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scene 01大はんじょうの『ツムリ』
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「花火草(はなびそう)のハーブティーって、のむとつかれが花火のようにぶっとぶのよねぇ」。がんこちゃんのお母さんがハーブティーをたのしんでいます。「バリバリはたらいたあと、ひと休みできるばしょがあるって、すてきだねぇ」と、お父さんもくつろいでいます。ここはツムちゃんのお母さんがやっている、きっさてん『ツムリ』。そこへ、「♪おいらラッパー、カッパのラッパー♪」と、ラッパーがやってきました。ラッパーもこの店(みせ)によくかよってきていて、『ツムリ』は大はんじょうです。

scene 02日曜日はよやくがいっぱい
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マンナカ小学校のほうかご、校長先生が「ツムちゃん。こんどの日曜日(にちようび)、先生たちみんなできっさてん『ツムリ』にいきますよ」と声(こえ)をかけました。がんこちゃんも、日曜日におばあちゃんとがんぺーちゃんといっしょに『ツムリ』にいくといいました。家(いえ)にかえってきたツムちゃんからそれをきいて、「こんどの日曜日は大いそがしね」とツムちゃんのお母さんもうれしそうです。そこへ、ハジメどりさんが手紙(てがみ)をとどけにきました。

scene 03「一日店長、やってやるぜ」
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それは、けむりの町のマイマイさんからの、けっこんしきのしょうたいじょうでした。でも、けっこんしきはこんどの日曜日(にちようび)です。「よやくしてくださったかたにはわるいけど、お店(みせ)はお休みにしましょう…」というお母さん。すると、その日も『ツムリ』にきていたラッパーが、「♪チッチッチッチッ。このおいらにまかせとけって。おいらりっぱにやってやるぜ、一日店長(てんちょう)♪」といいます。ちょっとしんぱいですが、お母さんはラッパーにまかせることにしました。ラッパーは大はりきりです。

scene 04みんなでお店を手つだおう!
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つぎの日、ツムちゃんはみんなに、「こんどの日曜日(にちようび)、ラッパーさんが一日店長(てんちょう)をやってくれるっていうんだけど…」とはなしました。でもみんなは、「むりむり」、「ラッパーさん、ちょうしはいいんだけどねえ」、「やめたほうがいいとおもう」と口々にいいます。「そしたらお店(みせ)はお休みにして…」とツムちゃんがいったので、たのしみにしていたがんこちゃんはがっかり。するとケロちゃんが、「あたしたちがお店のお手つだいすればいいじゃない」といいました。「そうだ、そうだ!」とみんな。

scene 05はりきるラッパー
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日曜日(にちようび)。「なるべく早くかえってくるから、よろしくね」。ツムちゃんのお母さんがハジメドリさんにはこんでもらって出かけていきました。一日店長(てんちょう)のラッパーは、ちょうネクタイにエプロンもつけてはりきっています。手つだいにやってきたがんこちゃんたちに、まず、あいさつのれんしゅうをさせます。にっこりとあいそよく、「いらっしゃいませ」。それから、みんなをそれぞれのもちばにつかせて、かいてんのじゅんびです。「ラッパーさん、はりきってる。あたしもまけてられないや!」とがんこちゃんもやる気です。

scene 06いよいよかいてんのじゅんび…
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ピロくんはテーブルの上をきれいにします。ケロちゃんはツムちゃんといっしょにクッキーをやきます。がんこちゃんはおゆをわかし、バンバンは花をかざりました。ラッパーは、さいしょのよやくのおきゃくさんのじゅんびです。でも、はりきりすぎてころび、はこんでいたおさらとカップをゆかにおとしてわってしまいました。ケロちゃんがいそいでかたづけるあいだ、ラッパーはクッキーがこげないように見ているやくをひきうけました。

scene 07しっぱいだらけのラッパー
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ところが、ラッパーがかまどを見にきてみると、クッキーをやく火がいまにもきえそうです。さっそく、まきをたくさんくべると、いきおいよくもえはじめました。「これですぐやけるぜ」。それからラッパーは、かぜにきくハーブティーをさがそうとしますが、お茶(ちゃ)のかんをたおしたので、お茶のはっぱがこぼれてまざってしまいました。そのとき、「ちょっと! こげくさいわよ!」とケロちゃんの声(こえ)。火がつよすぎてクッキーがまっくろけになっていました。でもラッパーは、「♪ドンマイ、ドンマイ、気にしなーい♪」。

scene 08おきゃくさんがいちどにやってきて
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あきれたみんなはラッパーを、「あっちにいってて」とキッチンからおいだしました。「あったまきた! やってらんねえ!」とふてくされたラッパーは、おきゃくさんの先生たちがやってきてもしらんぷり。ふてくされてすわっています。そこへ、カッパさんや、がんぺーちゃんや、ルンルンたちが、いちどにやってきました。みんながあれこれいっぺんにちゅうもんするので、「いっぺんにいわれてもわかんないよ。どうしよう!」と、がんこちゃんはこまってしまいます。

scene 09ちゅうもんがわからなくなっちゃった
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キッチンにもどって、ツムちゃんたちにちゅうもんをつたえるがんこちゃん。でも、「えーとえーと、先生のちゅうもんは、花火草のハーブティー二人に、アンシン草のハーブティー一人に…。あ~わかんなくなっちゃった。もう1回(かい)きいてくる!」。がんこちゃんがちゅうもんをききにいくのはこれで3回目です。先生のちゅうもんをかくにんしていると、「クッキーまだ?」、「すみません、あたしの…」と、みんなが口々にもんくをいいはじめました。「ちょっとまっててよ、またわかんなくなっちゃった」。

scene 10ラップでちゅうもんをおぼえる
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すると、とつぜんラッパーがラップをうたいはじめました。「♪花火草のハーブティーが二人、アンシン草のハーブティーが一人、こんぺい草のハーブティーが一人、イェーイ、イェーイ…♪」。ラッパーはちゅうもんをちゃんとおぼえていたのです。みんながかんしんしたので、またやる気を出したラッパーは、てきぱきとハーブティーやクッキーをくばります。「ラップでおぼえちゃうなんて、すてきよね」とヒポ先生にほめられてラッパーはすっかりいいきぶんです。「♪おいらラッパー、一日店長(てんちょう)!♪」。

scene 11がんばった一日店長
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「ごっつぉさん! のどもおさらもうるおったッチャよ」。カッパさんたちがよろこんでかえっていきます。そこへツムちゃんのお母さんがもどってきました。「みなさん、るすのあいだありがとう。たいへんだったでしょう?」。するとみんなは、たいへんだったけど、ラッパーがラップでちゅうもんをおぼえてくれたおかげで、ほんとうにたすかったといいました。「ありがとう!」。お母さんやみんなからおれいをいわれて、「♪たのしかったぜ一日店長(てんちょう)! おいらもまだまだやくに立つ♪」とよろこぶラッパーでした。

ざわざわ森のがんこちゃん
ラッパーの一日店長
(働くことのよさを感じて、みんなのために働く) ツムの母の店の一日店長となったラッパーは、ふとしたきっかけで働く喜びに目覚め、感謝される。

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