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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01植物が生長するのに必要なでんぷん
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小さな種もみは、およそ半年かけて生長し、立派なイネになります。種もみと生長したイネを比べると、種もみの重さは0.03g、イネの重さは120g。4000倍の重さにまで育っています。種もみにはでんぷんがふくまれていますが、種もみのでんぷんだけでは、大きく育つには足りません。イネが生長するのに必要なでんぷんは、どこから来たのでしょう。イネを育てるのに使った土と肥料を調べてみても、でんぷんはふくまれていません。生長に必要なでんぷんは、土以外のところからやってくるようです。

scene 02光が当たることででんぷんを作る
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種をまいておよそ1ヵ月。日なたで育てたキュウリの高さは、日かげのキュウリの2倍ほど。光をたくさん当てたほうが植物はより大きく生長します。では、生長に必要なでんぷんは、日光の当たり方とどう関係するのでしょう。ジャガイモの葉におおいをし、光が当たらないようにします。半日置いてヨウ素液で調べると、光を当てた葉は青むらさき色に変わり、光を当てなかった葉は色があまり変わりません。光が当たった葉にだけでんぷんがあるようです。植物は、光が当たることで、生長に必要なでんぷんを作っているのです。

scene 03二酸化炭素がないとでんぷんは作れない
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キュウリのなえをとうめいな容器でおおってしばらくすると、中の二酸化炭素は外よりも減っています。植物は二酸化炭素を吸収するようです。では、植物がでんぷんを作る働きと二酸化炭素にはどんな関係があるのでしょうか。一方のなえにはふつうの空気を、もう一方のなえには二酸化炭素を取り除いた空気をあたえ、光を当ててしばらく置くと、二酸化炭素をあたえた葉にはでんぷんができますが、二酸化炭素をあたえない葉にはでんぷんはほとんどありません。植物がでんぷんを作るためには、二酸化炭素が必要なのです。

scene 04身近なところでも使われるでんぷん
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ジャガイモをすりおろしてガーゼに包んでしぼり、しぼった液を1時間ほど置くと、底に白いものがたまります。上の液を捨ててかんそうさせると、白い粉が残ります。これがでんぷんです。けんび鏡で見ると、丸いつぶの形をしています。でんぷんは、身近な場所で使われています。たとえば、料理に使うカタクリ粉。これもでんぷんです。工作で使うのりは、ヨウ素液をかけると青むらさき色に染まります。のりもでんぷんでできているのです。でんぷんは、身のまわりのいろいろなところで役立っています。

scene 05日光と二酸化炭素
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植物の葉にはでんぷんがたくさんありますが、くきと根にはほとんどありません。では、葉で作られたでんぷんは、その後どうなるのでしょうか。とくしゅな方法で目印をつけた二酸化炭素をジャガイモの葉に吸収させ、その二酸化炭素から出るとくしゅな光を写すフィルムで見てみます。吸収された二酸化炭素は葉ででんぷんに変えられ、やがてくきに広がり、植物全体に運ばれて、生長するために使われたり、たくわえられたりします。植物は、日光と、吸収した二酸化炭素を使ってでんぷんを作り、大きく育つのです。

理科6年 ふしぎ情報局
植物を育てるのは
植物の葉に日光が当たるとでんぷんができることを調べる。
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植物デンプン光合成日光

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