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オープニング
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オープニングタイトル

scene 01ここは銀河町商店街
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ここは銀河町(ぎんがちょう)商店街(しょうてんがい)。きょうもいいお天気です。ピエールさんが町のおばさんとはなしています。「え、大ぐい? うちゅう人? それはたいへんですよ!」。町のせんとう“銀河の湯(ゆ)”から、パンタのお父さんが出てきました。「きょうは早くそうじをおわらせないと、日本シリーズがはじまってしまう…」。おそうじロボットのフライデー5000がそうじをすませてやってきました。フライデー5000は自分(じぶん)でじゅうでんしにいきます。

scene 02スケボーとくいなパンタくん
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「お父さん!」とお母さんがあらわれました。ずいぶんいさましいかっこうをしています。「うらの森にハチミツとりにいってくるから、家(いえ)のことおねがいね」といいます。そこへ、「ただいま~!」と、パンタがスケボーにのって学校からかえってきました。「ヒャッホー!」。空たかくとびあがると、カバンをなげすてます。「こらっ、パンタ! きょうはお手つだいたのんでたでしょ!」とお母さんがいいますが、「きいてませ~ん」と、スケボーにのっていってしまいました。

scene 03大ぐいうちゅう人?
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町はずれの広場(ひろば)で、ギギがけん玉をふりまわしてあそんでいます。ともだちのバースもいます。やってきたパンタは、けん玉にぶつかりそうになり、よけたひょうしにスケボーがとんでいきました。ものかげにいたなにかにぶつかったようですが…。「アンタたち、大ぐいうちゅう人のうわさ、しってる?」とギギ。地球(ちきゅう)に銀河系(ぎんがけい)一大ぐいのうちゅう人がやってきたらしいのです。「そこらじゅうのもの、なんでもたべちゃうんだって。ぜんしんトゲだらけで、口はワニみたいで…」とギギがおどかしたので、パンタはふるえあがりました。

scene 04だれかがものかげできいていた
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そのとき、よびだし音がなりました。パンタのぼうしには、お父さんやお母さんとおはなしできる“つうしんきのう”がついているのです。「こらっ、パンタ! きょうは家(いえ)の手つだいするようにいったろ。かえってきなさいっ!」。いそいでかえっていくパンタ。「もうかえっちゃうの? パンタ、ともだちでしょ? 大ぐいうちゅう人がきたらどうすんのよ!」。ギギがそういうのを、ものかげでだれかがきいていました。「トモ…ダチ…?」。すると、すごい風(かぜ)にギギのけん玉がすいよせられ、「パクンッ」とのみこむ音が。そっちを見たギギとバースは、「ひいいっ!」…。

scene 05まるくて頭のてっぺんがフワフワして…
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パンタのお父さんがのんびりマッサージしていると、ピエールさんがとびこんできました。「ご主人(しゅじん)! おちついて、おちついて! なんと、あのでんせつの大ぐいうちゅう人が地球(ちきゅう)にきているらしいんでございますよっ!」。ピエールさんがせつめいします。「まるくて、頭(あたま)のてっぺんからフワフワした毛(け)がはえていて…」。そこへ、パンタがかえってきました。そのあとをフワフワしたものがついていきます。それに気づいたピエールさん、「そうそう、あんなかんじのまるくてフワフワの…フワ? ギャアアアーッ!」。

scene 06「パンタ、トモダチ!」
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パンタがおふろ場(ば)のそうじをはじめました。「いそがしいぞ、いそがしいぞ」。すると、「イソガシイ、イソガシイ」とまねをして、フワフワしたものが出てきました。「うわっ、おまえだれだ?」。フワフワしたものは、「…パンキチ」とこたえます。「ぼく、パンタってんだ」。「パンタ、パンタ、トモダチ!」。パンタが「ともだちになりたいのか。そしたら、そうじ手つだってくれよ」というと、「トモダチ、テツダウ!」とパンキチ。そこで、パンキチにせんざいをとってきてもらいます。ところが、ソフトのほうをとたのんだのに、パンキチはパワーせんざいをもってきてしまいました。

scene 07パンキチが手つだってくれたけど
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「それーっ。ゴシゴシ!」。パンタがデッキブラシでみがきます。「ブクブク、ゴシゴシ」。パンキチも手つだいます。すると、だんだんあわがたって、二人のすがたも見えないほどあわだらけになりました。「もしかして、パワーせんざいのほうをつかっちゃったかな?」とパンタ。「プププーッ」。「うは~、まてまてえ~」。パンタとパンキチは、あわの中でおいかけっこをはじめました。「こら、なにやってんだ! パワーせんざいはしようきんしだって、いつもいってるだろ!」とお父さんが入ってきました。「ごめんなさい…」とあやまるパンタです。

scene 08ひとりぼっちのパンキチ
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「ちえっ、パンキチのせいでおこられたじゃん」。「キュ~ン」。パンタとパンキチがいっしょに銀河の湯(ゆ)のおふろに入っています。「そうだ、パンキチはどこからきたんだよ」ときくと、「トオイホシ」というこたえ。パンキチはひとりぼっちでやってきたのでした。「トモダチ、イナイ…。トモダチ、ホシイ」。いままでともだちもいなかったときいて、パンタはかんがえこみます。

scene 09「だいじなパンツだけど、あげる!」
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おふろから上がると、パンキチはパンタのパンツを頭(あたま)にかぶってよろこんでいます。「あはは、ちがうよパンキチ。それはパ・ン・ツ! はくもの」。パンツをはくパンキチ、こんどはまえうしろがぎゃくです。でも、ちょうどパンツのあなからしっぽが出て、「ピッタリパンツ!」とよろこんでいます。「チョーダイ、パンツチョーダイ!」といわれ、まようパンタ。そのパンツは、おむつがとれた日におばあちゃんからプレゼントされただいじなパンツなのでした。でもパンキチがひとりぼっちなのをおもいだしたパンタは、「よし。ぼくのパンツ、あげる!」といいました。すると…。

scene 10パンキチが大へんしん!
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「ププププーッ!」。よろこんだパンキチの口が大きくあくと、ゴゴゴゴーッとすごい風(かぜ)がおこりました。すいこまれそうになって、はしらにしがみつくパンタ。タオルがどんどんパンキチの口にすいこまれます。「やっぱり! うわさの大ぐいうちゅう人ですー!」というと、ピエールさんもすいこまれていきました。「ゴックン。キュ~」。パンキチが口をとじると、あわもゴミもきえて、銀河の湯(ゆ)はすっかりきれいに。「パンキチ、おまえすっごいなあ!」。お父さんも、「二人ともよくやった。日本シリーズにまにあうぞ!」とよろこんでいます。「あれ? ピエールさんは?」。

scene 11「う、う~ん…。ここは?」
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「う、う~ん…。ありゃ、ここは?」。ピエールさんが気がつくと、まわりはゴミやあわだらけです。見ると、空に星(ほし)が大きくかがやいています。「あの青くうつくしい星は…? ちっ、地球(ちきゅう)ーーっ?」。するとなにかがとんできて頭(あたま)にあたり、ピエールさんは、またきぜつしてしまいました。とんできたのは、ギギのけん玉でした…。

銀河銭湯パンタくん
あたらしいともだち
父に言われて家業の銭湯の手伝いをするパンタ。そこで一人ぽっちの宇宙人パンキチと出会い友達になる。友情の証に大切なパンツをあげるかどうか迷う。

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