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scene 01どうやってマチの安全を守っている?
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「仕事も一区切りついたし、今日はゆっくりテレビでも見ようかなぁ。」ハジメがテレビのスイッチを入れました。ズビは、「オイラ、料理(りょうり)番組が見たいぞ!」と言います。すると、ニュースをやっていました。車がぶつかってたおれている交通事故(じこ)の映像(えいぞう)です。「けがをしたり、ときに命を落としたりする事故は、こわいよなぁ。」とハジメ。「マチにはあぶないこともあるんだ…。何か、安全を守るくふうや努力(どりょく)はあるのかなぁ。よーし、調べよう!」とズビ。

scene 02まちの安全を守る警察官
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ハジメとズビは、まちの安全を守る警察(けいさつ)の人をたずねました。交番ではたらく藤田(ふじた)さんに話を聞きます。交番の警察官(かん)の仕事は、道案内(あんない)をしたり、落し物の持ち主をさがしたり、そして事件(じけん)や事故(じこ)が起きないように見はったりすることです。どうやってまちの安全を守っているのか聞いてみると、「まちをパトロールして、まちの安全を守っています。」とのことでした。

scene 03歩行者の事故をふせぐ見回り
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藤田さんのパトロールを、とくべつに見せてもらうことになりました。まず向かったのは、線路の下の道路です。「ここは人通りが多いので、自転車との事故(じこ)をふせぐために見回りをしています。」(藤田さん) ここは、自転車をおりて通らなければならない道。事故が起きないように、自転車に乗ったまま通る人にはおりてもらうようにしています。最近(さいきん)は歩行者と自転車との事故がふえているので、とくに注意しているそうです。

scene 04子どもたちが事故にあわないように
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午後3時。藤田さんは、小学校の通学路へ向かいました。この道はたくさんの車が通ります。子どもたちが事故(じこ)にあわないように、下校の時間にかならず向かうようにしています。「さよなら」「さよなら」「さよなら。気をつけてね。」声をかける藤田さん。実は、藤田さんは小学生のとき、目の前で交通事故を見ました。その経験(けいけん)が、警察官(けいさつかん)をめざすきっかけになったそうです。「子どもたちも事故にあってほしくないし、事故を見せてもいけない。わたしがいて事故が一つでもなくなれば、それがやりがいにつながっています。」(藤田さん)

scene 05まちの人たちの家を回る巡回連絡
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まちの安全を守る仕事は、事故(じこ)をふせぐことだけではありません。まちの人たちの家をたずね、こまったことなどがないか直接(ちょくせつ)聞いて回ることもあります。「こんにちは。巡回連絡(じゅんかいれんらく)でおうかがいしました。かわったこととかありませんか。」「はい。おかげさまで。」こんなやりとりがかわされます。「住民(じゅうみん)の方に安心して生活していただくのがわたしたちの役割(やくわり)なので、毎日パトロールをしています。」と藤田さん。「警察(けいさつ)の人たちの細かいパトロールが、安全なくらしにつながっているんだなぁ。」とズビ。

scene 06事件や事故が起きたときは
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「なあ、ハジメ。事件(じけん)や事故(じこ)は起きてほしくないけど、それでも起きてしまったときはどうすればいいんだ? オイラ、もうちょっと調べたいぞ!」とズビがとんでいきました。「あ、おい! ちょっと!」 二人がたずねたのは、「警察(けいさつ)本部」というところ。ここには、110番の連絡(れんらく)を受ける「110番センター」があります。連絡を受けると、事件や事故の様子、場所など、くわしい情報(じょうほう)を聞き取ります。その情報をもとに、現場(げんば)にいちばん近い警察官(かん)に出動するようつたえます。

scene 07警察のさまざまな仕事
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実は、まちではいろいろなところで警察(けいさつ)の人がはたらいています。各地(かくち)にある交番や警察署(しょ)。まちをパトロールしているパトカー。さらに、高速道路、電車の駅。そして海にも、空にも。110番センターからの連絡(れんらく)を受けて、いつどんな場所で事件(じけん)や事故(じこ)が起きてもすぐにかけつけます。警察署の中には、交通事故の対応(たいおう)や交通指導(しどう)をする交通課(か)、まちの人たちが犯罪(はんざい)の被害(ひがい)にあわないようにする生活安全課、どろぼうなどの事件の解決(かいけつ)をめざす刑事(けいじ)課など、さまざまな仕事があります。

scene 08地域の取り組み“わんわんパトロール”
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「よし。家に帰ってイラストにまとめるか。」ハジメとズビが歩いていくと、「こんにちは」と、犬をつれた男の人に会いました。「わんわんパトロールをしているところです。」と言います。「警察(けいさつ)の人だけじゃなく、まちの人もパトロールしているのか!」とズビはびっくり。これは“わんわんパトロール”といって、犬の散歩(さんぽ)をしながら、まちにあやしい人がいないか、いつもとちがうところがないか見回っているのです。人通りの少ない場所の安全を守りたいと、地域(ちいき)の人たちで始めた取り組みです。「みんなが力を合わせて、安心してくらせるマチをつくっているんだなぁ。」とズビ。

scene 09いろいろな人がまちの安全を見守っている
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部屋にもどったハジメは、今日調べたことをイラストにまとめることにしました。そして…、「よし、できたぞ!」 事故(じこ)がおきないように、細かくパトロール! 110番の連絡(れんらく)があれば、どんなところでもすぐにかけつける! まちでくらす人たちも、安全を守るためにがんばっている! いろいろな人が見守ってくれるから、わたしたちは安心してくらせるのです。

scene 10星に交番と警察署ができた!
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「よし、星に送るぞ!」 ズビがイラストを星に送ります。すると…、星に交番と警察署(けいさつしょ)ができました。「パトロールして安全をまもるぞ!」「安心してくらせるね」「みんなで協力(きょうりょく)しよう!」と、星の人たちもよろこんでいます。「さて、ようやくゆっくりテレビでも…」 そこへ、ハジメに電話です。「はい、もしもし。えーっ! 連載(れんさい)が決まった!? ハイ、がんばります!」 ところが、「やったあ!」とはしゃいだハジメは、足の指をつくえの角にぶつけてしまいました。「あいたーっ! 事故(じこ)、事故が起きた!…」 そのままのびてしまうハジメ…。

コノマチ☆リサーチ
たいせつな“安全”を守るぞ!
今回は人々の安全や安心を守る警察署の仕事を調べる。また、防犯パトロールなど地域の人々の地道な活動が、事故や事件を防ぐために欠かせないことを知る。

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