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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01地球温暖化とは
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雨が降らないため水の量が減り、多くの魚が死んでうかび上がった川。暑さのせいでとけてくずれる氷河。これらは地球温暖化によって起こる現象です。地球温暖化とは、大気中の二酸化炭素などが増えることにより気候が暖かくなることです。大気中の二酸化炭素は、工場が世界に増え始めた1900年ごろから急激に増え、地球の平均気温は1700年ごろと比べておよそ0.6℃上しょうしました。二酸化炭素は空気よりも暖まりやすく、地球の表面から宇宙へ出ていく熱を吸収する働きがあります。そのため、温室のように地球が暖められるのです。

scene 02地球に酸素を作り出した生物
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およそ35億年前の地球。そのころの大気は96%が二酸化炭素で、酸素はありませんでした。どのようにして二酸化炭素が減り、酸素が増えたのでしょうか。その答が、そのころ地球に現れたシアノバクテリアという細きんです。35億年前、シアノバクテリアは海の中にとけた二酸化炭素と太陽の光から酸素を作り出すようになりました。かつて地球の大気の90%以上もあった二酸化炭素は、こうした生物たちによって酸素に代えられてきました。その結果、酸素を吸って二酸化炭素を出す動物が生きることのできる今の地球になっていったのです。

scene 03二酸化炭素を減らす植物の働き
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植物は、二酸化炭素と光を使って栄養と酸素を作り、その結果、空気中の二酸化炭素を減らす働きがあります。こうした植物の能力に注目し、森が二酸化炭素を吸収する力を調べているしせつが富士山のふもとにあります。風の流れや二酸化炭素の量を測って計算した結果、この周辺の森では1ヘクタールあたりおよそ14トンの二酸化炭素を吸収していることがわかりました。しかし、車や工場など人間が出す二酸化炭素の量は、全世界で一年間に70億トンをこえます。このうち半分近くが吸収しきれず、大気に残っているのです。

scene 04地球温暖化がもたらす変化
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世界が今と同じ程度の経済成長を続けると、2100年には大気中の二酸化炭素は今のおよそ2倍の量になると予測されます。そして世界の平均気温は、2100年には1890年ごろに比べておよそ4℃上がると予想されます。特に北極の気温上しょうが激しく、2070年ごろには夏になると氷がなくなる可能性もあります。2005年8月、アマゾン川の水がかれてしまう現象が起きました。原因は、温暖化によって近くの海の温度が上しょうし、雨が降りにくくなったためです。2100年にはアマゾンに広がる森の三分の二が消えて砂ばくになるという予測もあります。

scene 05大気中の二酸化炭素を減らす試み
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理科6年 ふしぎ情報局
地球をめぐる空気
地球の大気のバランスを守る植物の生態から、生物と環境の関わりに気づく。

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