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scene 01ミカタがあれば、フシギが生まれる
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「あ、アリだ」。アリが歩いているのを見つけました。「あれ? アリの体ってどんなだっけ?」。今回のミカタ「作ってみる」。ミカタがあれば、フシギが生まれる。「カガクノミカタ」。

scene 02アリを作ってみる
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今回のミカタは「作ってみる」。アリを作ってみます。使うのは、粘土(ねんど)と針金。何も見ないで、アリ、作れるかな。まず、女の人。「真ん中の部分から足2本ずつ。左右に」。3つに分かれた体の真ん中の部分から足が2本ずつ出ています。次は小学生の男の子。「アリは体が4個で、手が2本、足が2本…」。中学生のグループは、3つに分かれた体の真ん中の部分から左右に3本ずつ足の出ているアリを作りました。お母さんと男の子は、3つに分かれた体のそれぞれの部分から左右に2本ずつ足が出ているアリです。そして男の人が作ったのは、「あごみたいなやつが先についていて、しっぽにしま模様…」。

scene 03みんなが作ったアリの形
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みんなが作ったアリの体。いろいろあります。体はいくつに分かれていた? 足は何本? 体にシマシマはついてた? 作ってみたら、いろいろなフシギが見つかりました。実際はどうなのでしょう。実際のアリの写真を見てみると…。体はいくつに分かれてる? 足は何本? シマシマ、あるかな?

scene 04実際のアリの写真を見てみると
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小学生のみんなに聞きました。『触角(しょっかく)はなんのため?』。すると、「触角でにおいがわかる」「目と触角がつながってるんじゃないの? 遠くまで見えるように」などの意見が。続いてお年寄りのグループに聞きます。『6本足でどう歩く?』。すると、「右なら右の足が3本いって、次は左が3本いくんじゃないの?」「おれはバラバラだと思う」。そして大学生のグループには、『なぜおなかが大きいの?』。すると、「腹は、栄養をたくわえる役割があるんじゃないかな」「大きいほうがモテるみたいな…」などなど。作ってから見てみると、もっといろいろなフシギが見つかりました。

scene 05あたりまえって、なんだろう
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ぼく、あたりまえたろう。ぼくは知っている。ころぶといたい。あたりまえ。でも、あたりまえだけど、どうしてころぶといたいんだろう。いたいとどうしてなみだが出るんだろう。かなしいときにもなみだが出る。いたいなみだと、かなしいなみだは、ちがうんだろうか。なみだはしょっぱい。あまいほうがおいしいのに、なみだはどうしてあまくないんだろう。あまいものって、どうしておいしいんだろう。にがいものって、どうしてまずいと思うんだろう。まずいものは食べたくない。あたりまえ。ていうか、あたりまえって、なんだろう。

scene 06アリの体のフシギ(1)
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粘土(ねんど)でアリを作ってみたら、いろいろなフシギが見つかりました。1.触角(しょっかく)はなんのため? 2.6本足でどう歩くの? 3.なぜおなかが大きいの? もっとじっくり見ると何かわかるのでしょうか。アリの体を見てみましょう。足は6本。体は3つ。ほかに気づいたことは?

scene 07アリの体のフシギ(2)
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おなかの形、卵みたいです。おなかを拡大して見ると、金色の毛が生えていました。今度は体を横から見てみます。なかなかの迫力(はくりょく)です。触角(しょっかく)は、目と目のあいだから出ていました。もっと近くで見てみると…。小さな目が集まった複眼の中にも毛が生えていました。一体、何のためでしょう。

scene 08アリはどう歩く?
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今度はアリの歩き方を見てみましょう。アリはどう歩くのでしょう。動きが速すぎてよくわかりません。映像をスロー再生してみると、6本の足が全部バラバラというわけでもなさそうです。足の動きには何か決まりがあるのでしょうか。よく見ると…。2本の足と、反対側の1本の足が同時に動いています。左右で3本ずつがセットで動いているのです。アリの体を作ってみたら、フシギがたくさん見つかりました。ミカタがあれば、フシギが生まれる。「カガクノミカタ」。

カガクノミカタ
作ってみる
アリの体を作ってみると…?足の数は?体のつくりは?歩き方は?/アニメ「あたりまえってなんだろう」:その1「ころぶといたい」あたりまえ。
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アリ昆虫歩き方