チャプターあらすじを読む
オープニング
ないようを読む

(オープニングタイトル)

scene 01冬の森の生きものは…
ないようを読む

葉がかれてしまった冬の森。虫たちはどこへ行ったのでしょう。森の中に落ちているくさった木の中を見ると、クワガタの幼虫(ようちゅう)がいました。土の中にはカブトムシの幼虫がいます。あたたかい木の中や土の中で冬をこすのです。木のえだにはエダシャクの幼虫がいました。えだのふりをして冬をすごします。草むらをよくさがすと、ツチイナゴがじっと春をまっていました。石の下にはカエルがいます。森ではいろいろな生きものたちが、それぞれくふうして、寒い冬にそなえているのです。

scene 02テントウムシの冬ごし
ないようを読む

春から秋にかけて、野原や畑にたくさんいたテントウムシ。秋のおわりごろ、テントウムシはさかんに動きまわります。むれを作って空をとぶのです。冬になると、野原ではテントウムシを見かけなくなりました。木のえだをさがしても見当たりません。でもよくさがすと、木のみきにびっしり集まったテントウムシたちがいました。みんなで集まって、寒い冬をすごすのです。

scene 03カマキリのたまご
ないようを読む

冬の野原のかれ草に、あわのようなものがくっついていました。中にはまんなかにつぶがいっぱいつまっています。春になって出てきた幼虫(ようちゅう)を見ると、カマキリでした。カマキリは何度もだっぴをくりかえして大きくなります。8月ごろ、さいごのだっぴを終えて成虫(せいちゅう)になります。冬に見つけたあわのようなものは、カマキリのたまごでした。秋になるとほかのこん虫をたくさん食べて、たまごをうみます。カマキリは、たまごのすがたで春をまつのです。

scene 04チョウの冬のすごし方
ないようを読む

春、夏、秋と、たくさんいたきれいなチョウも、冬になるとほとんど見かけません。木にくっついているモンシロチョウのさなぎを見つけました。さなぎで冬をすごすのです。落ち葉の中をさがすと、地面の上でねているチョウがいました。ヒオドシチョウです。これは成虫(せいちゅう)のすがたのままで冬をこします。木の根元のかれ葉の下にはオオムラサキの幼虫(ようちゅう)がいました。かれ葉とにた色になって、目立たないようにしています。同じチョウでも、いろいろな冬のすごし方があります。

scene 05ミノムシの、みの作り
ないようを読む

冬の森で、何かぶらさがっているものを見つけました。ミノムシです。ミノガというガの幼虫(ようちゅう)です。かれ葉やえだなどを体にくっつけて、みのにしています。ミノムシの着せかえをしてみましょう。みのをていねいに切りひらいて取り出した幼虫を、小さく切ったおり紙や毛糸といっしょにおいておきます。口から糸をはいて、体にどんどんくっつけていきます。2、3日すると、おり紙や毛糸で作った新しいみのをまといました。いろいろなものでためして、ミノムシがみのを作る様子をかんさつしてみましょう。

理科3年 ふしぎだいすき
たんけん!ふゆのもり
冬の身近な昆虫を観察し、どこで何をしているのか、観察のための視点を与える。また、冬越しのための工夫や知恵を知る。
関連キーワード:
冬越し幼虫カブトムシ

クリップ

教材きょうざい資料しりょう

教材・資料(先生向け)

配信はいしんリスト

今年度こんねんど放送ほうそう

その放送ほうそう