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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01磁石と同じ性質を持つ「電磁石」
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電流を流すことで磁石になる「電磁石」。この電磁石を、身の回りのものを使ってかんたんに作ることができます。まず、ストローにエナメル線を規則正しく巻いていきます。このようにエナメル線を巻いたものを「コイル」といいます。コイルができたらストローに鉄くぎを入れます。コイルを回路につないで電流を流し、クリップに近づけるとクリップがつきました。鉄くぎが磁石になったのです。方位磁針で調べてみると、一方のはしがN極、逆のはしはS極です。電磁石は、金属を引きつけたり、極を持つなど、磁石と同じ性質を持っています。

scene 02コイルの巻き数を増やせば強力に
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強い電磁石を作るにはどうすればよいのか、コイルの巻き方に注目して調べます。導線1本だけでも、非常に弱い力ですが磁石になっています。コイルを100回巻いた場合と200回巻いた場合で比べると、コイルの巻き数の多いほうが磁石の力は強くなりました。コイルをたくさん並べて作った特別な電磁石を回路につなぐと、磁石についた鉄のふたが手で引きはなせないほど強くつきます。おもりをつるしてみると、20kgでも支えることができました。かん電池一つだけでも、コイルの巻き数を増やせば、電磁石は強力になります。

scene 03鉄のしんを入れると強力になる
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電磁石は、鉄の棒をしんに入れます。コイルのしんによって、磁石の強さは変わるのでしょうか。しんがないと、とても小さな力の磁石です。しんの種類を鉄、銅、アルミニウム、ガラスに変えて、ちがいを見てみましょう。鉄のしんではクリップが3個つきました。銅のしんでは一つもクリップがつきません。アルミニウムのしんもクリップはつきません。ガラスのしんも、クリップはつきませんでした。鉄のしんをコイルに入れた場合が、いちばん電磁石の力が強くなりました。

scene 04電流が強いほど電磁石は強力に
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電流の強さを変えると、電磁石の強さは変わるのでしょうか。電源装置を使って、電流の強さを変えて調べてみます。回路に電流計をつなぎ、電流の強さを正確に測ります。1アンペアの場合、クリップは6個つきました。2アンペアでは、クリップは13個つきました。3アンペアにすると、なんと22個のクリップがつきました。電流が強いほど、電磁石は強くなるのです。

scene 05電流の流れる方向によって極は変わる
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電流の流れる向きを変えると、極はどうなるのでしょうか。コイルの両側に方位磁針を置いて調べてみます。電流を流すと、方位磁針が動きました。矢印がN極なので、このとき、向かって右側がS極、左側がN極です。次に、導線のつなぎ方を逆にして、電流の流れる向きを逆にします。同じように電流を流すと、二つの方位磁針とも、先ほどとは逆の方向に向きました。電磁石の極は、電流の流れる方向によって変わるのです。

理科6年 ふしぎ情報局
ふしぎな電磁石
電磁石の強さは、電流の強さや導線の巻き数によって変わることを調べる。
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電磁石コイル電流

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