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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01骨、関節、筋肉の働き
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人の体はどのように動くのでしょうか。ひじが曲がらないように固定すると、コップの牛乳を飲むことができません。また、ひざが曲がらないように固定すると、階段をのぼることができません。ひじやひざには骨と骨のつなぎ目があり、これを「関節」といいます。体は関節のあるところで曲げることができます。関節の骨は筋肉でつながっていて、この筋肉がのびちぢみすることで骨が引っぱられ、関節が曲がったりのびたりします。わたしたちの体は、骨と関節、そして筋肉がいっしょに働くことで、動くのです。

scene 02人の足の骨と動物の足の骨 
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人の歩き方を見ると、ひざが前に曲がっています。ウマは、人とはちがって後ろ足の真ん中あたりが後ろに曲がっています。イヌもネコもライオンも、後ろ足は体の後ろ向きに曲がっています。それぞれの足の骨は長さも形もさまざまですが、後ろ足の曲がっているのは同じ部分でした。人の足の骨は、足の付け根から数えて1番目の関節が、ひざです。2番目の関節は、足首です。同じようにウマの骨を見ると、後ろに曲がっていたのは2番目の関節、人でいえば足首に当たる部分でした。かかとを高く上げて、つま先で立っているような状態なのです。

scene 03生活かんきょうによってちがう体
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草原で草を食べて生きているウマは、ライオンなどの肉食動物からおそわれたときに素早くにげなければなりません。ウマの後ろ足の骨がつま先立ちになっているのは、速く走ってにげるためです。一方、追いかける側のライオンも、速く走らなければならないためつま先立ちになっているのです。さらに、ライオンにはえものをとらえるするどいつめや、歯にはするどいきばがあります。ウマの歯は、かたい草もすりつぶして食べることができるよう平らな歯が並んでいます。生き物の体は、生活するかんきょうによってつくりにちがいがあるのです。

scene 04ロボットにはまねのできない人体の動き
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最新のロボットは二本の足で歩いたり、前転などの複雑な動きができます。しかし、人と比べると関節の動きがぎこちなく見えます。ロボットの足の関節ではモーターが筋肉の役割をしています。人の足の骨は、付け根が丸い球の形をしていて、こしの骨にはめこまれています。まわりはいくつもの筋肉でおおわれ、これらがのびちぢみすることで、足を前後左右に動かしたり、ぐるっと回すことができます。ロボットが同じ動きをするには多くのモーターが必要なため、まだまだ実現は先のことです。人の体は、とてもたくみにできているのです。

理科6年 ふしぎ情報局
人と動物の体
人と動物の体のつくりや違いや共通点を知り進化のかていに興味をもつ。
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