チャプターあらすじを読む
オープニング
ないようを読む

(オープニングタイトル)

scene 01 カーブでけずられるのはどっち? 
ないようを読む

ミスターQのクイズの時間。今回答えるのは、2度目の登場のカワイシさんです。では第一問。前回の、カーブのある流れの実験では、流れの外側がどんどんけずられていきました。では実際の川では、カーブの内側と外側のどちらがけずられるのでしょうか。「実験と同じように、外側がけずられると思います!」と、きっぱりと答えるカワイシさん。ミスターQに「いいんですか。自然はわかりませんよ」と言われますが…。

scene 02水の働きが川の形を変える 
ないようを読む

川のカーブの内側には河原が広がり、石がたくさん見られます。一方、外側はがけになっていて河原はありません。ボールを流して流れる速さを比べると、外側の流れのほうが断然速いのがわかります。内側の水の中は、底は浅く、水面近くまで石が積もっています。外側はずいぶん底が深く、石が水の流れの強さでころがりそうです。川のカーブの外側の流れは速く、川の底や岸をけずる働きがあります。内側の流れはゆるやかで、小石やすななどを積もらせる働きがあります。こうした水の働きが、時間をかけて川の形を変えていくのです。

scene 03水の流れがいちばん速いのは?
ないようを読む

第一問、川のカーブの内側と外側で、どちらがけずられているかという問題。答えは、「外側」。カワイシさん、軽く正解でした。では第二問。水の流れがいちばん速いのは、川のどの部分でしょうか。1.川の始まり、上流。2.川の中ごろ、中流。3.川の終わり、下流。「初めは水の量も少ないし、終わりがいちばん水の量が多くて勢いがあるんじゃないでしょうか」と、カワイシさんはあいかわらず固くてしんちょうな答えです。

scene 04下流へいくほどゆるやかに
ないようを読む

川の上流、中流、下流で、水車の回転を数えて水の速さを調べます。山のおく深くを流れる川の上流は、川はばは5mほど。とてもはげしく水が流れています。ここでは水車は10秒間に11回転しました。山あいをぬけた川の中流は、上流よりも川はばが広くなっています。同じように水車の回転数を調べると、10秒間で5回転です。平野に出た川の下流は、川はばはさらに広く、水はゆったりと流れています。水車の回転数は、10秒間に2回転でした。川の水の流れる速さは、上流から下流へ向かうほど、ゆるやかになっていくのです。

scene 05川の石は場所によって形がちがう?
ないようを読む

第二問の「川の上流、中流、下流の、どこの流れがいちばん速いか」という問題。正解は、「上流」でした。カワイシさん、ざんねん、はずれです。では第三問。川の石は、上流、中流、下流で、形や大きさは変わるのでしょうか。1.下流にいくにつれて、丸く小さくなる。2.そのぎゃくに、大きくなる。3.変わらない。「ウーン、ウーン。ぼくはもっと大きくなりたいので」と言うカワイシさん、2番の「下流へいくほど大きくなる」を選びました。

scene 06下流の石ほど小さく丸い
ないようを読む

川の上流では、大きくてごつごつした岩や石がたくさん見られます。水の中の石もやはりごつごつと角ばった感じです。中流では大きな岩は見あたらず、川の中の石は上流の石より角が丸くなっています。下流にも大きな石は見あたりません。水中の石には角はまったくなく、つるつるした感じです。川の石は、流れるあいだに角がけずられるため、下流へいくほど、丸く、小さいのです。第三問の「上流から下流に向けて、石の形や大きさはどう変わるのか」という問題。答えは、「丸く、小さくなる」でした。ざんねん、カワイシさん、はずれです。

scene 07岩をもけずるたきの力
ないようを読む

栃木県日光市にある名所、華厳の滝(けごんのたき)。たきの落ち口はつねに水の流れにさらされています。1986年、とつぜんたきの景観が変わってしまいました。たきの落ち口の岩が、ごっそりとくずれ落ちたのです。水の力は、流い時間をかけて大きな岩をもけずってしまうのです。現在でもたきの岩はけずられ続けています。

scene 08流れる水の働きと地形
ないようを読む

流れる水には、けずる以外にも働きがありました。石や土を運んで、カーブの内側や下流など、流れのゆるやかなところに積もらせる働きです。そこで最後の問題。ミスターQが、川の水の働きでできた3つの地形のえい像を見せました。このなかでひとつだけ、ちがう働きでできたものがあります。それはどれでしょう。「2番と3番は似ているから、1番ということでお願いします」と、カワイシさんは1番の地形を選びました。地形が似ているものは、水の同じ働きでできたと考えたのです。

scene 09川の働きがつくる地形
ないようを読む

富山県の黒部峡谷(きょうこく)のような深い谷は、アルファベットの「V(ブイ)」の形をしていて、「V字谷」といいます。V字谷は、はげしい水の流れが長い年月をかけて川岸の岩や山はだをけずってできた地形です。けずられた岩や石は川で運ばれ、流れがゆるやかになったところに積もります。こうして、おうぎ状に広がるゆるやかなけいしゃの「せん状地」や、河口に広がる平野「三角州」ができます。せん状地と三角州は川の積もらせる働きで、V字谷はけずる働きでできた地形でした。カワイシさん、第四問も正解でした。

理科5年 ふしぎワールド
かたちをかえる川
川の姿を観察し、水の流れが川の姿を形作ることをとらえる。
関連キーワード:
カーブ速度上流

クリップ

教材きょうざい資料しりょう

教材・資料(先生向け)

配信はいしんリスト

今年度こんねんど放送ほうそう

その放送ほうそう