豆電球とかん電池をどう線でつないだら、あかりがつきました。どう線がとぎれているつなぎ方では、あかりがついていません。でも、とぎれたどう線にはりがねをつなげてみると…、あかりがつきました。はりがねの代わりにえんぴつでは？　あれ…？ 「ワーオ！　おいしそうなふしぎの予感ワオ！」と、ふしぎモンスターのワーオ！があらわれました。

とぎれたどう線にはりがねをつなげると、あかりがつきました。えんぴつでは…、つきません。「あかりがつくものと、つかないものがあるワオ？」。身のまわりにあるものでためしてみましょう。百円玉にどう線をつなげると…、どうなる？　タオルはどうかな…？　おり紙は…？

ほかの色のおり紙もやってみましょう。赤は…？　銀色は…？ 「ついた！」。金色ではどうでしょう。「あれ？　つかない」。手芸（しゅげい）で使うゴム。つないでみると…？　スプーンもやってみます…。べつのスプーンはどうでしょう…？ 「どんなものがあかりがついて、どんなものがつかないワオ？」。今日はこのふしぎについて、みんなで考えてみましょう。

東京都昭島（あきしま）市立拝島（はいじま）第一小学校のみんなにもやってもらいました。いろいろなものをためしてくらべてみると、どんなことに気がつくかな？ 「銀のスプーンはついたけど、プラスチックのスプーンはつかなかった」と気づいた子。同じスプーンでも、銀色のスプーンはあかりがつきますが、プラスチックのスプーンはつきません。「どうしてワオ？」。ほかにどんなことに気がつきましたか？

「おり紙は、金色と青はつかなかったけど、銀色のおり紙はついたから、色も関係（かんけい）があるんじゃないかなって思った」と気づいた子。色のちがうおり紙をくらべると、銀色はつきましたが、青や金色はつきませんでした。「色によって、つくものとつかないものがあるワオ？」。

おり紙で、ほかにもこんなためし方をした子がいました。「うらでやってみよう」。銀色のおり紙は、表がわはあかりがつきました。うらは…？　つきません。「表とうらでちがうワオ！」。

今度は、あかりがつくものをくらべてみましょう。どんなことに気がつきましたか。「電気がついたものほとんどが銀色」と言う子。あかりがつくものをくらべると、たしかにみんな銀色です。「銀色のものは全部あかりがつくワオ？」。つかないものを見てみると…。「銀色なのに、ゴムはつかないワオ！」。銀色のゴムをもう一度よく見てみましょう。あかりがついたはりがねとくらべてみると…？

「ゴムはキラキラしているけどざらざらしているからつかないし、キラキラしているものとかつるつるしているものはつく」と気づいた子。なるほど、手ざわりに注目すると、同じキラキラしたものでも、表面がつるつるしたはりがねはあかりがつきます。表面がざらざらしているゴムはつきません。「あかりがつくものは、色がキラキラの銀色で、表面がつるつるワオ？」。どう線につないだとき、あかりがつくものは…？　色が銀色のもの。そして、手ざわりがつるつるしているものはあかりがつくようでした。「みんな、ナイスな発見ワオ！」。

銀色で、表面がつるつるしているものは、あかりがつきました。「ほかにもあかりがつくもの、あるワオ？」。いろいろなしゅるいのコインはどうでしょう。百円玉は…？　つきました。一円玉はどうでしょう？　五十円玉は…？　五百円玉だと…？　銀色でつるつるしたコインはあかりがつきます。五円玉はどうでしょう？　色は銀色ではありませんね。「あれ？　ついたワオ！？」。では、十円玉は？　あかりはつくのでしょうか。みんなもいろいろためして、考えてみましょう。あかりがつくものは、どんなもの？ 「ワーオ！」。