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scene 01電気のもとは光? パネル?
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変わった形の車のレース。どの車も、電気を作って走っています。その電気のもとは、光。車の表面についたパネルにひみつがあるそうです。

scene 02いろいろなパネル
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ひとみちゃん、車についていたようなパネルを街でさがしてみました。まず、信号機の横。このパネルで電気を作って信号の明かりをつけているのです。公園の時計にもパネルがありました。これで電気を作って時計を動かしています。ビルのまどについている黒いもの。このパネルで、ビルで使う電気を作っているのだそうです。パネルがついたものをたくさん集めてみました。携帯(けいたい)電話の充電(じゅうでん)器、電卓(でんたく)、動くおもちゃ…。パネルで電気を作るのに光が必要だというのですが、たしかめてみましょう。

scene 03光を当てるだけで電気が!
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電卓(でんたく)のパネルの部分に光が当たらないようにすると、数字が消えました。光を当てると数字があらわれます。動くおもちゃのパネルに強い光を当てると、おもちゃが動き出しました。光が当たると電気が流れて動くようです。おもちゃのパネルをはずして、電気で回るモーターにつないでみます。パネルに光を当てると、モーターについたプロペラが回りました。光をはずすとプロペラは止まります。たしかに、光を当てるだけで電気を作れるのです。こうしたパネルに使われているものは、「光電池(こうでんち)」といいます。

scene 04光電池のしくみ
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光電池の中では、最初は、プラス君とマイナス君がくっついています。上の部分に光が当たると、マイナス君が上に、プラス君が下に分けられてしまいます。プラス君とマイナス君はくっつこうとする性質(せいしつ)があるので、導線(どうせん)でつなぐと、マイナス君は導線を通ってプラス君のところへ動いていきます。これが、「電気が流れる」ということなのです。こうして、光が当たっているあいだは電気が流れ続けます。

scene 05太陽光発電所
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最近は、光電池を使った発電所も作られています。ひとみちゃんが、山梨県の北杜(ほくと)サイト太陽光発電所を見学にやってきました。ここではおよそ1万2000まいの光電池パネルが使われています。モニターには、この発電所のパネルの発電量がしめされています。モニターを見ると「1383kW」という表示(ひょうじ)がありました。これで、4人家族の家、およそ460軒(けん)分になるそうです。

scene 06光電池で発電するための工夫
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光電池パネルのならべ方には工夫があります。どれも同じようにかたむいています。これは、太陽の光がいちばんよく当たるようにかたむけてあるのです。電気をたくさん作るための工夫です。さらに工夫しているパネルがありました。時間によってパネルの向きが変わるのです。パネルの向きを朝から見ていると、ゆっくり動いていくのがわかります。うしろから見ると、パネルは太陽の動きを追うように動いていました。光電池で発電するのに、いろいろな工夫をしているんですね。

scene 07光が当たる面積…
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夕方、ひとみちゃんがあることに気づきました。モニターに表示(ひょうじ)されている発電量が、「411kW」とずいぶんへっているのです。どうしてでしょう。空を見ると、太陽が林にかかって、木のかげがパネルをおおっています。昼とくらべると、光の当たっている部分が少なくなっているのです。発電量がへったのは、光が当たる面積に関係がある…? 宇宙(うちゅう)でも光電池は大活躍(かつやく)しています。パネルの向きはいつも…。

ふしぎがいっぱい (4年)
光で電気?
光電池を使って、モーターを回したりすることができること、また光の強さによってモーターの回り方が変わることに気づく。

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