていきます。「まったく...」。しょうがないなあという感じでサンダルをひろいにいくヒロト。「お兄ちゃん、あぶないよ」と心配するユウトに、「だいじょうぶだって。おれは水泳検定(けんてい)一級だぞ。こんな浅い川でおぼれるわけないじゃん」と言うと、ヒロトはジャブジャブと川の中へ入っていきました。

scene 03ヒロトが急な深みに!
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川の中ほどまで進んだヒロト。「ほら、楽勝、楽勝」とサンダルをつかみました。ホッとするユウト。そのとき、「あっ!」。急にヒロトのすがたが水中に消えました。「お兄ちゃん?」。深みにはまったらしく、どんどん流されていくヒロト。泳げないユウトにはどうしようもありません。「ヒロト!今助けに行くからな!」。流れに入っていこうとするミツオ。そのとき、「入っちゃだめだ!」とミツオのうでをつかんだのは、さっきのおじさんです。「助けに行ったら、君も道連れだ」と言います。「見殺しにする気かよ!」と言うミツオに、「おじさんの息子も、そうやってこの川で命を落としたんだ」とその人が言いました。

scene 04あお向けになって水から顔を出せ!
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水の中でもがいているヒロトに向かっておじさんがさけびました。「うでを動かすんじゃない!あばれるともっとしずんでしまうぞ。あお向けになって水から顔を出せ!息ができる!」。ヒロトは言われた通りうでの動きをとめ、あお向けになりました。すると水から顔が出て、太陽が見えました。息ができます。「そうだ、うまいぞ!背(せ)泳ぎの要領(ようりょう)で、ういて待て!必ず助けてやる!」。おじさんはミツオにケータイをわたし、119番に助けをよぶように言いました。そしてまたヒロトに声をかけます。「これから、クーラーボックスをそっちに投げる。うきわ代わりにするんだ!」。

scene 05何かうくものにつかまらせよう
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近くに投げられたクーラーボックスを必死につかもうとするヒロト。でも手はとどかず、クーラーボックスはどんどん遠ざかっていきます。あお向けのまま流されていくヒロト。「何かほかにうくものがあればいいんだが」とおじさんが言い、あたりをさがすミツオとユウト。そのとき、ユウトが「おじさん、これ」と、持ってきていたペットボトルを差し出しました。「ペットボトルか...。いけるかも知れない」。おじさんはつり糸のおもりをペットボトルの中に入れてふたをしめ、「これにつかまって!」と言うと、大きくさおをふってペットボトルをヒロトの近くに飛ばしました。でもうまくとどきません。「だめだ」。

scene 06ペットボトルにつかまらせて...
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「がんばれ!しっかりしろ!」。もう一度投げます。「それ!」。今度はうまくヒロトの近くに落ちました。「つかまって!」。手をのばすヒロト。そしてペットボトルをつかみました。「よし。落ち着いて。おじさんが引きよせる。流れにさからわずに、がんばれ!」。おじさんは、少しずつヒロトを引きよせていきます。「がんばれ!」。少しずつ、少しずつ、ヒロトは岸に近づいていきました。そして、ついにヒロトの足が川底につきました。「よくやった。だいじょうぶか?」とおじさん。救急車のサイレンが近づいてきます。こうして、ヒロトはあぶないところを助かったのでした。

子ども安全リアルストーリー
水の事故
楽しい川遊び。泳ぎが得意なヒロトは、流された弟のサンダルを拾おうと深みに足を入れ…。

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