チャプターあらすじを読む
オープニング
ないようを読む

オープニング

scene 01とけた雪だるま、とけなかった雪だるま
ないようを読む

ひとみちゃん、小さな雪だるまを台所にかざろうとしています。一つはテーブルの上に、もう一つは上のほうのたなに置きました。かわいい雪だるまです。その後、コンロに火をつけてお湯をわかしていたひとみちゃん。しばらくして、雪だるまのことを思い出し、あわてて台所へ。でもだいじょうぶ。テーブルの上の雪だるまはとけていません。よかった! ところが、上のほうに置いた雪だるまは、とけて顔がなくなっていました。

scene 02上と下、何かちがう?
ないようを読む

かざったのは同時なのに、とけ方がちがったのはどうしてでしょう。上と下、何かちがう? 空気の温度? 雪だるまの代わりにアイスを置いて、とけ方と空気の温度を調べてみましょう。火をつける前、下の温度は23.7℃、上は23.1℃でした。コンロに火をつけるとアイスは…。5分後、温度は26.4℃と56.4℃。上の空気の温度が30℃も高くなっていました。上のアイスはとけています。火からのきょりは上のほうが遠い。どうして火から遠いほうが、温度が高くなったのでしょう。

scene 03空気のあたたまり方を調べる
ないようを読む

空気のあたたまり方を調べるために、ひとみちゃん、大学の研究施設(しせつ)をたずねました。ここでは部屋の空気の動きや温度の変わり方について研究しています。部屋の温度はストーブをつけるとどう変わるか、実験です。部屋の12か所の温度を計ります。ストーブをつける前の温度は、どこもだいたい20℃くらいでした。ストーブをつけて5分後、いちばん温度が高いのはストーブの前です。次に高いのは天井(てんじょう)の近く。天井の近くは、ストーブのすぐとなりより温度が高くなっていました。

scene 04上のほうが先にあたたまる
ないようを読む

部屋の空気がどんなふうにあたたまっていくのか、特殊(とくしゅ)なカメラで見てみます。布(ぬの)にドライヤーであたたかい空気を当てると、あたたまったところが赤くうつし出されます。部屋にはったこの布で、部屋の空気のあたたまる様子がわかります。あたためる前は、温度はだいたいどこも同じです。ストーブをつけると、まずストーブの前、そして天井(てんじょう)の近く、それから部屋全体の順であたたかくなっていきました。台所の空気も同じように、上が先にあたたまったのです。

scene 05風船が上に? 
ないようを読む

でも、どうして部屋の上のほうが先にあたたかくなるのでしょう。ひとみちゃん、ストーブの上に手をかざしています。何か感じるようです。「風?」。風船で空気の動きを調べます。手をはなすと下に落ちる風船。ところがストーブの上に持っていくと、風船は上に上がっていきました。空気は上に? 

scene 06あたたまると空気は… 
ないようを読む

ひとみちゃん、空気の動きを見せてもらいました。緑色のレーザー光線を当てたけむり。これで空気の動きがわかります。ストーブをつける前、けむりは横に動いています。ストーブをつけると、けむりは上に上がっていきました。空気が上のほうに動いているのです。けむりは天井(てんじょう)にぶつかって、部屋全体へ広がります。部屋の空気があたたまる様子と重ねると…。

ふしぎがいっぱい (4年)
あたたまると空気は?
金属や水、空気のあたたまり方を調べ、その違いに気づく。(伝導と対流)
関連キーワード:
空気部屋温度あたためる

クリップ

教材きょうざい資料しりょう

教材・資料(先生向け)

配信はいしんリスト

今年度こんねんど放送ほうそう

その放送ほうそう