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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01雨がふると川の水がにごるのは?
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ミスターQのクイズの時間。今回答えるのは、初出場、コチコチにきんちょうしているカワイシさんです。まずミスターQが、雨がふる前後の川のえい像を見せます。雨がふったあとは、川の水の量が増えて、色がにごっていました。では第一問。雨の日の川は、どうしてにごっているのでしょうか。「雨そのものは茶色くないし、なんで川が茶色くなったのかな」と考えこむカワイシさん、「あ! 土やすなが混じっているからじゃないですか?」と思いつきました。

scene 02流れる水は土やすなをけずっていく
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水が流れる様子を観察してみましょう。ゆるやかなしゃ面にみぞをほり、水を流してみます。川のような流れが、やがて茶色くにごってきました。よく見ると、土やすながけずられているのがわかります。流れる水をビーカーに取ってしばらくおくと、下に何かたまってきました。たまっていたのは、土やすなです。流れる水がけずった土やすなを運んでいたのです。水が流れたあとは、みぞが深くけずられています。流れる水には、土やすなをけずり、それを運ぶ働きがあるのです。

scene 03水の量とにごり方の関係は?
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第一問、雨の日の川はなぜにごっているかという問題。答えは、「水がけずった土やすなを運んでいるから」でした。カワイシさん、みごと正解です。では第二問。晴れている日より雨の日のほうが川の水の量が多く、にごっていました。では、水の量とにごり方には関係があるのでしょうか。「にごっているのはけずられた土がまじっているからだけど、水の量との関係? わかんないよー」と、またまたカチンコチンにきんちょうしてしまいました。

scene 04水の量が増えると… 
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流れる水の量を変えて、土のけずられ方のちがいを観察します。ちょろちょろと少ない水を流した場合、土が少しけずられていますが、みぞの形に大きな変化はありません。水の量を増やして流すと、どんどんみぞがけずられ、はばが広がっていきます。水の量が多いほうが、けずる力は大きいようです。水の量と流れる速さの関係を調べると、流れる水の量が増えると、流れも速くなることがわかります。第二問の「水の量とけずる力の関係は?」という問題、正解は、「水の量が増えると、流れが速くなり、けずる力が大きくなる」でした。

scene 05水のけずる力を利用したもの
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厚さ2cmのゴムの板が、どんどん切りぬかれていきます。これは、実は水のけずる力を利用して切っているのです。複雑な形も自由自在に切り取れます。水の出口はわずか0.8mm。その勢いは、水道のおよそ2000倍です。せまい出口から勢いよく水を出すことで、けずる力を大きくしているのです。細長いえんぴつも、正確に切断していきます。けいたい電話のような固いものでもかんたんに切ることができました。水がものをけずる力はとても大きいのです。

scene 06カーブの内側と外側の流れの速さは? 
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続いて第三問。ミスターQが、流れがくねくね曲がっている川のえい像を見せました。川が曲がって流れているところでは、カーブの内側と外側、どちらが速く流れるのでしょう。1.カーブの内側のほうが速い。2.カーブの外側のほうが速い。3.内側も外側も同じ。「こんなのかんたんですよ。かけっこをするときだって、コースの内側を走ったほうが速いでしょう。答えは1番! カーブの内側のほうが速い」と、カワイシさんは答えました。

scene 07カーブの外側のほうが速く流れる
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水が曲がって流れるところの外側にピンクのボール、内側に緑色のボールを入れて、同時に流します。すると、外側のピンクのボールが速く流れました。実際に流れの速さを測ってみると、内側は1秒間におよそ52cm、外側は1秒間におよそ76cmの速さで流れていました。曲がって流れているところでは、カーブの内側より外側のほうが速く流れるのです。第三問、「カーブの内側と外側、どちらの流れが速いか」という問題。答えは、「外側のほうが速い」でした。ざんねん。カワイシさん、はずれです。

scene 08カーブでけずられるのは?
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では第四問。ミスターQが、「今までの問題をきちんと聞いていればできるかもしれませんよ」と言って、すな地にカーブのある流れのえい像を見せました。ここに水を流すと、カーブのどこがけずられるのでしょうか。1.カーブの内側がけずられる。2.カーブの外側がけずられる。3.けずられ方は同じ。「えーと。今までの問題を考えると~、答えは、2番だと思います!」とカワイシさん。外側がけずられるという答えを選びました。

scene 09外側がけずられ、内側にすなが積もる
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曲がっているところを水が流れているとき、どのような変化が起きるのでしょうか。みぞの両わきにはあらかじめぼうを立てて、流れの形がどのように変化したのかわかるようにしておきます。水を流すと、すぐにすながけずられ始めました。30分後、カーブの形が大きく変わってきました。カーブの外側のみぞがけずられています。水を止めると、カーブの内側にはすなが積もっていました。曲がった流れでは、流れの速いカーブの外側がけずられ、流れがおそい内側にすなが積もるのです。第四問も、カワイシさん、みごとに正解でした。

理科5年 ふしぎワールド
大地をけずる水
流れる水が地面をけずる様子を観察し、けずられ方が水の量や速さと関係していることをとらえる。
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