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オープニング
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(オープニングテーマ)

scene 01高級フルーツ「マンゴー」
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今日のテーマは、宮崎県。宮崎県は九州地方の南東部にあります。県庁所在地は宮崎市。人口はおよそ111万です。宮崎県を知るキーワードは、「マンゴー」、「すぎ」、「神楽(かぐら)」。宮崎の名物マンゴーは、大きくあまくするために完熟(かんじゅく)するまで育てます。そのときかかせないのが、ネット。収穫(しゅうかく)2週間前になると、一つずつ手作業でかぶせていきます。熟すとマンゴーは自然(しぜん)にえだからはずれ、ネットに落ちるしくみです。完熟マンゴーは高級フルーツとして知られています。

scene 02「すぎ」、「神楽」
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面積(めんせき)のおよそ80%が山林という宮崎県。とくに多いのが、すぎです。およそ400年前から植林が始まり、現在(げんざい)、その生産量(せいさんりょう)は日本一。展示(てんじ)会を開いたり、家具メーカーと組んで独自のテーブルやイスなどを売り出したり、宮崎のすぎをアピールするさまざまなこころみが行われています。神楽は、豊作(ほうさく)をねがい、健康(けんこう)にすごせるように、神様にささげるおどりです。宮崎県には300以上の神楽がつたえられており、「神楽の里」として知られています。

scene 03食用ニワトリ「ブロイラー」
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みえるくんがやってきたのは、川南町(かわみなみちょう)です。みえるくんは、「ブロイラー」という食用ニワトリを育てているところに向かいました。10年前からニワトリを育てている中埜(なかの)さんに案内(あんない)してもらいます。地面には消毒(しょうどく)用の白い粉(こな)がまかれています。鶏舎(けいしゃ)の中に入るときも消毒はかかせません。その理由は、鳥インフルエンザからニワトリを守るため。1羽でもこの病気にかかると、まわりのニワトリをすべて処分(しょぶん)しなくてはなりません。

scene 04ニワトリの体調を管理する
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敷地(しきち)の広さはおよそ1ヘクタール。中埜さんはここで、年間50万羽のニワトリを育てています。えさを食べ、大きくなったニワトリは、およそ60日で出荷されます。ニワトリの様子を確認(かくにん)するのは中埜さんの大事な日課(にっか)の一つ。ちゃんとえさを食べているか、「砂(すな)ぎも」という胃袋(いぶくろ)の一種(いっしゅ)があるところをさわって確認します。食べるえさの量(りょう)を確認することで、体調がわかるのです。てっていした体調管理(かんり)とすごしやすいかんきょうで大切に育てられています。

scene 05衛生管理
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次にみえるくんは、ニワトリを加工(かこう)する工場にやってきました。およそ450人の人が、一日におよそ7万羽を加工しています。ここでいちばん大切にしているのは、衛生管理(えいせいかんり)です。加工する場所に入るには何度も消毒(しょうどく)が必要(ひつよう)です。また、鮮度(せんど)をたもつため、さまざまな努力(どりょく)をしています。まずはすばやく加工を行うこと。さらに、氷を引き出しに入れて作業テーブルをひやしたり、つめたい風を肉にあてたりして、できるだけ温度を下げるくふうもしています。

scene 06高まる「みやざき地頭鶏」人気
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みえるくんは、今度は「みやざき地頭鶏(じとっこ)」という地鶏(じどり)を育てている黒木さんの農場をたずねました。みやざき地頭鶏は、うまみのある肉としてひょうばんをよんでいるニワトリです。昔から宮崎にいた、国の天然記念物(てんねんきねんぶつ)の「地頭鶏」がもとになっています。広い場所で自由に運動ができるようにして育てられています。その分、大きくなるのに時間がかかりますが、じっくりと育てることで、やわらかさのなかにも歯ごたえのある独特(どくとく)の味わいが生まれるそうです。

scene 07畜産王国の復活へ
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畜産(ちくさん)王国宮崎では、ニワトリだけでなく牛やブタも安全に食べられるようさまざまな努力(どりょく)をしています。しかし2010年、宮崎県では「口蹄疫(こうていえき)」という伝染病(でんせんびょう)に牛やブタが次々に感染し、およそ29万頭が処分(しょぶん)されました。けんめいに感染をふせいだことで、口蹄疫は終息(しゅうそく)しました。被害(ひがい)を受けた畜産農家の人々は、今まで以上に安全対策(たいさく)に気を配り、畜産王国宮崎の復活(ふっかつ)をめざしています。

scene 08チーズちゃんの「都道府県クイズ」
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チーズちゃんの「都道府県クイズ」! カニがひっくり返ったような形の都道府県、どこだかわかるかな? ヒント1.金のしゃちほこで有名。ヒント2.陶磁器(とうじき)作りがさかんなところ。ヒント3.自動車の生産(せいさん)が日本一。答えは…、愛知県でした。愛知県は、中部地方にあります。

scene 09郷土の味「豆みそ」
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「みそ煮込み(にこみ)うどん」と「みそかつ」。どちらにも、愛知県の特産(とくさん)である豆みそが使われています。豆だけで作るみそは、赤くてうまみが多いのが特徴(とくちょう)です。およそ400年前、いい大豆がたくさんとれたことから豆みそ作りは始まりました。豆みそ作りの特徴は、たるにしこんだあと、石で圧力(あつりょく)をかけることです。こうすると、均一(きんいつ)に発酵(はっこう)が進むのだそうです。豆みそは、愛知県の人にとってかかせない郷土(きょうど)の味です。

見えるぞ!ニッポン
宮崎県~とり肉~
日本一の「鶏肉」生産地、宮崎県。6万羽以上のブロイラーが飼われている工場や、広い場所で運動させながら育てる地鶏など、おいしく安全な「鶏肉」づくりの様子を伝える。

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