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オープニング 
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オープニング 

scene 01夜空の星たち
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夜空…、果てしない星々の世界が広がっています。そこには、生まれたばかりの星もあれば、まもなく死をむかえる星もあります。夏、夜空を見上げると、どんなふしぎに出会えるかな?

scene 02今夜は星空スケッチ!
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星などを観察する天文台。ひとみちゃん、今夜は星空をスケッチします。あたりに町の明かりが少ないので、星が見やすいのです。また、手元を照らすのに赤いライトを使うと、星を見やすいそうです。ひとみちゃん、星空に白くて明るい雲のようなものを見つけました。「天の川(あまのがわ)」です。天の川は、たくさんの星が集まって、白くかがやいているのです。

scene 03さそり座のアンタレス
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ひとみちゃん、今度は南の空に明るい星を見つけました。まわりにもたくさん星があります。でも、明るさがちがいます。ひときわ明るくかがやくその星は、さそり座(ざ)の一等星、アンタレスでした。アンタレスとまわりの明るい星とを線で結んだ形、これを昔の人はさそりのすがたに見立てたのです。ひとみちゃんは、さっそくさそり座の星々をスケッチします。

scene 04はくちょう座のデネブ 
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ほかの星をさがしていたひとみちゃん、真上の空にも明るい星を見つけました。星の名前は、デネブ。デネブとまわりの星々を線で結んで、昔の人は白鳥のすがたに見立てました。このはくちょう座(ざ)のデネブをスケッチしていたひとみちゃん、あることに気がつきました。デネブとアンタレス、色がちがうのです。

scene 05星の色はさまざま 
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天文台の望遠鏡で、星の色のちがいを見せてもらうことにしました。とても大きな望遠鏡。これならよく見えそうです。望遠鏡をのぞいてみると…、デネブの色は白っぽい。そしてアンタレスは赤っぽい。ずいぶん色がちがっていました。星の色にはほかにもいろいろあります。北の空に見つけた星は、オレンジ色。はくちょう座(ざ)のアルビレオは、色のちがう二つの星からなっています。星の色はさまざまです。

scene 06星は動く?
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ひとみちゃん、スケッチした星に色をつけていきます。南の空のアンタレスは、赤くかがやくのが特徴(とくちょう)。そのときまたあることに気がつきました。さっきはいちばん高い木の上にあったアンタレス。今はそこにありません。夜空をさがすと…、右のほうに明るくて赤っぽい星。たしかにアンタレスです。もしかして、動いたのでしょうか。本当に星が動くのか、時間をおいて見てみると…。1時間後、アンタレスはやっぱり動いていました。星は動くのです!

scene 07星のならび方が変わる? 
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ひとみちゃん、まだ疑問(ぎもん)があるようです。もし星の動き方がばらばらだったら、星のならび方が変わって、星座(せいざ)がくずれてしまうのでは? そこで、さそり座の星々がどう動くのかたしかめてみます。さそり座が動いていく様子を見ると、星のならび方は変わらずに動いているみたいです。ひとみちゃん、ひと安心。

scene 08星座の形のままで
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ほかの星座(せいざ)の星はどうでしょう。北の空に見える、おおぐま座。しっぽの部分に、ひしゃくの形にならんだ北斗七星(ほくとしちせい)があります。この星々も、やはり形は変わらずに動いていました。

ふしぎがいっぱい (4年)
夏の星たち
色や明るさ、並び方をもとに星を観察し、星が規則正しく動いていることに気づく。
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