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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01たくさん塩をとかすには
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今回の解答者は、再び登場、角ざとうのサトウさんです。まず、ミスターQがえい像を見せます。塩を水にとかしていくと、やがていくらかき回してもとけなくなります。さらに塩をとかすためにはどうすればよいのでしょう。「かんたんですよ。温めるか、水を足せばいいんじゃないんですか」とサトウさん。そこで第一問。水に塩をとかすとき、温めるのと水を足すのとでは、どちらがたくさんとかすことができるのでしょう。1.温める。2.水を足す。3.どちらでも同じ。「どっちでも同じなんじゃないかなあ」とサトウさんは答えますが…。

scene 02温度を上げてもあまり変わらない
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20℃の水100mlに、少しずつ塩をとかしていきます。およそ36gとけたところで、いくらかき回してもそれ以上とけなくなりました。まず水を100ml足してみます。水の量を2倍にすると、塩の量も2倍の72gほどとけました。次に水を温めてみます。水の温度が上がると、ビーカーの底にとけずに残っていた塩がとけました。このときの温度はおよそ80℃。さらに温度を上げていくと、100℃でとける塩の量は、およそ39gでした。20℃のときと比べて3gほど増えただけです。温度を上げてもあまりとけませんでした。

scene 03とけた塩はどこへ行った?
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水を足すのと、温度を上げるのとでは、どちらがとけやすくなるかという問題の答えは、「水を足す」でした。「もっと温めればいつかはとけるんじゃないんですか」とサトウさんは言いますが、水はいくら温めても100℃以上にはならないのです。では第二問。水にとけた塩はどこへ行ったのでしょう。1.ビーカーの底。2.ビーカー全体。3.水面の近く。「とけなかった塩は底にたまってたのだから、とけた塩も底のほうにあるんじゃないですかあ」とサトウさんは答えました。

scene 04水全体にとけている
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きりふきを使って、塩のとけた水を小さな水てきにして観察してみます。水てきがかわくと水の量が減るので、とけていた塩が出てきます。これを「結しょう」といいます。では、水の中の見えない塩は、ビーカーのどこにあるのでしょう。スポイトを使って、ビーカーの底のほう、真ん中、そして水面近くから水を取り出します。30分ほどたつと水がかわいて、それぞれの場所から同じように塩の結しょうが出てきました。塩は、まんべんなく全体にとけているようです。

scene 05とけた塩を取り出すには?
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第三問。一度水にとけた塩を取り出すにはどうすればよいのでしょう。1.水をじょう発させる。2.温度を下げる。3.どちらでもよい。「今度こそわかりましたよ。かわかせば塩が出てきたんですから、1番の『水をじょう発させる』ですね。冷やしても水はかわきませんからねえ」とサトウさんは答えました。

scene 06じょう発させても冷やしても
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これ以上とけないほど塩をとかした食塩水を、まずフライパンで温め、水をじょう発させてみます。やがて、塩の結しょうが現れ、水がすべてじょう発して塩だけが残りました。次に、同じような食塩水を氷で冷やします。水の表面から、塩が結しょうとして出てきました。水の温度が下がり、とけていられなくなった塩が出てきたのです。第三問、とけた塩を取り出すにはどうすればよいかという問題、水をじょう発させても冷やしてもよいが答えです。第三問もサトウさんは不正解でした。

scene 07塩の結しょうを作ろう 
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塩の結しょうを作ります。アルミニウムのはりがねの先に木綿糸を結び、まきつけていきます。次に、型紙を使ってはりがねを好きな形に曲げ、わりばしからたらすように取り付けます。容器で水を温めながら、1リットルにつき400gの塩を入れます。ふっとうした水面に塩の結しょうが見えたら、わりばしをかけてはりがねを水の中にたらします。これを、一日以上時間をかけてゆっくりと冷やすと、結しょうがはりがねの糸について大きくなっていきます。工夫していろいろな形を作ってみましょう。

scene 08大きな結しょうになるのはどっち?
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最後の問題。ミスターQが、ミョウバンという粉のえい像を見せました。ミョウバンは、水の温度によってとけ方がずいぶんちがいます。温度が高くなるとたくさんとけるのです。では第四問。温かいお湯から結しょうを作るとき、ミョウバンと塩ではどちらが大きくなるのでしょうか。1.ミョウバンのほうが大きい。2.塩のほうが大きい。3.同じ。「ウーンと…。ミョウバンは水の温度が高いときにたくさんとけるのだから、冷えると、それだけたくさんの結しょうが出てくるんじゃないですかあ」とサトウさん。

scene 09たくさんとけたミョウバンは…
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ミョウバンは温度が高くなるほどたくさんとけ、20℃と80℃では、とける量は310gもちがいます。一方、塩は、温度によるとけ方はほとんど変わりません。ミョウバンと塩をとかしたお湯を、それぞれゆっくり冷やして結しょうを作ります。塩よりもミョウバンのほうが大きな結しょうができました。温度が高くなるほどたくさんとけるミョウバンは、冷やされると、とけきれない分が大きな結しょうとなって出てくるのです。サトウさん、最後の問題は正解でした。

理科5年 ふしぎワールド
出てくるけっしょう
水の量と温度で溶け方が変わることや、水溶液を冷やすと結晶になってでてくることをとらえる。

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