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オープニング
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オープニング

scene 01雨がふると川は
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強い風と、たくさんの雨をもたらす台風。雨がたくさんふると、川は…。

scene 02大きな「カーブ」の写真
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ホナちゃんがやってきたのは、多摩川(たまがわ)。東京都と神奈川県のあいだの、海に近い地点です。近くに、大きな三角形の石碑(せきひ)のようなものを見つけました。うら側には写真がはめこまれています。大きなカーブが見えますが、何の写真でしょう。

scene 03大きな災害を表していた 
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ホナちゃん、多摩川にくわしい人に、写真は何なのか聞いてみることにしました。すると、「昔、大きな災害があって、それを表しているものです」とのこと。大きな災害とは何でしょう。台風が来て川の水の量が増え、そのために多摩川がはんらんしたのだそうです。台風が来ると、たくさんの雨がふることがあります。その雨で、川の水が増えるのです。

scene 04多摩川のはんらん 
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多摩川がはんらんする前と、はんらんしたあとの写真を比べてみると、はんらんしたあとの川は、岸の一部がカーブになっています。このカーブ、石碑(せきひ)の写真と同じです。石碑の写真は、川がはんらんしたときの様子だったのです。

scene 05地面がけずられていった
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1974年9月、こうずいが起こったときの様子を見てみましょう。岸には、大きなカーブがあります。家がかたむいて川の中に落ちそうになっています。道路がある土手は、とちゅうからなくなっています。地面がけずられたのです。岸のカーブの部分には、もともと土地があったのでした。なぜこんな事が起こったのでしょうか? 雨で増えた水が、堤防(ていぼう)をこわし、地面をけずったのです。そして、19軒(けん)もの家があった土地が失われてしまいました。

scene 06川の水が増えると? 
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ホナちゃんがまた川原にやってきました。川がはんらんしたあたりです。ふだんの川はそれほど水の量は多くなく、おだやかに流れています。しかし大雨がふると、川の水が増えます。すると、水は、地面をけずってしまうほどの力になってしまう。大雨がふると、川はどう変わるのでしょう? 変化の様子を見てみます。雨がはげしくふり始め、川の水の量が増えてきました。すると、川は勢いを増し、流れは速くなり、その水の色は、にごっています。

scene 07大雨がふる前とふったあと
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雨がやんでから一週間、川の水はずいぶん減りました。大雨がふる前と、ふったあとを比べてみると、土地の様子が変わっています。川原に注目すると、石がなくなり、岸がけずられています。川の水が増えると、石やたくさんの土を流してしまうほどの大きな力になるのです。もし、川の水があふれたら…。今の土地の形は、どこもかしこも変わってしまうのでは!?

scene 08川は土地の形をかえる
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アメリカのグランドキャニオン。実は、ここはもともと平らな土地でした。川が、何万年もの長い年月をかけて、土地の形を変えていったのです。

ふしぎがいっぱい (5年)
大地をけずる水
流れる水には土地を浸食したり、石や土などを運搬したり堆積させたりする働きがあることを学ぶ。 増水によって土地の様子が大きく変化することを知る。
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水の力水の働き地形

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