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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01火が消えたわけは…
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なべの油がものすごい勢いで燃えています。こんなとき、どうやって消したらいいのでしょう。水をかけてみますが、油が飛び散るだけで火は消えません。今度は、水でぬらしたシーツをかぶせてみましょう。シーツをめくると、火が消えていました。アルコールランプの火は、息をふきかけてもなかなか消えません。火を消すにはガラスのふたをかぶせます。ハイスピードカメラで時間を引きのばして見てみます。火は、ふたに当たったあともしばらく燃えています。火が消えたのは、まわりをふたに囲まれたためなのです。

scene 02火が燃えるために必要なもの
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燃えているろうそくにガラスの容器をかぶせると、火は消えてしまいます。あながあいた容器でおおっても、やはり火は消えてしまいます。しかし、上と下にあなのあいた容器をかぶせると、火は消えずに燃えつづけます。下のあなに線こうを近づけると、けむりがあなから吸いこまれていきます。外から空気が流れこみ、上のあなから出ているようです。上のあなをふさぐと空気の流れがなくなり、やがて火は消えます。火が燃えつづけるためには、つねに新しい空気が入ってくることが必要のようです。

scene 03ものを燃やす酸素の働き
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空気の中にはものを燃やす働きのある気体、酸素がまざっています。過酸化水素水という薬品を少しずつ二酸化マンガンに加えていくと、はげしくあわが出はじめました。このあわが酸素です。集めてみると、酸素は無色とうめいの気体です。火のついた線こうを、酸素の入ったびんの中に入れてみます。ほのおを上げてはげしく燃えだしました。アルミはくに火を近づけても燃えませんが、酸素の中に入れて、火のついた線こうを近づけると、あっという間に燃えてしまいます。酸素の中では、空気中だと燃えないものまで燃えます。

scene 04ものが燃えるということ 
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石油ストーブなどに使われる灯油に直接火を近づけても燃えません。ところが、きりふきでふきつけるとはげしく燃えます。灯油が小さなつぶになって空気中に広がり、空気中の酸素とふれやすくなるため燃えるのです。燃えているろうそくのしんのまわりでは、熱でとけたろうが蒸発しています。ろうそくの火は、蒸発して気体になったろうが燃えているのです。ものは、蒸発して気体になると空気中の酸素とふれやすくなります。酸素はほかの物質と結びつくとき、明るい光や熱を出します。これが、燃えるということなのです。

scene 05酸素のない宇宙で燃えるわけ
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宇宙にはものが燃えるのに必要な酸素はありません。ロケットのエンジンのほのおはどうやって燃えているのでしょうか。ロケットの燃料に火をつけてみると、火花を上げてはげしく燃え、水の中に入れても消えません。ロケットの燃料は、アルミニウムの粉と酸化剤(さんかざい)という薬品でできています。酸化剤をあたためると気体が出てきます。この気体は酸素です。ロケットの燃料には酸素を出す物質がふくまれています。ロケットのエンジンは、燃料から出る酸素を使っているので、宇宙でも燃えることができるのです。

理科6年 ふしぎ情報局
物を燃やすもの
物が燃えるときには、空気中の酸素が必要であることを知り、酸素の性質について調べる。
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酸素空気ろうそく燃焼

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