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オープニング
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scene 01ペットボトルで作ったロケット
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「発射(はっしゃ)!」。もうれつないきいで水をふき出して飛んでいくロケット。ひとみちゃんもびっくりするほど遠くまで飛びました。これは、ペットボトルで作った「ペットボトルロケット」です。飛ばしているのは、ペットボトル作りの達人、松下修治(まつした・しゅうじ)さん。手作りのいろいろなペットボトルロケットがあります。いったい、どんなしくみで飛ぶのでしょう。

scene 02ペットボトルロケットの飛ばし方
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松下さんにペットボトルロケットの飛ばし方を見せてもらいました。まず、ボトルに水を入れます。次に、空気入れを使ってボトルの中に空気を入れます。ふたの部分には細工がしてあって、中の水や空気がもれないようになっています。これで発射準備完了(はっしゃじゅんびかんりょう)。「5、4、3、2、1、発射!」。ふたの部分を動かすと、いきおいよく水をふき出しながら飛んでいきました。

scene 03ボトルに入れた空気はどこへ?
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水と空気を入れただけなのに、どうして飛ぶのでしょう。入れた空気に、何かひみつがあるのでしょうか。ボトルの中の空気の様子を見てみましょう。ポンプで空気をどんどん入れているはずなのに、中の空気の体積は変わっていないように見えます。入れた空気は、いったいどこへ行ってしまったのでしょう。

scene 04おしこまれていた空気
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空気を入れたペットボトルロケットのふたを、水の中ではずしてみます。ふたをはずすと同時に、空気のあわがいきおいよく出ていきました。入れた空気は、ペットボトルの中にぎゅっとおしこまれていたんですね。

scene 05空気はちぢむ?
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別のやり方でたしかめてみましょう。空気を入れたペットボトルの口に、ふくろを取り付けます。はじめ、ふくろはぺったんこです。ところが、ふたをゆるめると、あっという間にふくろがふくらみました。ペットボトルの中から空気が出てきて、ふくろをふくらませたのです。ふたをゆるめる前、ふくろの中の空気はペットボトルの中にありました。ということは…? もしかして、「空気はちぢむ」?

scene 06空気がちぢんだ!
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本当に空気はちぢむのでしょうか。注射(ちゅうしゃ)器を使ってたしかめてみましょう。空気がもれないように、注射器の先をゴムにしっかりおしあてて、中に空気をとじこめます。上から力いっぱいおしてみます。空気がちぢむのなら、おせるはずです。やってみると…、おせました! やっぱり空気はちぢむのです。しかも、手をはなすと、元にもどりました。ちぢんだ空気には、元にもどろうとする力があるようです。

scene 07ちぢんで元にもどろうとする力
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空気鉄砲(てっぽう)もこのしくみを利用しています。管の中の赤い玉と青い玉のあいだには空気が入っています。手もと側の赤い玉をおしていくと、管の口先の青い玉が飛び出します。玉のあいだの空気がちぢんで、元にもどろうとする力で青い玉をおし出すのです。ペットボトルロケットが飛ぶのも同じしくみです。ちぢんだ空気が、元にもどろうとして水をおし出す。そのときの力がロケットを飛ばすのです。

scene 08「3、2、1、発射!」
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ひとみちゃんが、ポンプでペットボトルロケットに空気を入れています。「…28、29、30!」。30回空気を入れ、「3、2、1、発射(はっしゃ)! すごーい!」。ペットボトルロケットは、遠くまで飛んでいきました。

ふしぎがいっぱい (4年)
空気の力?
空気鉄砲や水鉄砲、ペットボトルロケットなどのしくみを調べ、空気はおし縮められ体積が小さくなるにつれて反発する力が大きくなるが、水はおし縮められないことに気づく。

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