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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01種の中はどうなってる?
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ミスターQのクイズの時間です。今日問題に答えるのは、エンドウマメのエンドウさん。今日のテーマは「種の発芽」です。発芽したあとのインゲンのえいぞうを、時間をぎゃくまわしにして見ていきます。この小さな種の中に根や葉が入っていたなんてふしぎです。そこで最初の問題。インゲンの種の中はどうなっているのでしょうか。三つの答えから選んでください。1.白くつるっとしている。2.緑の葉や白い根がびっしりつまっている。3.せいみつな機械が入っている。エンドウさんの答えは、2番ですが…。

scene 02 種を半分にしても芽はでるのかな?
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インゲンの種の中はどうなっているのでしょうか。ひとばん、水につけてやわらかくしたインゲンの種を二つにわって見てみましょう。種の中はまっ白でつるつるしています。ということで、エンドウさんの答えははずれでした。そこで第二問。半分にわったインゲンの種があります。この半分から芽は出るのでしょうか。「何言ってんの。二つにわっちゃ育つわけないじゃないか」とエンドウさん。二つにわった種からは芽が出ないという答えです。

scene 03種を半分にしても芽が出た
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インゲンの種を二つにわって育ててみます。水をしみこませた綿(わた)の上に置いて観察します。半分にした種のかたほうをよく見ると、はしに小さなでっぱりがあります。かくだいすると、葉のような形も見えます。もうかたほうにはでっぱりはありません。この二つを、温度が一定になるそうちの中に入れます。二日後、でっぱりのあるほうは根がのびています。ないほうはまったく変化がありません。五日後、種のかたほうはずいぶん生長しました。発芽する前とくらべると、種のはしのでっぱりは根と葉になっていました。エンドウさん、はずれです。

scene 04いろいろな種の中
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「リカのものしりコーナー いろいろな種の中を見てみよう」。インゲンの種の中の小さなでっぱりを観察してみると、このでっぱりはやがて葉と根に育っていきます。トウモロコシの種を二つにわって中を観察すると、白い部分があります。これが根や葉になります。イネの種の種もみを二つにわってみると、やはり根と葉になる白い部分があります。このように、種の中には根と葉のもとになる部分があるのです。では第三問。根と葉のもとになる部分だけにしても育つのでしょうか。「ぜったい無理。まったく育ちません!」とエンドウさん。

scene 05根と葉のもとになる部分だけでも育つ?
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根と葉のもとになる部分だけを種から切り取って、水をふくませた綿(わた)の上に置いて観察します。根は少しのび、葉の部分も少し青くなりますが、五日後、根も葉もこれ以上は育たないようです。半分に切った種、わっていない種とくらべると、六日後、わっていない種が最も大きく生長していました。種の切り取り方によって生長がちがうようです。根と葉になる部分だけでも少しは育ちました。エンドウさんの答えは「まったく育たない」だったので、はずれです。

scene 06種の残りの白い部分はなんの役割をしている?
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では最後の問題。インゲンの種の中には根と葉に育つ部分がありますが、残りの白い大きな部分は何のためにあるのでしょうか。三つの答えから選んでください。1.根と葉のための養分。2.根と葉を守るよろい。3.根と葉のひみつ基地(きち)。「半分だととちゅうで育たなくなったので、養分じゃないですか」というのがエンドウさんの答えでした。

scene 07子葉には発芽のための養分がある
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種の中の大きな部分は発芽すると子葉になります。子葉は最初はふくらんでいますが、全体が生長するにつれてしぼんでいきます。養分があると青むらさき色に変わるヨウ素液(そえき)を使って子葉を調べると、青むらさき色に変わった部分がありました。養分がたまっているのです。けんび鏡で見ると、子葉の中にたくさんの養分がつぶになってたくわえられています。全体が生長したあとのしぼんだ子葉には養分のつぶがほとんどなくなっていました。子葉にたくわえられた養分は、発芽のために使われたのです。エンドウさん、今度は正解(せいかい)でした。

理科5年 ふしぎワールド
芽を出す種
種子の発芽には、水や種子の養分が関係していることをとらえる。
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インゲン子葉発芽

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