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オープニング
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オープニング

scene 01サルが何かしている…
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おりの中のサル。金あみごしに、前のモニターにうつる数字をおして何かしているようですが…。みんながくらす、すぐ近く。よーく目をこらすと、そこにはいろんな“ふしぎ”がいっぱいです。今日は、どんなふしぎが見つかるかな。

scene 02サルは数字をおぼえられる?
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たっくん、今日は動物園にやってきました。この動物園でサルの研究をしている田中正之(たなか・まさゆき)さんに研究の様子を見せてもらいます。田中さんは、サルたちが数字をおぼえられるかどうか、いろいろなサルで調べています。田中さんがおりの前で機械(きかい)をセットすると、マンドリルがよってきました。

scene 03数字を順にさわっていくゲーム
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機械(きかい)の画面にあらわれる白い丸が、スタートボタン。この丸をさわると、数字がばらばらにうつしだされます。数字を小さい順(じゅん)にさわっていき、最後(さいご)までまちがえなかったら、正解(せいかい)。ごほうびにリンゴがもらえます。ランマンちゃんは、1歳(さい)半のマンドリル。このゲームが大すき。次々に正解を出していきます。すると田中さんが、「たっくん、このマンドリルと勝負してみますか?」といいました。

scene 04数字ゲームで対決!
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数字ゲームで対決! まずは、たっくんからスタート! たっくんの記録(きろく)は、2.6秒。次はランマンちゃんの番。ランマンちゃんの記録は、2.3秒。ランマンちゃんの勝ちでした。マンドリルを調べている研究者は世界でも多くありません。調べれば調べるほど、わからないことが出てくるそうです。「この子たち、何考えているんだろうとか、どんなことができるんだろうとか、わかってないものほど調べてみたいなという気持ちがあります。見れば見るほどおもしろいんですよ」(田中さん)。

scene 05ヒトによくにているチンパンジー
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日本ではチンパンジーの研究がさかんに行われてきました。田中さんは20年ほど前、世界から注目されるチンパンジーの研究チームにくわわりました。それ以来、チンパンジーなどの行動をずっと調べつづけています。田中さんがさつえいしたチンパンジーの映像(えいぞう)があります。数字ゲームをしているタカシくん、となりで待っているコイコさんになかなか順番(じゅんばん)をゆずりません。コイコさん、代わってほしいと足で合図を始めます。すると、やっとタカシくんがどいてくれました。ヒトの子どもといっしょですね。

scene 06シロテテナガザルで数字ゲーム
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田中さん、今度はべつの種類(しゅるい)のサルのところにやってきました。シロテテナガザルです。おりの前に数字ゲームの機械(きかい)をセットして、ゲーム開始。でも、シロテテナガザルのシロマティーくん、なかなか数字をおぼえられません。「1」の次に「3」をおして、失敗(しっぱい)してしまいました。つづけてまた失敗。でも田中さん、まちがえてもごほうびをあげています。どうしてでしょう。

scene 07サルにも個性や心がある
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「“フー、フー”と言ってるのは、“ちょうだい”という合図なんですね。その合図をしてきたら、何回かに1回はあげるようにしています。なんとかあきらめさせずに学習をつづけてもらう、ちょっとした工夫(くふう)ですね」(田中さん)。1頭(とう)1頭のサルに個性(こせい)があり、心がある。その気持ちを知るために、田中さんは研究をつづけています。

scene 08ふしぎなことは広がっていく 
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「わたしはチンパンジーの研究から始めたんですけど、一つのことが見えてくると、またそこから、『これはなぜなんだろう』、『こっちはどういうことなんだろう』と、ふしぎなことは広がっていくんですよ。たっくんも何かおもしろそうなことがあったら、自分の目で見て、耳で聞いて、はだで感じて見てみると、きっとおもしろいことがいっぱいあるんじゃないかなと思います。ぜひそれをさがしてみてもらえると、とてもうれしく思います」(田中さん)。

ふしぎがいっぱい (3年)
サルの気持ちが知りたい!
科学者の仕事を通して、理科(科学)を学ぶおもしろさを伝える。この回では、動物園でサルを研究する動物学者を紹介する。

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