あらすじ一覧

『その“あだ名”…』友達を助ける神対応!

scene 01“いじめの神対応”を考える

新学期が始まって2か月。教室での新しい友達関係ができ始める時期。ちょっと変わった “いじめ”の授業をする高校がありました。「これまでいじめを止められなかった経験のある人いますか?」と担任の先生が言うと、「リーダー格の女の子がいて、一人の男の子が“バイ菌(きん)”あつかいされて…わたしもちょっとこわくて…」、「一部の男子が友だちのことを『シュレック』ってよび始めた。止めたかったけど…」という答えが。すると先生が、「自分にいじめのほこ先が向くことなく、つらそうな顔をしている友達を救うことができる対応ができたらすごくいいと思いませんか。今回は、そんな“いじめの神対応”について勉強していきます」と言いました。

scene 02あだ名はナイフのようにするどい

変なあだ名をつけられてつらい思いをしている子、けっこう多いようです。「みんな一度はあるんじゃないかな。子どもの思いつく言葉、あだ名っていうのは、けっこうナイフみたいにするどくて…。あだ名でいじめられる子が多いってみんなわかってる。だったら、名前以外のよび方をしちゃいけないとかしたほうがいいと思う」(高橋さん)。高橋さんも変なあだ名をつけられたことありますか。「まゆ毛が太かったから“ゲジまゆ”とか…」。そのとき、友達が助けてくれた記憶(きおく)はありますか。「『やめなよ!』みたいな正義の味方はいなかったかなぁ」。今回、高校生たちは一体どんな神対応を考えていくのでしょう。

scene 03“ゴリ子”というあだ名をつけられた子に

先生が事例として取り上げたのは実際に学校現場で起こった出来事でした。クラスで人気者のA男から“ゴリ子”というあだ名をつけられ、つらそうな顔をしているB子。あなたはその様子を目の当たりにしています。一体どんな対応が取れますか。友達を助ける神対応とは? 「さりげなく『なんでゴリラが出てきたの?』みたいなことを聞いて…」という意見や、「『A君ずるいよ。わたしにもBさんと同じ感じで動物系のニックネームつけて~』って言って、たとえばわたしはミナミだから“ゴリ美”ってつけてもらって、二人で『ゴリラ同士だからね~』みたいに和ませて…」という意見も。

scene 04自分をぎせいにする神対応が実際にできる?

グループの中で一人対応方法が思いつかなかった、ゆいさん。実は小中学校時代、クラスメートから無視されたり、ちょっとしたきっかけでいじめに加担してしまったりした両方の経験を持っていました。「最初自分にできるなと思ったのが、『わたしも“ゴリラ”ってよんで!』っていうことかなと思ったんですけど、そう言うってことは、この先自分も“ゴリラ”ってよばれ続けて、B子ちゃんもきっと“ゴリ子”ってよばれ続けるんだろうな。そうなると、何ができるんだろうってすごく考えて…」。自分をぎせいにする神対応が、実際の現場で本当にできるのか。ゆいさんはなやんでしまったのです。すると…。

scene 05状況を悪化させずその場を切りぬける

「名前がまちがっているのをたしなめる感じで、『えっ!? “ゴリ子”ってだれのことだろう? ねえみんな、行こう!』ってその場をはなれるといいのかな。いったんその場をしのいで、タイミングを見て先生に相談するとか、ゆっくり解決していったほうがいい」という意見が出ました。「解決するのと、その場からいなくなるのはちがうってことだよね」と確認するするゆいさん。「今起きてるその場をぬけ出すのと、やめさせるのを別にする。2段階ふまないと結果的には解決になっていかない…」(ゆいさん)。神対応で大切なこと。それは、状況(じょうきょう)を悪化させないように、まずはその場を切りぬけるということ。

scene 06あだ名が悪いという意識を持つ子は少ない

「いや、真っ当な感覚だなと思いました。多分、あだ名をつけている子も、それが悪いという意識を持っている子はすごく少ないと思う。『おもしろいこと思いついた。言ってみーよう!』ぐらいにしか思ってないんじゃないかな。だから、おたがい何も傷つけずに、でも気づきがあって、空気もみだれないっていうことをみんな選ぶのは当たり前のことなのかなと思いました」(高橋さん)。そもそもあだ名って、つけるほうとつけられるほう、おたがいに受け止め方がちがっていることが多くありますね。

scene 07あだ名を自分で決めてしまう?

「わたしは『高橋みなみ』なんで、ずっと“たかみな”ってよばれてますけど、最初そんなにうれしくなかった」。どうしてですか。「強い、名前が。同じ名前の峯岸(みねぎし)みなみちゃんは“みーちゃん”で、やわらかい、かわいいイメージ。だから、自分で『何々ってよんで』って言う、それでいいんじゃないかな。自己しょうかいするときに、みんなのよび方決めるとか」(高橋さん)。なるほど。でも、すでに変なあだ名をつけられてしまっている友達がいる場合どうするのか、考えることも大事ですよね。このあと、高校生たちがどんな神対応を考えたのか、ひろうしてくれます。

scene 08友達との連係プレーで切りぬける

授業の最後、一人ひとりが考えた神対応を、ロールプレイ形式で発表していきます。まずは、友達とタッグを組んだ神対応。いじめっ子役の先生に「ゴリ子が人間としゃべってるぜー」とからかわれ、「えっ!? 私はさ、おまえのほうがゴリラっぽいと思うんだけど。チョー似てるんだけど」「確かに。今日の朝ごはん、バナナって言ってたよね」と二人で返して和ませます。「うわ、すごいやりづら~い(笑)」と先生。一人では言いだせないけど、友達との連携(れんけい)プレーでその場を切りぬけるという方法です。

scene 09変なあだ名でよぶ子を質問ぜめに

一方、別の子は自分のキャラを最大限生かした神対応。「何でそういうこと言うの? 何で“ゴリ子”なの? 何で“ゴリ子”ってよぶことになったの? ゴリラに似てないよね? 何でゴリラってよぶの? ゴリラってよぶ意味ある? …というのを延々(えんえん)と言い続けて、面倒(めんどう)くさくなるっていう…」と言います。「B子ちゃんにからむと、友達が出てきて面倒くさいと思わせたいんだ」と先生。「二人して面倒くさいから、からまれなくなって、いじめられもしない」。変なあだ名でよぶ男子を質問ぜめでたたみかけ、その場を切りぬけるという方法です。

scene 10ゆいさんの神対応とは?

いよいよ、一人、神対応が思いつかなかったゆいさんの番。果たしてどんな神対応をひろうするのでしょうか。まず、「ゴリ子が人間としゃべってるぜー」と先生。するとゆいさんは…。ゆいさんの神対応を見た高橋さん、「やっぱり自分が経験者だからこそ、いろんな視点で考えた結果なんだなというのをすごく考えられてるなぁと思いました」。高橋さんも思わず納得してしまった、ゆいさんの神対応とは? 続きは番組ホームページで!