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(オープニングテーマ)

scene 01鳴門の「うず潮」
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今日のテーマは、徳島県。徳島県は四国の東部にあり、県庁所在地(けんちょうしょざいち)は徳島市。人口はおよそ76万です。徳島県を知るキーワードはこの三つ。「うず潮(しお)」、「スダチ」、「吉野川(よしのがわ)」です。うず潮は、海水が広い海からせまい海峡(かいきょう)に流れこむときの潮の流れと、海峡のふくざつな地形によってできるといわれています。うず潮のできるのが、鳴門(なると)市と淡路島(あわじしま)のあいだの鳴門海峡。うずの大きさは春と秋にもっとも大きくなり、20mにもなるそうです。

scene 02「スダチ」、「吉野川」
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徳島といえば、スダチ。収穫量(しゅうかくりょう)日本一です。やき魚や、ひややっこ、みそ汁(しる)などにしぼって使い、さわやかなかおりと酸味(さんみ)が人気です。徳島県の北部を流れる吉野川は、かつて、大雨がふるとはんらんをくりかえし、“あばれ川”として知られていました。はんらんした場所には栄養(えいよう)のある土が運ばれます。そこで、「藍染(あいぞめ)」の原料(げんりょう)となる藍のさいばいがさかんに行われました。昔から徳島の藍は全国で取り引きされてきました。

scene 03徳島といえば「阿波おどり」
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徳島県でいちばん有名なものといえば、「阿波(あわ)おどり」。阿波おどりは徳島市の夏のお祭りで、100万人以上の観光(かんこう)客が集まります。町の中心部は車などが入れなくなり、町全体が阿波おどり会場になります。阿波おどりは、“連(れん)”とよばれるグループでおどるのが特徴(とくちょう)で、1000近くの連があります。同じ阿波おどりでも連によっておどりはさまざま。いろいろな阿波おどりが見られます。ところで、阿波おどりはどうしてこんなにさかんなのでしょうか。

scene 04おどりのための工夫
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みえるくんがやってきたのは、徳島市。8月12日から15日の4日間、阿波おどりが行われます。阿波おどりのグッズを売っているお店をたずねました。衣装(いしょう)、はきもの、小物など、阿波おどりで使うものは何でもそろっています。女性がおどるとき、げたの鼻緒(はなお)で指のあいだがいたくならないようにするクッション材(ざい)。とびはねる男性のおどりのために、たびにも工夫(くふう)があります。中にはクッション材。もっとも負担(ふたん)のかかる指先には、しょうげききゅうしゅう材が使われています。

scene 05一年を通して練習!
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夜7時をすぎると、市内のあちこちでおはやしが聞こえてきました。練習は一年を通して行われます。“娯茶平(ごぢゃへい)”という連(れん)の練習を見にいきました。娯茶平は、徳島で有名な連の一つ。300人をこえるメンバーが、週5日、おどりの練習をしています。娯茶平の代表、岡(おか)さんの阿波おどり歴(れき)は50年。「阿波おどりというのは、手と足が同時になります。イチとニ、イチとニ。そして手を高く上げます。イチとニ、イチとニ。このくりかえしに、指先に少し表現(ひょうげん)がつきます」(岡さん)。

scene 06大人たちといっしょに
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娯茶平には、3歳(さい)から12歳までの60人の子どもたちもいます。練習は大人たちといっしょです。基本(きほん)をくりかえしくりかえし練習します。できないところは大人が細かく教えます。「しんどいけど楽しい」(女の子)。「大人みたいにきれいにおどりたい」(女の子)。徳島では、こうやって、阿波おどりの伝統(でんとう)を次の世代につたえています。

scene 07町じゅうがもり上がる
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いよいよ阿波おどりが始まりました。市内には7か所の演舞場(えんぶじょう)が作られ、観客(かんきゃく)の前で、連(れん)ごとに阿波おどりをひろうしていきます。娯茶平の登場です。おどりを教えてくれた岡さんも、きびしい練習をくりかえしていたみんなもおどっています。町に出てみると、町のいたるところで阿波おどりが行われていました。おどり手さんをうちわであおいでいる観客がいました。おどり手さんをあおいで元気づけているのです。観客も、おどり手と一体になって阿波おどりをもり上げます。

scene 08みんなでささえる阿波おどり
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まちかどに、おどり手たちが集まっている場所がありました。ここは、町の人たちが作る、おどり手たち専用(せんよう)の休憩所(きゅうけいじょ)です。無料(むりょう)で飲み物や食事がふるまわれます。おどり手たちはここで元気をもらって、ふたたびおどります。徳島では、おどる人も、観客(かんきゃく)も、そして町の人も、みんなで阿波おどりをささえています。

scene 09チーズちゃんの「都道府県クイズ」
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チーズちゃんの「都道府県クイズ」! うでに力こぶを作っているような形の都道府県、どこだかわかるかな? ヒント1.りんごの収穫量(しゅうかくりょう)が日本一。ヒント2.ねぶた祭りが有名。ヒント3.日本でいちばん北にすむサルがいるところ。答えは…、青森県でした。青森県は、東北地方の北のはしにあります。

scene 10伝統文化「青森ねぶた祭り」
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8月2日から7日まで行われる「青森ねぶた祭り」には、300万人もの観光(かんこう)客が集まります。ねぶた祭りは、七夕に行われていた、悪いものを灯篭(とうろう)とともに川に流す“灯篭流し”が始まりといわれています。健康(けんこう)や家内(かない)安全をねがうお祭りです。祭りにかかせないのが、はでな衣装(いしょう)に花がさをかぶった“ハネト”とよばれるおどり手。ねぶたの前でとびはねて、祭りをもり上げます。ねぶた祭りは、青森の人が今も大切にしている伝統(でんとう)文化なのです。

見えるぞ!ニッポン
徳島県~阿波おどり~
4日間で100万人をこえる観光客が訪れる徳島県の阿波おどり。400年もの間、廃れることなく続いてきたのには、ボランティアをはじめ支える人たちの努力があった。

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