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オープニング
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観察(かんさつ)し、仮説(かせつ)を立て、実験(じっけん)をし、考察(こうさつ)する。科学の考え方を学べ。『考えるカラス』。(オープニングタイトル)

scene 01考える観察「電車の音」 
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まずは、“考える観察(かんさつ)”から。今日は、電車の音を観察します。この「ガタン、ゴトン」という音は、どこで鳴っているのでしょう。電車からおりて観察します。電車が通る線路わきで聞いてみますが、ここでは「ガタン、ゴトン」と鳴っていません。移動(いどう)してみます。すると、べつの場所では「ガタン、ゴトン」と鳴っていました。さっきの場所と何がちがうのでしょう。

scene 02レールに切れ目が入っている
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二つの場所をくらべてみます。レールに注目して見ると、一方には、レールに何かついています。ここに注目して音を観察(かんさつ)します。すると、車輪(しゃりん)がここを通るたびに、「ガタン、ゴトン」と音が鳴っています。一体これは何なのでしょう。よく見ると、レールに切れ目が入っています。真横から見ると、すきまがあいています。この切れ目を車輪が通るときに音が鳴っているのでしょうか。家で、机(つくえ)をずらして切れ目をつくってみました。車輪のようなものを転がすと、たしかに音が鳴りました。考える観察。

scene 03デデニオン「ふしぎな土管」
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三人が歩いていくと、曲がった土管(どかん)が2本と赤い玉が一つありました。赤玉を土管の口に入れると、反対がわの口から赤玉が出てきました。その赤玉をもう1本の土管の口に入れると、反対がわの口からはなぜか白い玉が出てきました。もう一度その白玉を入れると、やはり白玉が出てきます。もう一度入れても白玉が出てきました。ここで仮説(かせつ)。「もともと土管の中に5個(こ)の白玉があり、今、赤玉が真ん中にある」。さっそく仮説をためします。白玉を入れていくと3回目に赤玉が出てきました。仮説通りでよろこぶ三人。

scene 04ふしぎな土管~さらなる仮説
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三人は、べつの土管(どかん)についても考えます。ここでさらに仮説(かせつ)。「実は1本目の土管にも5個(こ)の玉が入っていて、たまたま出口に近い玉が赤玉だったので、赤玉を入れたらその赤玉が出てきたように見えた」。さっそく仮説をためします。1本目の土管の口に赤玉を入れると、反対がわの口から青玉が出てきました。ここでさらに、三人それぞれの仮説。土管の中の赤玉、青玉、白玉の位置(いち)、いろいろな場合がありそうです。

scene 05考える練習「風船とパイプ」
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今日は、風船とパイプを使った問題です。パイプの両がわに大きな風船と小さな風船がついています。二つの風船はもともと同じ大きさのものです。二つの風船をつなぐパイプの真ん中に弁(べん)がついていて、左右が仕切られています。弁を開くことで、二つの風船の中の空気が自由に行き来できるようになります。この弁を開いたとき、風船はどのように変化(へんか)するのでしょうか。1.大きい風船はさらにふくらみ、小さい風船はしぼむ。2.大きい風船がしぼみ、二つの風船が同じ大きさになる。3.このままかわらない。答えは最後(さいご)に…。

scene 06考える練習~解答編
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考える練習「風船とパイプ」の答えです。弁(べん)を開くと風船はどうなるかという問題。1.大きい風船はさらにふくらみ、小さい風船はしぼむ。2.大きい風船がしぼみ、二つの風船が同じ大きさになる。3.そのままかわらない。やってみると…、大きい風船はさらにふくらみ、小さい風船はしぼんでしまいました。答えは「1」でした。どうしてでしょう。その秘密(ひみつ)は、風船の中の空気の圧力(あつりょく)にあります。大きい風船は、中の空気の圧力が…。ここから先は、自分で考えよう。これからはみんなが、考えるカラス。

考えるカラス~科学の考え方~
#5
考える観察「電車の『ガタン、ゴトン』」/デデニオン「ふしぎな土管〜さらなる仮説」/考える練習「大きく膨らんだ風船と膨らんでいない風船。二つをつなぐ弁を開くと?」

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