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scene 01海の水は…
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海。海の水は、ただの水とはちがう。

scene 02白いしみは海の水のせい? 
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ホナちゃん、海にやってきました。ここは兵庫県赤穂(あこう)市。海の中はきれいな石がいっぱいです。ホナちゃん、海の中の石を集めだしました。夢中になっていると、うでにつけた黒いアーム・カバーが海の水でぬれてしまいました。しばらくして、ふと見ると、そばに置いておいた黒いアーム・カバーの一部に、白いしみがついています。何のしみでしょう。思い出してみると、さっき海でぬらしてしまったところです。この白いしみは、もしかして海の水のせい? 

scene 03海の水がかわくと…
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ホナちゃん、コップに海の水をくみ、よく見ますが、白くはないようです。黒いお皿に入れたら白く見えるのでしょうか。黒いお皿に入れてみましたが、やっぱり何も見えません。やがて夕方になりました。ふと気がつくと、黒いお皿に入れた海の水がかわいています。そして、白いつぶのようなキラキラしたものがついていました。このキラキラは何でしょう?

scene 04海水から塩を作る装置
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「キラキラ…、海の水…?」と考えながら歩いていると、ふしぎなものがありました。木の枝を重ねて積み上げたような、大きな装置(そうち)です。実は、これは海水から塩を作る装置。竹の枝を集めて作ってあります。この竹の枝に海水を上からかけると、海水は風にかわかされながら、水滴(すいてき)になって落ちます。この水を集めて、塩を作るのです。海の水に、塩…。ではあのキラキラは、塩?

scene 05海水をにつめて… 
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ホナちゃん、海水から塩をどうやって作るのか、見せてもらうことにしました。竹の枝を通ってきた海水を、大きな四角い釜(かま)に入れます。これを火でにつめてかわかすのです。火をつけてからおよそ2時間後。海水がにたってきました。どんどん湯気が出ています。ホナちゃんは考えました。「海水に塩が入っているとしたら、この湯気にも塩が入っているのでは? 塩が出ていっちゃう!」。大変! 湯気を集めないと。

scene 06湯気の中は水だけ
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塩作りの名人が、ぼうの先になべのふたをつけたものを持ってきてくれました。ふたを湯気にかざすホナちゃん。これで湯気を集められるのでしょうか。しばらくすると、ふたの内側に水滴(すいてき)がつきました。その水滴をコップに集めます。湯気を集めた水。中に塩は入っているのでしょうか? ホナちゃんがその水をなめてみると、全然しょっぱくありません。ただの水のようです。黒いお皿に入れ、かわかして確かめてみますが、かわいたあとに塩は出てきません。出ていく湯気は水だけ。塩は、釜(かま)の中に残っているのです。

scene 07塩の完成
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火をつけてから3時間後。湯気がどんどん出ていきます。水の表面がキラキラしてきました。キラキラしたこのつぶが、塩なのです。さらに、につづけると、水がどんどん減っていき、とうとう海水から出てきた塩が完成しました。この塩のつぶ、どうやってできたのか、顕微鏡(けんびきょう)で見てみると、小さなつぶが少しずつ大きくなってできていました。ホナちゃん、できあがった塩をなめてみて、「しょっぱい!」。

scene 08ボリビアの塩作り
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南アメリカ、ボリビアでの塩作りの様子。ほり起こしているのは、塩のかたまりです。ほったあとには、塩水がたまります。しばらくして、かんそうすると…、また塩ができました。

ふしぎがいっぱい (5年)
海の水って?
海水から塩を作る様子を通して、水溶液とは何か、捉える。
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水溶液とける食塩

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