チャプターあらすじを読む
オープニング
ないようを読む

(オープニングタイトル)

scene 01バオバブ・シティの名探偵モンパン
ないようを読む

ここは、のどかなのどかなバオバブ・シティ。この町にはうでききの探偵(たんてい)がいます。それが、名探偵モンパンです。そのモンパンに、「いつも静かな池にカエルを大量によび寄せてやった。もとにもどしてほしければ、オレ様の指示(しじ)にしたがえ!」というきょうはく電話がかかってきました。天才犯罪者(てんさいはんざいしゃ)ズッコーピオからでした。さっそく、モンパンの優秀(ゆうしゅう)な助手クロッピが、コンピュータで様子を調べてみます。

scene 02池じゅうカエルだらけに!
ないようを読む

見ると、池じゅうにカエルがたくさんいて、たいへんなことになっています。雑木林(ぞうきばやし)の近くにあるこの池は、ふだんは静かで、生き物も特にいないようです。それが、春先のある夜、池の中にたくさんのカエルがあらわれました。ヒキガエルです。ふだんは静かな池が、なんと50ぴき以上のヒキガエルでうめつくされてしまいました。カエルは、春先のある日、とつぜんあらわれたのです。

scene 03カエルは食べ物を取りに集まった?
ないようを読む

これはたいへん! どうやってこんなにたくさんのカエルを集めたのでしょう。えさで集めたのかなとモンパンが言うので、ヒキガエルが何を食べているのか観察してみます。昼のあいだ、カエルはじっとしていて何も食べていないようです。夜、カエルは池の中を元気に泳いでいます。でも、やはり何かを食べている様子はありません。カエルの食べ物は地面をはっている虫などの生き物です。今は、まだ虫が少ない春先。カエルたちは食べ物を取りに集まったのではありませんでした。

scene 04たまごを産むために池に集まっていた!
ないようを読む

ヒキガエルには、体の大きなものと小さなものの2種類がいます。大きいのがメスで、小さいほうがオスです。オスは、メスを見つけると背中(せなか)に乗り、しっかりとつかまえてはなしません。オスの数はメスの数倍。メスをうばい合って勝ったオスだけが、メスとペアになることができるのです。メスのおしりから、ひものようなのものが出てきました。じつはこれ、ヒキガエルのたまごです。ひもの中にある黒いつぶ。その一つひとつが、やがてオタマジャクシになります。カエルはたまごを産むために池に集まっていたのでした。

scene 05産卵のために、生まれた池にもどってくる!
ないようを読む

なぜいま、池に来てたまごを産むのでしょう。ヒキガエルのくらしを調べればいいと、モンパンが言います。ヒキガエルは、ふだんは林の中でくらしていますが、自分が生まれた池にもどって産卵(さんらん)する習性(しゅうせい)があります。そのため、春に冬眠(とうみん)から目ざめると、あたりの林からいっせいに池に集まってくるのです。そしてたまごを産むとすぐ、林へもどっていきます。ズッコーピオは、カエルが池から林に帰ってしまったので、「オレ様をコケにするとは、ゆるさん!」とすてゼリフを残して去っていくのでした。

scene 06ふしぎ映像研究所~タンポポ&つくし
ないようを読む

モンパン探偵(たんてい)のところへ、ふしぎ映像(えいぞう)研究所から、春の特だね映像がとどきました。春の植物が生長する様子を時間をちぢめて見た映像です。まずは、野原でさくタンポポ。日中は開き、夕方になるととじてしまう花が、2週間ほどたつと綿毛(わたげ)になり、風にふかれてたねを飛ばします。次は、土から顔を出したつくし。ぐんぐん背(せ)がのびて、先のほうにある六角形の部分がわれて胞子(ほうし)を出します。つくしは、この胞子を飛ばしてふえます。春は変化の季節なのです。

scene 07まだまだふしぎファイル~モリアオガエル
ないようを読む

理科4年 ふしぎ大調査
カエル大発生のなぞ~春がやってくる~
早春の雑木林に春のきざしを発見し、このあと、生き物のようすがどう変化するか予想する。

クリップ

教材きょうざい資料しりょう

教材・資料(先生向け)

配信はいしんリスト

今年度こんねんど放送ほうそう

その放送ほうそう