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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01白鳥のヒナが見当たらない?!
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毎年冬が近づくと、日本各地の湖や川にあらわれるわたり鳥。なかでも大きくて目立つのが、白鳥です。寒い北の国から5万羽をこえる白鳥が、すごしやすい日本にやってきて冬をこします。その白鳥のヒナを、ズッコーピオは食べてしまおうとしています。ところがヒナが見当たりません。ズッコーピオは白鳥のヒナを守る人のふりをしてモンパンに電話をし、ヒナがどこにいるのかたずねました。それを知らずにモンパンは、白鳥の食べものを調べればヒナのいる場所がわかるのでは、と教えてしまいます。

scene 02白鳥はどんなものを食べている?
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湖の白鳥を観察すると、さかだちをするように首を水の中へ入れ、水草の根元をつついています。白鳥は、水草の根元にあるやわらかい新芽を食べていました。たくさんの白鳥が集まると水草だけでは足りません。そこで、水辺をはなれて食べものをさがしに出かけます。白鳥たちがやってきたのは田んぼです。白鳥たちはイネかりのすんだ田んぼの土をつついています。そのイネの根元を調べると、落ちたもみがありました。これを食べていたのです。冬の水辺や田んぼには、白鳥の食べものがたくさんありました。

scene 03ヒナは日本にはいない?
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白鳥が何を食べているかはわかりましたが、やっぱりヒナはいないようです。ズッコーピオからの電話でそれを聞いたモンパンは、ヒナは日本にはいないのだ、とひらめきました。ツバメが日本でヒナを育ててから南の国へわたっていったように、白鳥も北の国でヒナを育ててから南にある日本にわたってくるから、日本にはヒナがいない、というのです。さっそくクロッピが調べてみます。

scene 04春から夏の子育て
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白鳥は、いつどこでたまごを産み、ヒナを育てるのでしょうか。日本にやってきたコハクチョウに首輪をつけて、調査(ちょうさ)が行われました。春、首輪をつけたコハクチョウは、日本から4000km北にあるシベリア地方で見つかりました。コハクチョウは5月から6月にかけてたまごを産み、ひと月ほどでヒナがかえります。ヒナは生まれて2、3日で泳ぎはじめ、3ヵ月ほどで飛べるようになります。9月になるとシベリアは寒さで食べものがなくなるので、南へ向けて家族そろって飛び立つのです。

scene 05まだまだふしぎファイル~体で合図
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白鳥たちは、体の動きで合図をしあって行動しています。泳ぎながら首をのばしたりちぢめたり、まるでリズムをとっているように動くことがあります。体の重い白鳥は飛び立つのに助走が必要なため、これは、そろって飛び立つための合図でした。大きく羽を広げて鳴くのは、おこっていることを知らせるしぐさです。2羽の白鳥が、うなずくような首の動きをくりかえしています。声を上げて鳴いていますが、けんかをしているのではありません。これは、白鳥のカップルが愛情(あいじょう)をたしかめ合っているのです。

scene 06「マネシテミィ」~冬の野鳥をさがそう
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モンジイが、身近な冬の野鳥のさがし方を教えてくれます。冬、川べりに行くと、いろいろな鳥が見つかります。川の中の島のようになっている中州(なかす)は、ほかの動物におそわれるきけんが少ないので、小さな鳥たちがよく来ています。中州の近くには、ユリカモメやヒドリガモなどの大きな鳥もやってきます。川岸の木のてっぺんでは、するどい声で鳴くモズが自分のなわばりを見はっています。中州があるような川に行くと、冬の鳥はかんたんに見つかります。どんな鳥がいるのか観察してみましょう。

理科4年 ふしぎ大調査
白鳥のヒナはどこ?~冬鳥がやってきた~
白鳥やガン、カモなど、冬の渡り鳥のくらしを、季節の変化と関係づけて観察する。

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