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オープニング
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オープニング

scene 01卵の白身と黄身は
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卵(たまご)。白身と黄身でできています。熱を通すと…、白身も黄身も固まっていきます。

scene 02“トロリン卵”を作ろう!
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ホナちゃん、朝食の準備をしています。作ろうとしているのは、前に温泉(おんせん)で食べて大好きになった卵(たまご)。白身は、固まらずにトロッとしています。黄身は、固まっていますがトロ~リとやわらかい状態。名づけて、“トロリン卵”。ホナちゃんのレシピでは、『お湯でゆでる』?

scene 0310分ゆでてみると…
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さっそく、トロリン卵(たまご)作りに挑戦(ちょうせん)! ふっとうしているお湯に卵を入れます。ゆでる時間は、とりあえず10分。うまく行くかな? ホナちゃん、ゆで上がった卵をわろうとしますが、うまくわれません。白身がすっかり固まっていました。切ってみると、黄身も固すぎ。ゆですぎたようです。

scene 041分では? 5分では?
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もう一度挑戦(ちょうせん)! ゆですぎないように、今度は1分。ところが、わってみると、白身と黄身、両方固まっていません。三度めの挑戦、ゆで時間は5分。白身はもう固まっていました。黄身は…まだ固まっていません。どうやっても、トロリン卵(たまご)とはちがっています。

scene 05ひみつは温度?
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どうして失敗したのでしょう。温泉(おんせん)での作り方は、卵(たまご)を温泉のお湯の中につける、それだけでした。ホナちゃんの作り方とのちがいは? 思い出してみると、温泉のお湯はふっとうしていません。トロリン卵、作り方のひみつは…、温度?

scene 06おふろと同じくらいの温度で
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トロリン卵(たまご)作り、パート2! めざすのは、“白身はトロッとして固まっていない。黄身はやわらかく固まっている”。温泉(おんせん)の温度はおふろと同じくらいのはず。40℃にしてみましょう。時間は、5分。お湯の温度が下がらないように、なべをタオルとカバーで包みます。5分後、わってみると…、生のままでした。時間が短かったのでしょうか。時間を10分にすると…、やっぱり生のままです。まだ時間が短いのでしょうか。15分おいても結果は同じ。40℃だと白身も黄身も固まらないようです。

scene 07ついに“トロリン卵”! 
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100℃だと熱すぎ、40℃だとぬるすぎ。では80℃でやってみます。5分後、わってみると、白身は白くなっていました。でも固まっていません。黄身も固まっていません。失敗! では、80℃で10分。白身はトロッとしてまだ固まっていません。黄身もまだ固まっていません。でもスプーンで黄身をすくってみると、少し固まり出しているようです。もう少し温めたら、白身と黄身、どっちが先に固まるかな? そこで、80℃で15分。白身はトロッとして固まっていません。黄身はやわらかく固まっています。トロリン卵(たまご)、ついに完成! 

scene 08白身と黄身の固まる温度
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どうして、外側の白身より、内側の黄身のほうが先に固まったのでしょう。白身と黄身を分けて、同じ条件で調べてみます。トロリン卵(たまご)ができた80℃で、白身と黄身を温めます。5分後、まだ、白身も黄身も固まっていません。10分後、黄身は固まりました。白身はトロッとしていますが、固まっていません。15分後、白身はまだ固まっていません。トロリン卵ができた“80℃・15分”では、白身は固まらないのです。実は、トロリン卵を作っていた温泉(おんせん)のお湯も、温度はいつも70~80℃くらい。だからうまく作れるのです。

ふしぎがいっぱい (5年)
料理は科学!
理科で学んだことが日常生活の中で様々な形で活用されていることを知る。
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