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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01 野原の虫を見てみよう
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「ふしぎだいすき」のみんなが、「虫! 虫!」、「この前も見たね」、「ほかにもいるらしいよ」と話しています。もっともっと虫を見てみましょう。野原に夏が近づいてきました。緑の草が生いしげり、かわいい花もさいています。虫たちも元気に歩きまわっています。草むらに、ぴょんぴょんとびはねる虫がいます。トノサマバッタです。大きさは5cmほど。力づよく大空へジャンプするバッタたち。バッタは野原のスーパースターです。

scene 02バッタの体はどんなふう?
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トノサマバッタの体を見てみましょう。顔には大きな二つの目のほかに小さな目が三つ、合わせて五つの目があります。草むらは昼間でもところどころ暗いので、よく見えるようにたくさんの目を持っているのです。顔の下のほうには口があります。バッタはイネやススキの葉っぱが大すきです。毎日、自分の体重と同じくらいの葉を食べています。もう一つバッタの体で目立つのは、大きな足です。この大きな足で大ジャンプ。いっしゅんで敵(てき)からにげ、身をかくします。バッタの体ってうまくできているんですね。

scene 03バッタはどうやって大きくなる?
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チョウは、アオムシがさなぎを作り、その中で大人のチョウに変身(へんしん)しました。バッタはどうでしょう。秋に土の中にうみつけられたたまごから、春になるとバッタの赤ちゃんが出てきます。皮をぬぐと、大きな目と足があります。羽はありませんが、形は成虫(せいちゅう)とほとんど同じです。幼虫(ようちゅう)は皮をぬぐたびに少しずつ大きくなり、生まれてからおよそ一ヵ月、5回目に皮をぬぐと、大きな羽を持った大人のバッタになりました。バッタは、チョウとちがって、さなぎにならずに成虫になるのです。

scene 04バッタのかんさつをしみてよう
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バッタのかんさつをしてみましょう。まず、バッタをつかまえます。バッタがいるのは、ススキなどが生えている草むらです。バッタの幼虫(ようちゅう)は草を食べていることが多いので、草むらで虫とりあみをふりまわしてみましょう。バッタをつかまえたら、水槽(すいそう)などに入れます。えさには、ススキなどの葉を入れましょう。中がかわいてしまわないように、水もふりかけて入れてやります。えさと水をきちんとやっていれば、バッタたちは長生きします。皮をぬいで大きくなっていくようすがかんさつできますよ。

scene 05バッタとチョウの同じところは?
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バッタの体は、目や口がある「頭」、足が出ている「むね」、たくさんの節(ふし)がある「はら」の三つに分かれています。むねには、右に3本、左に3本、合わせて6本の足があります。ふだんはたたまれている羽を広げてみると、4まいあるのがわかります。チョウの体も同じつくりです。「頭」、「むね」、「はら」の三つに分かれた体。6本の足。そして4まいの羽。こうした体のつくりを持つ虫を、「昆虫(こんちゅう)」といいます。コガネムシ、アリ、ハチ、トンボ、カマキリ…、形はさまざまですが、みんな昆虫です。

理科3年 ふしぎだいすき
さがせ!野原の虫
身近な昆虫を観察し、住みかと食べ物の関係を考える。また昆虫には、サナギになるものとならないものとがあることを知る。

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