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オープニング
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オープニング

scene 01磁石にすいよせられる砂鉄
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磁石(じしゃく)を砂鉄(さてつ)に近づけると、砂鉄は飛びつくように磁石にくっつきます。では、くぎにコイルをまいて電気を通したものを近づけると…?

scene 02鉄のごみをくっつけて運ぶ?
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ホナちゃんがやってきたのは、鉄のスクラップ工場。見ていると、大きなクレーンから、丸い円盤(えんばん)のようなものが、ゴミの上に下りてきました。すると、丸い部分に鉄のごみがくっつきました。次から次へ、ピタッ、ピタッとすいつくように鉄のゴミがくっつき、そのまま運ばれていきます。重い鉄骨(てっこつ)も、ピタッ。いともかんたんに持ち上げます。

scene 03ピタッとくっつけてパッとはなす
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ホナちゃん、バッグから磁石(じしゃく)を取り出しました。磁石は、はなれている砂鉄(さてつ)を引きよせてくっつけます。クレーンから下ろされた円盤(えんばん)にも同じように鉄がくっついていきます。ということは、あの円盤は磁石? ところが、鉄は、あるところまで運ばれると、円盤からパッとはなれて下に落ちました。ホナちゃん、今度はバッグから鉄の筆箱を取り出しました。筆箱は磁石にピタッとくっつきます。でも引っ張らないとはなれません。ピタッとくっつけて、パッとはなす…。この円盤“ピタッ パッ”って、いったい何?

scene 04電気を入れたり切ったりするスイッチ
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ホナちゃん、“ピタッ パッ”を作っているという工場にやってきました。「これがその機械ですよ」と見せてもらったのは、青い箱。これが“ピタッ パッ”のようです。箱の下には、鉄の板があります。工場の人が、青い箱を鉄板の上に下ろし、箱のレバーを回すと、鉄板がくっついて持ち上がりました。そしてレバーをもどすと、鉄板がはなれて落ちました。“ピタッ パッ”です! ホナちゃん、鉄板がくっついたりはなれたりするときに、箱のレバーを操作(そうさ)していることに気がつきました。このレバーは、電気のスイッチだそうです。

scene 05電流を流すと磁石に
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レバーは、電気のスイッチ。レバーの上にあるのは、電流を測るメーターです。レバーを操作(そうさ)すると、メーターの針(はり)が動きました。電流が流れるのです。レバーをもどすと、針がもどりました。電流が流れなくなったのです。電流を流さないと、箱を鉄の板におろしても鉄板はくっつきません。電流を流すと、箱に鉄板がくっつきました。磁石(じしゃく)になるかどうかの決め手は、電気!

scene 06鉄の棒のまわりのふしぎな輪っか
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電流を流すと磁石(じしゃく)になるとは、箱の中はどうなっているのでしょう。ホナちゃん、箱の中身を見せてもらいました。真ん中にある細長いもの。これは鉄でできています。そのまわりには、細い線のようなものがぐるぐると輪っかになっています。“ピタッ パッ”のヒミツ…、この輪っかがあやしい。ホナちゃん、輪っかを作るところを見せてもらいました。ぐるぐるまかれていたのは、「導線」でした。導線を300回以上もまきつけて、輪っかのできあがり。これを鉄の棒(ぼう)のまわりに置いて導線に電流を流すと、“ピタッ パッ”になるらしい。

scene 07これが“ピタッ パッ”
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鉄の筆箱で試してみましょう。導線に電流を流さないと…、筆箱はくっつきません。電流を流すと、筆箱は鉄の棒(ぼう)に引っ張られるようにして、ななめにくっつきました。ななめ立ったまま、たおれません。その状態で電流を切ると、筆箱は鉄の棒からはなれてたおれました。たしかにこれが、“ピタッ パッ”でした。

scene 08“ピタッ パッ”を作ろう
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ホナちゃんも、“ピタッ パッ”を作ってみることにしました。鉄のくぎに導線をまいた、ホナちゃんの“ピタッ パッ”。青い箱の中身と比べると、真ん中が鉄の棒(ぼう)、まわりにぐるぐるとまいた導線、どちらもしくみは同じです。ホナちゃんの“ピタッ パッ”に電池をつないで電流を流すと…。

ふしぎがいっぱい (5年)
電気で磁石?
電磁石のコイルに電流を流し、電流の向きと電磁石の極に関係があることに気づく。
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