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オープニング
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scene 01時間がたつと水は…
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校庭の水たまり。じっと見ていると、水たまりが消えていきます。ぬれたせんたく物。しばらくたつとかわいていきます。葉についた水滴(すいてき)。これも、時間がたつとなくなりました。

scene 02水面の高さにちがいが
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ひとみちゃん、水槽(すいそう)で魚をかい始めました。一方の水槽には金魚。もう一方の水槽には熱帯魚です。3日後、ひとみちゃんが考えこんでいます。「おかしいなぁ…」。二つの水槽の水面の高さがちがっているのです。3日前、ひとみちゃんが水を入れたとき水面の高さは同じでしたが、いつのまにか熱帯魚のほうの水が少なくなっています。何かちがいはあるのでしょうか。ひとみちゃん、気がつきました。金魚の水槽の水の温度は21℃。熱帯魚の水槽は31℃。温度がちがっていたのです。

scene 03水はどこへ?
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温度のちがう水を用意して、水の量がどう変わるか調べてみましょう。水の温度を一定にするため、ヒーターであたためます。24℃と33℃です。時間がたつと、温度の高い水のほうがたくさんへります。でも、どちらの水もへっていきます。へった水はどこへ? ひとみちゃん、思い出しました。ふっとうしているとき、水は目に見えない水蒸気(すいじょうき)となって外に出ていくのです。でも、水槽(すいそう)の水はふっとうしていません。もしかして、ふっとうしていなくても水は水蒸気になるのでしょうか。

scene 04ふっとうしていなくても
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ひとみちゃん、科学実験ショーの先生のゆうさんをたずねました。ふつうの水でも水蒸気(すいじょうき)が出るのか、たしかめてもらいます。まず、水をふっとうさせて、細長く切ったセロハンを近づけると、セロハンはくるくると丸まりました。セロハンは水蒸気にふれると、しめって丸まる性質(せいしつ)があるのです。次に、24.5℃の水に、真っ直ぐにのびたセロハンを近づけます。すると、やっぱりセロハンが丸まりました。ふっとうしていなくても、水から水蒸気が出ているのです。

scene 05温度が上がれば上がるほど
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そういえば、金魚と熱帯魚をかっていた水槽(すいそう)の水のへり方は、温度によってちがっていました。温度が高いほうが、水蒸気(すいじょうき)は多く出るのでしょうか。32℃と56℃、温度のちがう水を入れた二つのコップの上に、水蒸気を通すうすいぬのをかぶせて調べてみます。セロハンをぬのの上に置くと、温度が高い水のほうがよく動きます。水蒸気がたくさん出ているようです。

scene 06水から出ていく水蒸気
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水から水蒸気(すいじょうき)が出ていく様子は、特殊(とくしゅ)な装置(そうち)で見ることができます。装置に水をセットすると…、コップの上にゆらゆらゆれているものが画面に見えます。これが水蒸気です。温度が高い水の場合とくらべると、やっぱり温度が高いほうが、たくさん水蒸気が出ていくことがわかります。へった分の水は、水蒸気になって出ていきます。空気の中に水蒸気があるのでしょうか。

scene 07空気の中の水蒸気
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ゆうさんに、たしかめる方法を教わりました。ポリぶくろにまわりの空気を集めて、しっかりとじます。ポリぶくろをそのまま冷蔵庫(れいぞうこ)で冷やすと、ふくろの中が白くくもりました。つまんでみると、水でした。空気の中の水蒸気(すいじょうき)が冷やされて、水にもどったのです。冬の寒い朝、川の近くで見られる、きり。これも、空気の中に水蒸気があるからできるのです。きびしい寒さで、空気中の水蒸気が氷になると…。

ふしぎがいっぱい (4年)
消えた水のなぞ
水は水面や地面から蒸発して水蒸気になること、また、空気中の水蒸気は結露して再び水になることがあることに気づく。

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