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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01カブトムシの体を見てみよう 
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夏の森にはどんな虫がいるのでしょう。おなじみのカブトムシがいました。頭には、りっぱなつのがあります。つのがないのはメスです。つののつけ根には、目、しょっかく、そして、茶色いふさふさしたブラシのような口があります。大きな体をささえる足には、先に2本のつめがあります。足は6本ですが、はらからも足が生えているようです。こん虫(ちゅう)は、むねの部分から6本の足が生えているはずでした。じつは、カブトムシは足の生えている部分がむねで、足よりもうしろがわが、はらなのです。

scene 02カブトムシの体のひみつ? 
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カブトムシは、どうしてあんな体をしているのでしょう。カブトムシは、おもに夜に活動します。夜の森の木のみきには、カブトムシがたくさん集まっています。カブトムシは木登りがじょうずです。足のつめは、木のみきにしっかりとひっかけるためです。カブトムシは、木のあまいしる、「じゅえき」が大こうぶつです。ブラシのような口は、じゅえきをうまくなめるためのものでした。ときにはオスどうしでけんかが始まります。大きなつのは、たたかうときのぶきになるのです。

scene 03カブトムシはどうやって大きくなる?
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カブトムシはどうやって大きくなるのでしょう。くさったクヌギの木の中を見ると、カブトムシのよう虫(ちゅう)がいました。よう虫は大きなあごで木をかみくだきます。木の中にあったぼろぼろのくずは、全部よう虫が食べたあとでした。夏のはじめ、だっぴをしたよう虫はさなぎになります。オスはこのとき、つのがどんどんのびます。さなぎになって半月ほどで羽化(うか)が始まります。うすいさなぎの皮をぬいでせい虫(ちゅう)が出てきます。はじめは白くてやわらかな前羽(まえばね)も、やがて茶色くてかたい羽になります。

scene 04虫の口の形もいろいろあるよ 
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虫たちの食事をのぞいてみましょう。野原にいるトノサマバッタは、大きなあごでむしゃむしゃと草をくいちぎります。森の虫はどうでしょう。じゅえきに集まってきたオオムラサキの口は細長くて、いつもはくるくるとまかれています。中がストローのようになっているこの口で、たまったじゅえきをすいます。ヤマグワの葉っぱやえだの上にいるチャバネアオカメムシは、はりのような口を持っています。このとがった口先をくきや葉につきさして、しるをすいます。虫たちの口は、それぞれの食べものに合った形をしているのです。

scene 05こん虫ではない虫もたくさんいる!
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森にはいろいろな虫がいます。石の下にはダンゴムシがいました。ダンゴムシのよう虫(ちゅう)もいました。小さくて白いけれど、おとなと同じ形をしています。ダンゴムシは森の落ち葉や死んだ虫などを食べてくらしています。ダンゴムシは、だっぴをくりかえして大きくなるところは、チョウやバッタ、カブトムシなどのこん虫(ちゅう)とにています。でもよく見ると、足がたくさんあります。足の数が6本ではないので、ダンゴムシはこん虫ではありません。足が8本のクモや、ムカデも、こん虫ではないしゅるいの虫です。

理科3年 ふしぎだいすき
たんけん!なつのもり
林の身近な昆虫を観察し、昆虫の住みかと食べ物の関係を考える。また、昆虫に分類されないムシの決まりを知る。
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