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(オープニングテーマ)

scene 01全国で4番目に面積が広い県
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今日のテーマは長野県。長野県は、1998年、冬のオリンピックが開かれたところです。長野県の人口は210万。県庁(けんちょう)があるのは長野市です。都道府県のなかでは、全国で4番目に面積(めんせき)が広い県です。長野県を知るためのキーワードは、この三つ。「日本の屋根」、「高原野菜(こうげんやさい)」、そして「精密機械(せいみつきかい)」です。

scene 02「日本の屋根」、「高原野菜」
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長野県には飛騨(ひだ)、木曽(きそ)、赤石(あかいし)の三つの大きな山脈(さんみゃく)があり、南北につらなっています。3000m級の山々がそびえ、「日本の屋根」といわれています。その景色(けしき)はヨーロッパのアルプス山脈にもたとえられ、「日本アルプス」とよばれています。山のふもとの高原(こうげん)では野菜(やさい)がさいばいされています。すずしい気候(きこう)はレタスのさいばいに向いていて、レタスの収穫量(しゅうかくりょう)は日本一。ほかにもキャベツや白菜など、さまざまな高原野菜が作られています。

scene 03高い技術による「精密機械」
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長野県のほぼ中央に位置(いち)する諏訪湖(すわこ)。湖のほとりには精密機械(せいみつきかい)の工場が集まっています。時計などに使われる細かい部品。正確(せいかく)に作るには、高い技術(ぎじゅつ)が必要(ひつよう)です。バネを作る工業用のロボットは、ミリ単位(たんい)の小さなバネを、あっという間に作ります。それらは、ボールペンの先の小さなバネとして使われています。こうした高原野菜(こうげんやさい)や精密機械のほかにも、長野県には大きな特徴(とくちょう)があります。

scene 04観光の町としてにぎわう軽井沢
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みえるくんがやってきたのは、軽井沢町(かるいざわまち)。浅間山(あさまやま)のふもとに広がる軽井沢は、古くから観光(かんこう)の町としてさかえてきました。軽井沢にはゆたかな自然(しぜん)と、歴史(れきし)のある建物(たてもの)がのこっていて、これらを自転車で見物するのが観光客に人気です。町でいちばんにぎわう軽井沢銀座(ぎんざ)。全国から来る観光客で、地元の特産(とくさん)品をあつかうおみやげ屋さんはいつもにぎわっています。

scene 05人気の観光ボランティアガイド
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軽井沢のことなら何でも知っている観光(かんこう)ボランティアガイドの桜岡(さくらおか)さんに町を案内(あんない)してもらいました。町にはおよそ20人のガイドさんがいます。地元の人しか知らないとっておきの情報(じょうほう)が聞けるとあって、観光客に人気です。今回、桜岡さんが案内したのは、森の中にたたずむ古い別荘(べっそう)です。「別荘」というのは、ふだん住んでいる家のほかに、景色(けしき)や気候(きこう)がいいところにたてるべつの家のことです。軽井沢には別荘がたくさんあります。

scene 06別荘の町、軽井沢
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軽井沢に最初(さいしょ)の別荘(べっそう)ができたのは、今からおよそ120年前。作ったのは、ショーさんという外国人です。キリスト教を広めるために日本各地(かくち)を旅していたショーさん。夏でもすずしい軽井沢が気に入って、別荘をたてて友だちを招待(しょうたい)しました。やがて、ショーさんをまねて軽井沢に別荘をたてる人がふえ、夏のあいだをここですごすようになりました。今でも1万4000戸の別荘がたっています。

scene 07ゆたかな自然と多くの見所
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長野県には軽井沢のほかにも人気の観光(かんこう)地がたくさんあります。たとえば、古いお寺として有名な善光寺(ぜんこうじ)。きれいな山や湖が楽しめる上高地(かみこうち)。それに、冬にはたくさん雪がつもるので、スキー場がいたるところにあります。ゆたかな自然(しぜん)と見所がたくさんありますが、それだけではなく、地元の人たちも、観光客に楽しんでもらうためにがんばっています。

scene 08おすすめのスポット
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桜岡さんは退職(たいしょく)を機(き)に東京から軽井沢へうつり住みました。学生のころ軽井沢に旅行して見た浅間山の美しさがわすれられなかったからです。桜岡さんはひまさえあれば車で軽井沢をまわります。桜岡さんがつれてきてくれたのは、浅間山がきれいに見える場所です。季節(きせつ)によって雰囲気(ふんいき)がかわる浅間山。いつ観光客が来てもいいように、案内(あんない)できる場所をさがしています。これまでに見つけた場所は30ヵ所以上。ガイドブックにものっていない、とっておきの場所です。

scene 09お客さんを楽しませるくふう
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次の日、桜岡さんにガイドの依頼(いらい)がありました。岩手県から来た18人のお客さんです。まずおとずれたのは、軽井沢に最初(さいしょ)に目をつけたショーさんの別荘(べっそう)の跡地(あとち)です。次にやってきたのはもみじの名所。でも、見ごろにはまだ早いようです。「最盛期(さいせいき)にはどんなふうに見えるかというと…」。「うわあ、すごい!」。桜岡さんが見せたのは、いちばんきれいなときの紅葉(こうよう)の写真。お客さんに軽井沢のよさを知ってもらうためのくふうでした。

scene 10チーズちゃんの「都道府県クイズ」
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チーズちゃんの「都道府県クイズ」! 犬がさかだちしたような形の都道府県、どこだかわかるかな? ヒント1.古い神話のぶたいになっている。ヒント2.あたたかい土地なので、プロ野球のキャンプ地として有名。ヒント3.特産(とくさん)品は、ピーマン。答えは…、宮崎県でした。宮崎県は、九州地方にあります。

scene 11南国ムードが人気
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宮崎県の南部にある日南海岸は、人気のある観光(かんこう)地です。ここにはユニークな観光スポットがあります。海岸が、しま模様(もよう)になっているのです。地面が波にけずられ、このような模様になりました。昔の人が使っていた「洗濯板(せんたくいた)」に模様がにていることから、「鬼(おに)の洗濯板」とよばれています。宮崎県は1960年代、南のあたたかなイメージが人気をよび、新婚(しんこん)旅行先としてにぎわいました。今でも、南国ムードをもとめてたくさんの観光客がやってきます。

見えるぞ!ニッポン
長野県~観光~
高原の地形を生かし、避暑地として発展した軽井沢。また県内各所では、ウィンタースポーツも盛んだ。自然環境を生かした町おこしの取り組みを見る。

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