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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01右と左、どっちが重い?
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今日の解答者は、前回に引き続きヤジロウさんです。まずミスターQが、糸をつけたニンジンがつりあっているえい像を見せました。そこで第一問。このニンジンをつりあっている支点のところで二つに切ると、短いほう、長いほう、どちらが重いのでしょう。あるいは同じ重さなのでしょうか。「つりあっていたんだから、どちらも同じ重さじゃないか?」と答えたヤジロウさん、「ほんとですか? 太いほうが重いように見えましたよ」と言われて急に自信がなくなりますが…。

scene 02左右の重さが同じとは限らない!
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糸でつるされたニンジンはつりあっています。左右の重さにちがいはあるのでしょうか。まず、真ん中あたりを支点にしてつるしてみます。この場合は、太いほうにかたむきます。少し太いほうへ支点を移動させると、ニンジンがつりあいました。このニンジンを支点のところで切って重さを測ってみます。短いほうは107g。長いほうは78gでした。つりあったものを支点で切ったとき、左右の重さが同じとは限らないのです。

scene 03てこがつりあうためには?
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第一問、つりあっているニンジンを支点のところで切るとどちらが重いかという問題。「短いほうが重い」が答えでした。ヤジロウさん、はずれです。第二問は、ニンジンのつりあいの不思議を解くため、てこ実験機を使ってつりあいの不思議を調べます。てこ実験機の左の“目もり3”のところに、2個のおもりをつるしました。このとき、右のどこに、何個おもりをつるせばつりあうのでしょうか。おもりの数は2個以外で、と言われたヤジロウさん、「じゃあ、おもりを1個にして、つるすところは“目もり4”だ!」と言います。

scene 04つりあうのは4通り
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てこ実験機の左の“目もり3”に、2個のおもりをつるします。このとき、左と同じように、右の“目もり3”に、2個のおもりをつるすとつりあいます。おもり1個の場合はどうでしょう。“目もり6”につるすと、つりあいました。次に、右の目もりの数とおもりを変えて調べてみます。“目もり2”では、おもり3個でつりあいます。“目もり1”では、6個でつりあいました。てこがつりあったのは、この4つの場合でした。

scene 05おもりの数と目もりの関係
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ヤジロウさんの答えは、「右の“目もり4”に、1個のおもり」でしたが、つりあいませんでした。ヤジロウさん、またはずれです。つりあう場合は4通りありましたが、何か共通点はあるのでしょうか。おもりの数と目もりをよく見ると、おもりの数と目もりをかけるとどれも「6」になっています。つまり、おもりの重さと支点からのきょりをかけ合わせた数が、右と左で同じとき、てこはつりあうのです。

scene 06重さの中心と支点からのきょり
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つりあっているニンジンを支点のところで切り、それぞれを糸でつってつりあわせます。それぞれのニンジンの重さの中心は、糸をつけた線のところです。そこから切り口までの長さが、最初つりあっていたときの支点からのきょりになります。このきょりを比べると、右のほうが長いことがわかります。つりあっているとき、おもりの重さと支点からのきょりをかけた数は左右同じ。ですからここでは、右のほうが支点からのきょりが長いので、右が軽く、左が重いのです。

scene 07地球の重さを考えよう
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では第三問。ミスターQが見せたえい像は、地球と100kgのおもりがつりあっているえい像です。この地球のもけいは何kgでしょうか。「ウーン。右の目もりが4、左が2。で、おもりが100kgだから、地球のもけいは200kgだな」とヤジロウさん。「どうしてですか」ときかれ、「てこがつりあっているとき、支点からのきょりと重さをかけた数が同じ、という決まりを使ったんだよ」と答えました。

scene 08実際の地球の重さは!?
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わたしたちの住む地球。この地球の重さはどれくらいでしょうか。地球のもけいをてこにつるします。反対側に100kgのおもりをつるすとつりあいました。右は“目もり4”、重さは100kg。かけると、400になります。左は“目もり2”。かけて400になるのですから、地球のもけいの重さは200kgとなります。このもけいは直径41cmです。実際の地球の大きさにすると、その重さは200kgの300億倍の、さらに1兆倍になります。「地球のもけいの重さは何kgか」という第三問、ヤジロウさん、みごとに正解でした。

scene 09重さを測る道具
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てんびんは、一方に重さを測りたいものをのせ、もう一方に重さのわかっているおもりをのせてつりあいをとります。支点からのきょりは右も左も同じなので、つりあったとき、左のものの重さは、右のおもりの重さと同じです。さおばかりは、おもりを動かしてつりあうところをさがし、目もりを読みます。理科の実験で使う「上皿てんびん」は、薬品など、ある重さを測り取るときに便利です。一方にその重さの分銅をのせ、もう一方に測り取りたいものを少しずつのせていきます。つりあったら、分銅と同じ重さの薬品が測り取れます。

scene 10シーソーのつりあいは?
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最後の問題はシーソーです。重いおとなのほうにかたむいたシーソー。どうしたらつりあいをとってうまく遊ぶことができるのでしょうか。ヤジロウさん、考えているうちにタイムオーバーです。おとなと子どもがのったシーソーはかたむいたまま動きません。ポイントは、重さと支点からのきょりをかけた数です。体重の重いおとなが前にいくと支点からのきょりが短くなります。そして、おとなと子どもの重さと支点からのきょりをかけた数が同じになったところで、シーソーがつりあうのです。ヤジロウさん、最後の問題は答えられませんでした。

理科5年 ふしぎワールド
てんびんのつりあい
てんびんがつりあうには、おもりの重さと支点からの距離が関係することをとらえる。

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