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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01世界の人々のために私たちができることは?
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「スポーツ、世界、交流…」。アッキーがパソコンにキーワードを入力して検索(けんさく)! すると、「サッカー選手のナカオ、スペインリーグでゴール決めたって!」。海外で活躍(かつやく)する日本人選手の情報が見つかりました。「すごいね、キリ!」。でもAIアシスタントのキリは無視して、「本日のミッションは、こちらです」とミッションを映し出しました。『世界の人々のために私たちができることを調べよ』とあります。「え? 交流して仲良くする以外に何かあるの?」とアッキー。「はい。日本には世界の中で果たすべき役割があります」。キリが映像を映し出します。

scene 02国際連合への協力
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国際連合、通称(つうしょう)『国連』。国連は、世界の平和を守り、人々の暮らしをよりよくするための機関です。1945年に設立。190以上の国が加盟しています。日本は、1956年に加盟しました。国連を運営するお金は、加盟国から集めます。日本は、年間およそ250億円をしはらっています。「へぇー。日本って世界の平和のために協力しているんだね」とアッキー。

scene 03政府の途上国援助、民間による支援活動
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日本の国際協力はほかにもあります。ODAやNGOです。ODAとは、政府が開発途上国(とじょうこく)の発展のために行う援助(えんじょ)や技術協力のこと。その一つ、青年海外協力隊は、作物の作り方を教えたり教育の支援をしたりして、現地の人たちといっしょに課題を解決しています。一方、政府が関わらない支援活動をしているのが、NGO。民間によって運営されています。国際的に活動するNGOは日本に400団体以上あるといわれています。「とはいえ…、これって国とか大きな組織がやっていることだから、ぼくには関係ないよね?」とアッキー。すると、「ドキリ・ガジェット~!」とキリ。今日は、「国際協力モード」の設定です。

scene 04ユニセフの目的は世界の子どもたちを助けること
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「駅に何かあるかなぁ」。アッキーが駅に向かって歩いていくと、ドキリ・ガジェットが通行人に声をかけている人たちに反応して、ロックオン。何をしている人たちでしょう。ドキリ! この人たちは、ユニセフ(unicef)の活動をしています。「ユニセフ、聞いたことあるよ!」とアッキー。ユニセフは、国際連合の機関の一つ。戦争や食料不足などで苦しむ世界の子どもたちを助ける目的で設立されました。「よく行くレストランにも募金箱(ぼきんばこ)があったよね」。募金は全国各地の学校などでも行われ、150以上の国の子どもたちを救うために使われています。「そうなんだ。今度ぼくも募金してみよう!」。

scene 05安心して暮らせる家を提供するNGO
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商店街を歩いていくと…。「あ、看板に反応してるぞ。何があるのかな。入ってみよう」。入ってみると、デスクで働いている人たちにドキリ・ガジェットがロックオン。ドキリ! ここでどんな国際協力をしているのでしょう。ここは、世界70か国以上で活動するNGO『ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン』の日本事務所です。ハビタットとは、「暮らす場所」のこと。世界には、家がない人や、環境(かんきょう)が悪い場所に住まなくてはならない人がたくさんいます。このNGOでは、現地の人たちといっしょに、安心して暮らせる家を建てる取り組みをしています。

scene 06途上国の製品を公正な価格で販売
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さらに歩いていくと、とあるお店に反応しました。ショーケースのカバンにロックオン。「どうしてカバンが国際協力?」。ドキリ! ここは、バングラデシュやネパールなど開発途上国(とじょうこく)で作られた商品を販売(はんばい)しているお店です。これまで、途上国で作られた商品は安く取り引きされ、商品を作った人にはお金がほとんど入りませんでした。その状況(じょうきょう)を変えようとしたのが、このお店。バングラデシュの革と職人の技術を生かしてデザインや機能を工夫したカバンは日本で人気商品になりました。商品が品質と技術に見合った価格で販売され、働く人の収入もそれまでの倍以上になったのです。

scene 07世界に医療を届ける日本人看護師?
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アッキーがもどってきました。「思っていたより、日本にいても国際協力ってできるみたい」と言います。「でも、実際に日本を飛び出して世界で活躍(かつやく)する人ってどんな人なんだろう? 調べてみようっと」。パソコンで調べ始めるアッキー。すると…。『世界に医療(いりょう)を届ける日本人看護師』という資料を見つけました。「何だろう?」。

scene 08NGO『国境なき医師団』の活動
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世界中に拠点(きょてん)があるNGO『国境なき医師団』は、戦争や紛争(ふんそう)によって傷ついた人や、貧しくて病院に通えない人たちのために医療(いりょう)を届けています。ここで働く看護師の白川(しらかわ)さんは、激しい紛争が続く国や地域に17回もおもむき、活動してきました。「病院までの道のりがものすごく危険だったり、そもそも病院がなかったり、あったけれど破壊(はかい)されてしまったり、医療を受けられることが当たり前ではない。私一人いるかいないかで大きく結果が変わってしまう場所にたくさん遭遇(そうぐう)してきた。行けば必ず力になるし、何かできるといつも思っています」。

scene 09「活躍できる道は必ずある」
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白川さんが『国境なき医師団』を知ったのは、小学生のときでした。「低学年だったんですけど、国境をこえて、へだたりをなくして、医療(いりょう)を届ける。そういう『国境なき医師団』の活動や考え方に賛同できた」(白川さん)。日本で看護師になり、世界へ出ていくために英語を勉強し、ついに2010年、『国境なき医師団』に参加しました。白川さんは、だれでも国際協力はできる、と言います。「まずは自分が何をやりたいのか、自分の心によく聞いて、活躍(かつやく)できる道は必ずあるのでそれを見つけてほしいと思います」。

scene 10「ぼくも世界に出て国際協力してみたいなぁ」
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「子どものころから、世界の人たちの役に立ちたいと思っていたなんて、白川さんすごいなぁ」と感心するアッキー。するとパソコンに着信音です。「ん? あ、ナカオ選手の新着ニュース!」。ニュースを読んだアッキーは、「へぇ、ナカオって、お給料の一部をユニセフに寄付してるんだって!」と言いました。「ぼくもナカオみたいに世界に出て、国際協力してみたいなぁ…」とつぶやくアッキー。するとキリが、「アッキーならできます。がんばりましょう」と言いました。みんな、社会に“ドキリ!”としたかな?

社会にドキリ
世界の国々と日本の国際協力
日本のアスリートの世界での活躍に感心するアッキー。国連やNGOやODAなど日本が世界のなかで重要な役割を果たしていることを知る。

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