春。なの花畑にモンシロチョウがいました。トノサマバッタは草むらにいました。虫の居場所(いばしょ)。くらべると…? 「ワーオ! おいしそうなふしぎの予感ワオ!」と、ふしぎモンスターのワーオ!があらわれました。
今日は、虫の居場所(いばしょ)のふしぎを見つけてみましょう。東京都杉並(すぎなみ)区立沓掛(くつかけ)小学校のみんなと、ふしぎをさがします。えいぞうを見て、どんな虫が、どんなところにいるのか、さがしてみましょう。モンシロチョウはどんなところにいる? トノサマバッタは…? カマキリはどうでしょう? カブトムシは…? ダンゴムシは…? トンボは…? どんな虫が、どんな場所にいましたか?
みんなに聞いてみると…。「カブトムシは、木のじゅえきのところにいた」。カブトムシは、木のみきにいました。「トノサマバッタとカマキリって、どっちも葉っぱのところにいた」。トノサマバッタやカマキリは、草むらにいることが多いようです。ほかにもあるかな? 「ほかの生き物は、花だんとか、明るいところにいたけど、ダンゴムシは暗くてじめっとしているところにたくさんいた」。
どんな虫が、どんな場所にいたのか…。カブトムシは、木のじゅえきの近く。バッタやカマキリは、草むら。ダンゴムシは、暗くてじめじめしたところ。虫によって、いる場所がちがうみたいでした。「なんでワオ?」。
虫がどうしてその場所にいるのか、もう一度、虫の様子と居場所(いばしょ)をよくかんさつしてみましょう。モンシロチョウは? 何をしているのでしょう。トノサマバッタは? どうして草むらにいるのでしょう。カマキリはどうでしょう。カブトムシは? ダンゴムシは? どうしてここにいるのでしょう。
「トノサマバッタは草を食べるから草があるところにすんでいて、カマキリは虫がえさだから虫がすんでいるところにいるっていうこと」。トノサマバッタとカマキリは、食べるものがちがいますが、いる場所はどちらも草むらなんですね。「虫の居場所(いばしょ)は、食べ物と関係(かんけい)しているの?」とワーオ!。
「トノサマバッタは緑色で、カマキリも緑色だから、草の場所に多くすんでいて、カブトムシも黒だから木にすんでいる」。体とにた色の場所にかくれているのかな? ではモンシロチョウは? まわりの色とくらべると…?
「トノサマバッタとかカブトムシはかくれているけど、モンシロチョウはなんでかくれてないかっていうのがふしぎ」。モンシロチョウは、いる場所の色と体の色がちがいますね。「かくれなくてだいじょうぶ? ますますふしぎワーオ!」。
虫の居場所(いばしょ)は、何と関係(かんけい)しているのでしょう。色? 食べ物? ほかにも理由があるのでしょうか。このモンシロチョウは、どんなところにいる? あれ? キャベツ畑にいるね。こっちのモンシロチョウも、キャベツ畑にいます。さっきのモンシロチョウは、お花畑にいました。「お花がないのに、どうしてキャベツ畑にいるワオ?」。まだまだふしぎ、見つかりそう。「ワーオ!」。