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ミクロワールド 飛び出す胞子 ツクシの秘密 オープニング
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ミクロワールド 飛び出す胞子 ツクシの秘密 オープニング

「スギナの子」?
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春、暖かくなると、田んぼのあぜや川の土手からいち早く頭を出すのは、ツクシです。「ツクシだれの子、スギナの子」と言うように、ツクシは、横に生えているスギナと、地面の下でつながっています。スギナはシダの仲間で、ツクシは言わば、スギナの花にあたるものです。

吹き出してくる小さな粒
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ツクシの頭には、六角形の模様がタイルのように並んでいます。ツクシの背が伸びるにつれ、すきまがあいてきます。すきまから、小さな粒がたくさん吹き出してきました。胞子です。いったい、どこから出てくるのでしょうか。

湿度の変化に反応する
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六角形の部分を横から見ると、中から胞子がたくさん出てきました。胞子が緑色をしているのは、中に葉緑体があるからです。胞子の大きさは、およそ0.05mm。4本の腕は、湿っているときは丸まっていて、乾燥すると伸びます。わずかな湿度の変化に反応して動くのです。

いっせいに弾け出る胞子
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気温が上り、空気が乾燥してくると、胞子が飛び出してきます。1本のツクシから出る胞子の数は、なんと100万個以上。乾燥すると、丸まっていた腕が急に伸びて、いっせいに弾けます。弾け出た胞子は、風に乗って飛んでいきます。胞子を飛ばすと、ツクシの役目は終わり、枯れてしまいます。

地面に落ちた胞子は…
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風に運ばれ、地面に落ちた胞子の様子を見てみましょう。胞子から、芽が出てきました。湿度などの条件がよければ、やがてスギナへと育っていくのです。

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飛び出す胞子 ツクシの秘密
胞子は、乾燥すると伸びてはじけ出るしくみになっている。
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