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scene 01レールのつなぎ目のすきまが…
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レールのつなぎ目にある、すきま。およそ1cm。太陽が照りつけるレールをじっと見ていると、すきまがなくなっていきました。金ぞくが大きくなる?

scene 02輪にじくをはめこんで作る部品
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ひとみちゃん、工場にやってきました。ここでは鉄などの金ぞくを使って、大きな機械の部品を作っています。その一つが、発電機の部品。じくと輪を組み合わせて作られています。輪にじくをはめこむのです。ひとみちゃん、じくを手に取り、輪にはめこもうとしますが、入りません。じくの直径は99.2mm。輪のあなの大きさは98.2mm。あなのほうが1mm小さいのです。でも工場の人は、あなのほうが小さくても入れる方法があるといいます。

scene 03温度によって大きさが変わる? 
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使うのはガスバーナーです。およそ5分、輪をあたためました。すると、さっきは入らなかったじくが、輪に入りました。そして時間がたつと、じくはぬけなくなりました。そのまま水につけると、ハンマーでいくらたたいてもはずれないくらい、かたくくっつきました。どうしてでしょう。最初はあなが小さくて入りませんでした。でも、輪をあたためると入りました。そして水につけてさますとぬけなくなりました。金ぞくは、温度によって大きさが変わるのでしょうか。

scene 04金ぞくをあたためてみる
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金ぞくのぼうを使ってたしかめてみましょう。ぼうをガスバーナーであたためます。ぼうのかたほうは、動かないようにしっかり固定します。反対側は、ストローを付けたはりの上に置いてあります。ぼうがのびるとはりが転がって、ストローが回るようになっています。温度の変化は特殊(とくしゅ)なカメラで見ます。温度のちがいが色でわかるカメラです。

scene 05あたためると大きく、さめると小さく 
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実験開始です。ガスバーナーに火をつけます。特殊(とくしゅ)なカメラで見ると、金ぞくのぼうの温度が高くなっていくのがわかります。時間をちぢめて見ると、ストローが回っていました。ということは、「あたためると大きくなる」。では、火をとめるとどうなるのでしょう。火をとめてしばらくすると、ぼうの温度が下がっていきます。ストローもさっきとはぎゃくに回り始めます。ということは、「さめると小さくなる」。金ぞくは温度によって大きさが変わるのです。

scene 06金ぞくの輪も大きくなっていた
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発電機の部品の金ぞくの輪も、大きさが変わっていたのでしょうか。ガスバーナーであたためたときのあなの大きさをはかると、99.4mmになっていました。あたためる前とくらべて1.2mm大きくなっています。じくよりも大きくなったのです。金ぞくのぼうは、あたためると大きくなってのびます。金ぞくの輪の場合も、あたためると金ぞくがのびて輪が大きくなります。温度によって金ぞくの大きさが変わることを利用していたのです。

scene 07冷やすとどうなる?
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最後にこんな実験をしてみました。輪よりもじくのほうが少し大きい部品を用意し、今度は、中に入れるじくのほうを冷やしてみます。使うのはドライアイス。うんと低い温度に下げます。冷やすとどうなるのでしょう。じくが輪に…。

ふしぎがいっぱい (4年)
金ぞくが大きくなる?
水や空気、金属は、温めたり冷やしたりすると、その体積が変わることに気づく。

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