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ミクロワールド 精子が泳ぐ イチョウの不思議 オープニング
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ミクロワールド 精子が泳ぐ イチョウの不思議 オープニング

ぎんなんの中の独特の営み
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イチョウの枝に、たくさんのぎんなんが実っています。秋の初め、そのぎんなんの中で、イチョウが子孫を残す独特の営みが行われます。精子を作り、なんと、それが泳ぐというのです。イチョウの不思議を見ていきましょう。

雄の木と雌の木
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春、4月。青々と芽吹くこの時期に、イチョウは花を咲かせます。イチョウには、雄花(おばな)をつける雄(おす)の木と、雌花(めばな)をつける雌(めす)の木があります。雄の木の若葉の根元には、雄花が垂れ下がっています。雄花から花粉が出てきました。花粉は小さく、風に吹かれて飛んでいきます。この花粉が、精子のもとになります。

花粉の5ヵ月間の準備
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雌の木の若葉の根元からは、雌花が上に向かって伸びています。これが、秋に実るぎんなんになります。雌花の先に、ぷっくりと液が出ています。飛んできた花粉をこの液で捕らえるのです。捕らえられた花粉は、しばらくすると、液とともに雌花の先にある穴から吸い込まれます。吸い込まれた花粉は穴の奥にある小さな部屋に入り、ここで、精子を作る準備をします。一方、精子と受精する卵(らん)は、その小さな部屋の下にある丸い部分で作られます。受精の準備が整うのは、およそ5ヵ月後です。

花粉から成長して精子へ
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秋、9月上旬。小さかった雌花が大きく育って、垂れ下がっています。縦に切って中を見てみます。真ん中にある丸い部分、その先を拡大してみると、小さな丸いものが二つあります。これが卵です。下には、花粉から成長した透明な袋があります。中に白く見える固まりが、まもなく精子になります。その精子が、やがて、袋と卵への入り口をつなぐ空間を移動します。

卵に向かって泳ぐ精子
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精子は一つの袋に二つできます。やがて繊毛(せんもう)を使って、袋の中で活発に動くようになります。精子ができるころになると、袋のまわりの空間は液体で満たされます。袋から出てきた精子はその中を泳ぎ、卵に向かいます。春に雌花についた花粉が、秋になってようやく精子を作り、卵と受精できるようになりました。イチョウはこのようにして子孫を残していたのです。

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精子が泳ぐ イチョウの不思議
花粉は春雌花に取り込まれ、秋に成熟した精子が泳ぎ出し受精する。
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