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(オープニングタイトル)

scene 01限りある資源「化石燃料」
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わたしたちの生活に必要なエネルギーの多くは、石油や石炭、天然ガスなどから生み出されます。これらは「化石燃料」とよばれ、何百万年も昔の植物や動物の死がいが地層の中にうもれ、熱や圧力によって、長い時間をかけて燃料となったものです。化石燃料は、火力発電所で電気を作るための燃料としても使われます。しかし、化石燃料には限りがあり、近い将来なくなるのではないかといわれています。また、化石燃料を大量に燃やすことで大気中の二酸化炭素が増え、地球温暖化などさまざまな変化を引き起こすおそれがあります。

scene 02自然のエネルギーを使う「風力発電」
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化石燃料に代わって、自然のエネルギーを使って電気を作る方法が注目されています。その一つが、風の力を利用した「風力発電」です。風力発電の模型にドライヤーで風を送ると、風車が回り、導線につながれた電球に明かりがともります。風車のうしろにはモーターがついていて、これが、風の力を電気に変えます。風がふき、磁石の中でコイルが回ると電気が起こるのです。風力発電では、地球温暖化の原因といわれている二酸化炭素が出ません。また、化石燃料とちがって風には限りがないため、世界各地で風力発電が始められています。

scene 03太陽の光で電気を作る「太陽電池」
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太陽の光を使って電気を作るのが「太陽電池」です。太陽電池のパネルの表側と裏側はちがう性質を持ち、光が当たると、プラスとマイナスの電気のつぶが生まれます。プラスの電気は表側に引き寄せられ、マイナスの電気は裏側に引き寄せられてたまります。これを導線で結べば、電流が流れるという仕組みです。太陽の光さえあれば電気を作ることのできる太陽電池は、さまざまなところで使われています。太陽電池は天候に左右されるため、雲のない宇宙に太陽電池を打ち上げ、そこで作られた電気を地球に送る計画も進められています。

scene 04クリーンなエネルギー「燃料電池」
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自動車や電車の新しいエネルギーとして開発が進められているのが「燃料電池」です。燃料電池で電気を作るのに必要な物は、水素と酸素という2種類の気体です。燃料電池の両側から水素と酸素を送りこむと、水素が酸素と結び付こうとして真ん中のまくを通ります。そのとき、水素から電気のもとである「電子」が引きはなされます。その電子が導線を通ることで電気が流れるのです。このとき出てくるのは、水素と酸素が結び付いてできる、水だけです。そのため、燃料電池はクリーンなエネルギーとして注目されています。

scene 05ゴミから作られる新しい燃料
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家庭から集められた生ゴミを細かくくだき、その生ゴミをび生物が食べることで発生するメタンガスを利用する技術もあります。このメタンガスは、ガソリンや天然ガスのように車を走らせることができます。不要な木材から新しいエネルギーを作る試みもあります。作られるのはアルコールの一種のエタノールで、ガソリンに混ぜて車を走らせることができます。てんぷらやフライなどをあげるのに使った油を回収し、車の燃料にしようという試みもあります。今までゴミとして捨てていたものを見直し、新しい燃料が次々と開発されているのです。

理科6年 ふしぎ情報局
未来のエネルギーを
人間が利用しているエネルギーの有効利用、新しい技術の可能性について考える。

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