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オープニング
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メダカの赤ちゃん。元気に泳ぎ始めました。
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メダカを飼い始めたホナちゃん。生まれたばかりのメダカの赤ちゃんは、おなかがぷくっとして、かわいい。親のメダカが水面で口をパクパクさせています。「おなかがすいているのかな」。ホナちゃん、えさをやってみました。水面にえさをうかべると、メダカはパクパクとえさを食べ始めました。「赤ちゃんにもえさをやらないと」。ホナちゃん、赤ちゃんにもえさをやります。ところが…、赤ちゃんはえさを食べません。おなかがすいていないのでしょうか。
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生まれて2日目。今日はえさを食べるのでしょうか。えさをやってみると…、やっぱり赤ちゃんはえさを食べません。何も食べないでだいじょうぶなのでしょうか。3日目。生まれてからまだ何も食べていません。心配してえさをやり続けるホナちゃん。すると…、「食べた!」。ついに赤ちゃんがえさを食べました。次々にえさを食べています。これで安心。でも、どうして今までえさを食べなくてもだいじょうぶだったのでしょう。
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観察日記に、1日目、2日目、3日目のメダカの赤ちゃんを細かくスケッチしてありました。何かちがいがあるのかとスケッチをよく見ると…、おなか? おなかのあたりに注目してみると、1日目、2日目、3日目と、ふくらんでいたおなかがだんだん小さくなっていました。小さくなる? 小さくなる…小さくなる…。にたようなもの、どこかで見たような…。「植物!」。
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種の発芽を観察したとき、子葉がだんだんしぼんでいきました。子葉には養分がありました。メダカの赤ちゃんのおなかも、だんだん小さくなりました。赤ちゃんのおなかにも、きっと養分があったのです。
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今日もえさの時間。メダカは毎日元気に、よく食べています。そういえば、えさをやる人がいない池のメダカは何を食べているのでしょう。ホナちゃん、前にメダカを見た池にやってきました。池のメダカの様子を見ていると、メダカは池の底をつついています。何か食べるものがあるのでしょうか。
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そこで、公園を管理している人の許可をもらって、池の水をあみですくってみました。あみに何かひっかかったか、水槽(すいそう)の水の中に入れてみます。水の中を虫めがねでよく見ると、小さいものが動いていました。生き物です。池の中にはメダカよりもずっと小さな生き物がすんでいるのです。
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ケイソウ、ツリガネムシ、ワムシ、ミジンコ…。池で見つけた小さな生き物たち。その小さな生き物を、メダカが食べていました。