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オープニング
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オープニング

scene 01暑い夏が終わって
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春から夏になると…。気温が上がって暑くなり、里山は緑でいっぱいになりました。セミ、いろいろなチョウ、カナブン、カブトムシ…。見られる虫の数や種類もふえていました。ヘチマもぐんぐんのびて葉をいっぱいしげらせ、花もさかせました。その暑い夏が終わって、今は秋。生き物の様子は…?

scene 02秋、里山に変化 
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10月。ひとみちゃんが、また里山にやって来ました。イネを見ると…、実っています。カキの実も色づいていました。クリも、ドングリも実っています。秋になるといろいろな植物が実をつけるんですね。田んぼの上を飛ぶ2ひきの赤トンボ。田んぼの土の中にたまごを産んでいました。草むらではカマキリがおしりからあわを出して、草にたまごを産みつけています。

scene 03ヘチマにも変化 
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春から観察しているヘチマはどうなったのでしょう。いっしょにヘチマを植えた農家のおじさんに案内してもらうと、葉が少しかれていました。実も、色が変わって茶色くなっています。このヘチマ、夏からどんなふうに変わってきたのでしょう。6月、家の屋根にとどくほどのびたヘチマ。7月になって暑くなると、葉がしげって花がたくさんさきました。8月、花がさいたあとにできた実は大きく育ちました。そして暑い夏が終わって、秋。葉や実は茶色くなりました。秋になると植物や動物の様子が変わるんですね。

scene 04葉の色が変わるのは“秋のサイン”
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ひとみちゃん、温度をはかってみました。今の気温は24℃。晴れた日の同じ時刻(じこく)の気温のグラフを見ると、気温は春から夏にかけて上がっていき、秋になると下がっていました。もっと気温が下がると生き物はどうなるのでしょう。するとおじさんが、友だちから来たはがきの写真を見せてくれました。真っ赤なモミジと山の写真です。群馬県の谷川岳(たにがわだけ)だそうです。これが“秋のサイン”だとおじさんは言いました。緑だった葉が赤くなるのです。里山ではまだ木の葉は緑なのに、どうしてでしょう?

scene 05山のふもとの木の葉は緑
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ひとみちゃんは谷川岳のほうが寒いと予想。調べてみることにしました。車で谷川岳に向かいます。谷川岳のふもとに着いてさっそく気温をはかると、20℃。里山の農家のおじさんのところよりちょっとすずしい気温です。でもあたりの木の葉の色は…、緑のまま。写真にあったのと同じ形の葉を見つけましたが、やっぱり緑です。双眼鏡(そうがんきょう)で山の上のほうをよく見ると、葉の色が変わっているようです!

scene 06葉の色の変化と気温の関係…?
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ひとみちゃん、ロープウェイで山の上をめざします。上のほうの葉の色はどうでしょう。山の上の駅に到着(とうちゃく)。あたりを歩いて赤い葉をさがすと…、少し色の変わった葉があります。赤い葉も…、ありました! 写真にあったのと同じ形、モミジの葉です。山の上の気温をはかると、13℃。ふもととくらべると7℃も低い気温です。葉の色が変わることと、気温、どうやら何か関係があるようです。

scene 07「これも秋のサイン」 
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「山の上、秋のサインがいっぱいでしたよ!」。ひとみちゃんがおじさんに報告(ほうこく)しました。するとおじさんは、茶色くなった大きなヘチマの実を取り出しました。ふると「シャカシャカ」と音がします。「これも秋のサイン」と言うとおじさんは、実の中身をひとみちゃんの手の中に流しこみました。「ザラザラザラッ」。ヘチマの種です。いっぱい出てきました! 

ふしぎがいっぱい (4年)
秋になると…?
秋の植物や昆虫の様子を観察し、春や夏との違いを季節変化の中でとらえる。
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