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オープニング
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scene 01サクラの葉が急にかれ始めた!
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「最近(さいきん)、急にすずしくなってきましたねぇ」とクロッピがモンパンと話していると、犬のおまわりさんから電話です。「まだ事(じ)けんなのかどうかわからないのですが、公園のサクラの葉が、急にかれ始めたんです」。えいぞうで見ると、たくさんの落ち葉と、色のかわりかけた木の葉が見えます。どうして急にかれ始めたのでしょうか。温度に関係(かんけい)がありそうだとモンパンが言います。暑いときは生いしげっていた葉っぱも、温度が下がるとかれてしまうというのです。さっそく、クロッピが調べてみます

scene 02温度がひくくなると木の葉はかれる?
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温度は、木の葉がかれるのに関係(かんけい)があるのか、2本のサクラの木のかたほうだけをひやして実験(じっけん)してみます。れいぼうそうちからのつめたい空気を、とうめいなケースに入れたサクラだけに送ります。しばらく様子を見ると、ひやされたサクラのほうが、早く葉が落ちています。モンパンの言うとおり、温度がひくいと、木の葉はかれて落ちやすくなるようです。最近(さいきん)急に寒くなったことが、げんいんのようでした。では、ヘチマはどうなっているのでしょう。

scene 03秋のヘチマのようす
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5月に植えたヘチマのなえは、ぐんぐん生長して8月にはせたけも校しゃの4階にとどくほどになりました。しかし、9月になってすずしくなると生長は止まります。葉の生長が止まったあとも実はどんどん大きく育ち、葉がかれ始める9月の終わりには、実は40cmほどにもなりました。その実もやがてかれます。かれた実の下の部分をはずすと、中からたくさん種(たね)が出てきました。来年、この種を植えればまたヘチマを育てることができます。ヘチマは種をのこすことで、寒い冬をこえるじゅんびをしているのです。

scene 04来年のじゅんびをしているサクラ
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サクラの木も、秋になってすずしくなると、夏に青々と生いしげっていた緑の葉が少しずつ色づき、落ち始めます。えだの先をよく見ると、新しい芽(め)が出ています。秋のサクラには、来年の春に花をさかせる芽が育っていました。ヘチマもサクラも、秋のうちから来年のじゅんびを始めているのです。バオバブシティをふるえあがらせるためにズッコーピオが作っていた「きょうふの大れいぼうそうち」は、最大(さいだい)パワーで運転したので、熱(あつ)くなってあたたかい空気が出てきました。大失敗(しっぱい)です。

scene 05ふしぎえいぞう研究所~ドングリにやってくるこん虫~
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ふしぎえいぞう研究所から秋のふしぎえいぞうがとどきました。かれ葉が目立ち始めるころ、ぞう木林の木々は実をつけます。コナラの木にはどんぐりがなりますが、そのどんぐりを目当てにやってくる虫がいます。長い口を持ったゾウムシの仲間(なかま)です。口の先にあるじょうぶなあごで、どんぐりのやわらかい部分にあなを開けます。ゾウムシが地面に落としたどんぐりをよく観察(かんさつ)すると、開けたあなの中にたまごをうんでいました。秋には、植物の実りを利用(りよう)するこん虫たちもあらわれるのです。

scene 06まだまだふしぎファイル~秋に色づく葉~
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秋が深まると、緑色だった葉が黄色や赤い色にかわり、林の中はきれいに色づきます。どうして葉に色がつくのでしょうか。緑色の葉を切って切り口をかく大して見ると、葉の中にある緑色の小さなつぶがたくさん見えます。このつぶがあるので葉が緑色に見えます。赤く色づいた葉を同じように切り口をかく大して見ると、緑色のつぶは色がうすくなり、のこりの部分は赤い色になっています。この小さなつぶの色がかわることで、葉全体の色がかわって見えるのです。

scene 07じぃーっと観察日記~秋のツバメ
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夏のはじめ、飛(と)び方をおぼえたばかりの子ツバメたちは、夜になると巣(す)にもどっていました。しかし、夏の終わりには、夜になっても巣はからっぽです。ツバメはどこへ行ったのでしょう。イネが実った田んぼにツバメたちがいました。田んぼのまわりの虫を食べているようです。自分でえさをとれるようになったツバメたちは集まってくらし、夜になると川原のアシという植物のあいだでねむります。でも、それも秋のはじめのころまで。寒くなるにつれて、南の国へわたっていきます。

理科4年 ふしぎ大調査
葉をからすのはだれだ~秋の植物とこん虫~
夏からの植物や昆虫の変化を、秋の温度と関係づけ、枯れる植物は種や実を作ることに気づく。
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