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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01みんなのステーキがやけない!
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今日は、バオバブ王家のけっこん式。王子がプリンセスをむかえるおめでたい日です。モンパンとクロッピもパーティにしょうたいされています。いっぽう、パーティによばれなかったズッコーピオは、おこってステーキ用のオーブンをぬすんでいきました。のこされたのは鉄板とガスバーナーが1こだけ。たくさんのお客さんにステーキをやかなければいけないのにどうしたらいいのか、シェフはこまっています。するとモンパンは、「ガスバーナー1こでも鉄板はあたたまるのでは?」と言いました。

scene 02小さな火でも熱は全体につたわる
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ガスバーナーの小さな火で、大きな金ぞくの板をあたためることができるのでしょうか。鉄の板の上に、ろうで台を作ったぼうを一面に立て、板を真ん中から熱(ねっ)してみます。真上から見ると、まず、ほのおの真上にあるぼうのろうが熱でとけてたおれ、その後、ぼうは板の真ん中に近いほうからたおれていきます。金ぞくの板は、ほのおに当たっている部分から、はしに向かってじょじょにあたためられていくようです。ガスバーナーの小さな火でも、時間をかけて熱しつづければ、金ぞくの板全体に熱がつたわるのです。

scene 03金ぞくの種類による熱のつたわり方
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金ぞくの種類(しゅるい)によって、熱(ねつ)のつたわり方にちがいがあるのでしょうか。鉄、どう、アルミニウム、ステンレスで調べてみます。4種類の金ぞくを同じ大きさ、同じあつさにそろえ、同じように熱します。とくしゅなカメラで見ると、あたたまり方にちがいがあることがわかります。いちばん速く板全体があたたまったのは、どうです。次はアルミニウム。その次が鉄。最後(さいご)まで熱がつたわらなかったのは、ステンレスでした。金ぞくは、種類によって熱のつたわる速さがちがうのです。

scene 04まだまだふしぎファイル~金ぞくの形
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金ぞくの形によって熱(ねつ)のつたわり方はどうかわるのでしょうか。温度が高くなると色がかわるとくしゅなシートを金ぞくのぼうにまきつけて、ほのおを当ててみます。まず、ほのおの当たっている部分の温度が高くなって白くなり、やがて上と下に白い部分が広がります。上だけでなく、下にも熱がつたわっていくのです。金ぞくの板を切りぬき、同じようにシートをはって切り口のかたほうのはしにほのおを当てると、切りぬいた形にそってシートの色がかわっていきます。金ぞくをあたためると、つながっている部分から熱がつたわるのです。

scene 05なかみはどーよ?
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金ぞくの種類(しゅるい)による熱(ねつ)のつたわり方のちがいを利用(りよう)しているのが、すいはん器(き)です。熱をすばやくかま全体に行きわたらせるために、かまはアルミとステンレスを何そうにも重ねたこうぞうをしています。アルミは熱がすぐにつたわりますがさめやすく、ステンレスは熱がつたわりにくいのですが、一度あたたまるとなかなかさめません。2つを重ねた板は、すぐ熱がつたわるせいしつと熱をにがさないせいしつの両方を持っています。この板を使うことで、かま全体にすぐにむらなく熱が行きわたるのです。

理科4年 ふしぎ大調査
あぶないけっこん式~金ぞくのあたたまり方~
金属の棒や板の一部を熱して、金属のあたたかさの伝わり方を推論する。
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金属アルミニウム

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