チャプターあらすじを読む
オープニング
ないようを読む

(オープニングタイトル)

scene 01季節によって変わる天気
ないようを読む

暖かい日と寒い日が交互にやってくる春。雨模様の日が続く、梅雨。晴天続きの、暑い夏。晴れたり曇ったり、天気が変わりやすい秋。寒くて、日本海側では雪の日が多くなる冬。季節によって天気が変わるのはなぜでしょう。

scene 02日本周辺にある三つの気団
ないようを読む

大陸や海の上でできる、温度や湿度が似通った空気のかたまりを、「気団」といいます。日本付近には、三つの大きな気団があります。主に冬の天気に影響するのが、「シベリア気団」。冷たく乾燥した気団です。夏の天気に影響するのが、暖かく湿った「小笠原気団」。そして、梅雨や秋雨の原因の一つになるのが、「オホーツク海気団」。冷たく湿った気団です。日本の季節ごとの天気には、この三つの気団が関係しています。

scene 03変わりやすい春の天気
ないようを読む

春。日本列島の付近では、シベリア気団、小笠原気団、オホーツク海気団、どれも勢いがありません。春の天気に影響するのは、西から東へ流れる上空の風、「偏西風」です。この偏西風によって、高気圧と低気圧が西から東へ交互に通過するようになります。高気圧に覆われたときは、おだやかな晴天に恵まれ、暖かくなります。一方、低気圧が近づくと、曇りや雨になり、気温が下がります。このように、春の天気は変わりやすいという特徴があるのです。

scene 04気団のあいだで停滞する梅雨前線
ないようを読む

5月から7月にかけて、日本列島は、北海道をのぞいて梅雨に入ります。北の冷たく湿ったオホーツク海気団と、南の暖かく湿った小笠原気団が、日本列島付近でぶつかります。この時期、この二つの気団は勢力がほぼ同じであるため、気団のあいだに停滞前線ができ、ほとんど動きません。これが「梅雨(ばいう)前線」です。梅雨前線付近では帯状の雲が広がり、雨の多いぐずついた天気が続きます。

scene 05高温多湿で晴れが多くなる夏
ないようを読む

夏。太平洋高気圧が成長し、日本列島は暖かく湿った小笠原気団に覆われます。このため、高温多湿で、晴れの日が多くなります。また、夏特有の季節風、南寄りの風が吹くのも特徴の一つです。

scene 06気団のあいだにできる秋雨前線
ないようを読む

秋。小笠原気団の勢いが弱まると、オホーツク海気団とのあいだに「秋雨前線」といわれる停滞前線ができます。このため、雨の降りやすい日が続きます。秋雨前線がなくなると、高気圧と低気圧が、交互に日本列島を通過するようになります。また、小笠原気団が弱まったため、台風が接近することが多くなるのも、秋の天気の特徴です。

scene 07西高東低の気圧配置が雪をもたらす冬
ないようを読む

冬のシベリアでは高気圧が成長し、冷たくて乾燥した空気のかたまり、シベリア気団が発達します。北海道の東で低気圧が発達すると、“西高東低”の気圧配置となり、北西の季節風が吹くようになります。このとき、大陸から運ばれた冷たい空気が、日本海から立ち昇る水蒸気を含んだ空気を冷やし、雪雲ができます。この雲が、日本列島の高い山を乗り越えようとするときに発達し、日本海側に多くの雪を降らせます。また、山を越えた空気は、水蒸気が少ないため、太平洋側は乾燥した晴れの天気が続くのです。

scene 08土と水の対照的な性質
ないようを読む

海に面した地域では、昼は海からの風「海風」が吹き、夜は陸からの風「陸風」が吹きます。どうして風向きが変わるのか実験してみましょう。陸に見立てた土と、海に見立てた水。温度はともに17.9℃です。この二つを、太陽に見立てたライトで同時に暖め、温度の上がり方を見ます。すると、土の温度が先に上がり始めました。1分後、水の温度がようやく上がりました。土は、水よりも暖まりやすいのです。温度の下がり方を見ても、先に温度が下がったのは土です。土は、暖まりやすく冷えやすい。水は、暖まりにくく冷えにくいという性質があるのです。。

scene 09海風・陸風のしくみ
ないようを読む

土と水に温度差があるとき、どのように空気が流れるのか見てみましょう。水槽の中に土と水を離して置きます。土が水より暖かいときはどうでしょう。空気の流れがよくわかるように、線香の煙を入れると、暖かい土の上に上昇気流、冷たい水の上には下降気流ができています。このとき、冷たい水のほうから暖かい土のほうへ空気が流れているのがわかります。これが海風にあたります。水が土よりも暖かいときは、暖かい水の上に上昇気流、冷たい土の上に下降気流ができ、冷たい土から暖かい水のほうへ空気が流れます。これが陸風にあたります。

scene 10日本の天気に影響を与える季節風
ないようを読む

これと同じようにして季節風も吹きます。日本列島はユーラシア大陸と太平洋にはさまれています。夏は大陸のほうが暖まりやすいので、大陸上に上昇気流ができ、日本には南寄りの季節風が吹きます。冬は逆で、北西からの季節風が吹きます。こうして吹く季節風が、日本の天気に影響を与えているのです。

10min.ボックス  理科2分野
日本の気象
天気図や気象衛星画像などから、大気の動きや海洋の影響を受けている日本の気象を理解する。
関連キーワード:
日本気象四季季節