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オープニング
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オープニング

scene 01鉄をえらび、運ぶじしゃく
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たくさんの空きカン。このなかから、鉄でできたカンをえらび出すのに、じしゃくが使われています。鉄をたくさんくっつけて持ち上げる大きなじしゃくもあります。みんなのくらす、すぐ近く。よーく目をこらすと、そこにはいろんな“ふしぎ”がいっぱいです。今日は、どんなふしぎが見つかるかな。

scene 02じしゃくが使われているところは…
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じしゃくは鉄を引きよせます。鉄のクリップも宙(ちゅう)にうくほど引きつけます。じしゃくはどこに使われているのかさがしてみましょう。音楽を聞くイヤホンにクリップを近づけると、クリップがくっつきました。中にじしゃくがあるのです。たっくんが、テレビの台のとびらを開けたりしめたりしています。とびらをとめる金具にもクリップがくっつきました。ここにもじしゃくがあります。電車のきっぷのうらに鉄のこなをかけると、くっついてすじになりました。こんなところにもじしゃくが使われているのです。

scene 03じしゃくの新しい使い方
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じしゃくの新しい使い方を見てみましょう。港にとまっている船の底(そこ)から水が出ています。この船には水がつまれているのです。大きな船が荷物をおろすと、船がうき上がってぐらぐらしてしまいます。そこで、船体のタンクに海の水を入れて、船がうき上がらないようにします。でも海の水にはいろいろなものがまじっていて、よごれています。このよごれを取りのぞくのに、じしゃくを使おうとしているそうです。

scene 04じしゃくで水をきれいにする
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どうやって水の中のよごれを取りのぞくのか、見せてもらいます。ビーカーに入れて見ると、船につまれた水はにごっています。まず使うのは、鉄のこな。これを水の中に入れます。次に、ある薬品をくわえてかきまぜます。すると、鉄のこなのまわりによごれが集まって、かたまりになりました。ここで登場するのが、じしゃく。じしゃくを水の中に入れると、鉄のこながよごれといっしょに引きよせられます。ずいぶん水がきれいになりました。じしゃくで水をきれいにするなんて、すごい!

scene 05じしゃくを使っている「らしんばん」
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船にはほかにもじしゃくが使われているそうです。たっくんが大きな船を調べにやってきました。あちこち見ていくと、丸い板のまわりに文字が書かれた計器(けいき)を見つけました。これは「らしんばん」。じしゃくを使って方角がわかるものだそうです。らしんばんには「N」という文字と、その反対がわには「S」の字があります。ぼうじしゃくと同じです。ぼうじしゃくのSきょくを向けると、丸い板が回って「N」が近づきます。反対にNきょくを向けると、「S」が近づきます。でも、どうしてこれで方角がわかるのでしょう。

scene 06じしゃくは決まった方向を向く
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実験(じっけん)でたしかめてみましょう。ボウルに水を入れ、台に乗せたぼうじしゃくをその水にうかべると、じしゃくはある決まった方向を向いてとまります。じしゃくの向きをかえてもう一度やってみても、やっぱり同じ方向を向いてとまります。どんなじしゃくでも同じです。じしゃくのNきょくは、いつも北を向くのです。

scene 07北がわかる「方位じしん」 
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このせいしつを利用(りよう)しているのが、「方位(ほうい)じしん」。中にあるはりは、じしゃくです。ぼうじしゃくのSきょくを近づけると、はりの赤いほうがよってきます。Nきょくを近づけると、はりの反対がわの白いほうがよってきました。はりの赤いほうがNきょく。Nきょくが北を向くのです。らしんばんも、方位じしんと同じしくみで、いつもNきょくが北を向きます。目じるしがない広い海。らしんばんは、方角を知るための大切な道具なのです。

scene 08地球全体がじしゃくだった! 
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じしゃくのNきょくがいつも北を向くひみつ。それは、実は地球全体が大きなじしゃくになっているからです。北はSきょく。南はNきょく。地球の北にあるSきょくが、方位(ほうい)じしんのNきょくを引っぱる。だから、Nきょくがいつも北をさすのです。たっくん、自分でらしんばんを作りました。ボウルにじしゃくをうかべたらしんばん。ボートに乗せて出発…。

ふしぎがいっぱい (3年)
いろいろなじしゃく
生活の中で使われている様々な磁石の例を紹介する。
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