ねらい

貴族同士の争いの中から、武士が次第に力をつけていく事を知る。

内容

12世紀中頃、藤原氏一族の中で権力争いが起きていました。また、武士の間でも、平清盛と源義朝が対立していました。この二つの対立から、1159年、「平治の乱」が起こります。藤原信頼と結んだ義朝は、清盛が京都を留守にした時を見計らって兵を挙げ、御所を襲いました。そして、天皇と上皇を幽閉し、藤原通憲(信西)を討ち取ることに成功したのです。しかし、京都に戻った清盛は、巻き返しを図ります。まず、策略を巡らして、天皇と上皇を助け出しました。この絵は、宮廷の女官に変装した天皇が、牛車に乗って脱出する場面を描いたものです。その後、清盛の攻撃によって、信頼はとらえられて首をはねられました。また、京都を逃げ出した義朝は、家来の裏切りにあって命を落としてしまいます。この戦いの結果、平清盛は、朝廷の中で高い地位を得ることになります。そして、平氏政権の土台を築いていったのです。

平治の乱
藤原氏の権力闘争の結果、武士の力が強まっていきます。
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