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オープニング
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オープニングタイトル

scene 01しゅくだいより気分てんかん
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本日も銀河町は、外(そと)であそぶにはもってこいのお天気なり~。でもパンタはしゅくだいをしなくてはなりません。パンキチはそのよこでフルーツミルクをかぞえています。「もんだい! 『6本あったフルーツミルクが3本うれたので、4本ふやしました。フルーツミルクは今(いま)いくつあるのでしょうか』。ややこしい~」とパンタ。「ププププ~」とパンキチもわかりません。「はぁ~、だめだ。パンキチ、ぼくらにはこんなむずかしいもんだい、むりなんだよ!」。パンタは、「よし、こういうときは、気分(きぶん)てんかんだ!」と、しゅくだいをなげだしました。

scene 02めんどくさ花のかおりをかぐと
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広場(ひろば)でみんながフリスビーをなげあってあそんでいます。パンタがジャンプしてフリスビーをキャッチしたはずみに、なにかおとしました。それは、こおりの星(ほし)にすむツーララからもらった“めんどくさ花”のたねでした。ちょうどとおりかかったピエールさんはそのたねをしっていました。「その花のかおりをかぐと、頭(あたま)がよくなるらしいんでございますですよ」といいます。「プププーッ! シュクダイ、デキル~!」とパンキチ。「早くその花、さかせましょうよ!」とギギ。「これでしゅくだいなんか、楽勝(らくしょう)だ!」。パンタは大よろこびです。

scene 03たねが水をほしがる?
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パンタは、めんどくさ花のたねを銀河ノ湯の前(まえ)にうえることにしました。「とおいところにうえちゃったら、水やりにいくのがめんどくさいでしょ」とパンタ。「パンタって、ホントめんどくさがりやね」とあきれるギギ。「よし。これくらいでいいでしょ」。パンタが土に水をかけおわりました。すると、土の中のたねがうごいたようです。もう花がさくのでしょうか。見ていると、なにかいいたそうに、じょうろをたたいています。水がほしいようです。「もう水がなくなっちゃった。くんでこなきゃ」。パンタは水をくみにいきました。「なんだか、せわがやけるたねだね」とバース。「プププー」。

scene 04たねがさびしがってる?
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「つかれたぁ~」。たねのせわでみんなくたくたです。たねもまんぞくしたみたいなので、「またあした!」と、みんながかえろうとすると、「ピ、ピーッ!」とへんな声(こえ)がしました。「ププーッ。ココーッ」。パンキチがゆびさしたところは…。「ここって、さっきたねをうえたとこ、だよね?」とバース。たしかに、さっきのたねの声のようです。「みんながいなくなっちゃうと、さびしいんじゃないの?」とギギがいいます。「パンタ、ヘヤデ、ソダ、テル?」とパンキチ。「えぇー?」というパンタですが、「ピッピピピー!」とたねはよろこんでいるようです。「めんどくさっ!」とパンタ。

scene 05「めが出た~!」
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その日の夜中(よなか)…。とつぜん、「ピエーッ、ピピーッ」という声(こえ)がして、パンタとパンキチはとびおきました。めんどくさ花のたねがさびしがっていたのです。「もう~、めんどくさい!」とパンタ。つぎの朝(あさ)、お父さんがおきてくると、パンタもパンキチももうおきていて、めんどくさ花のたねに水をあげていました。「いやはや、おまえたちにもようやく、きよらかな花をあいする心(こころ)がめばえてきたか…」とお父さんがしゃべっていると、とつぜん、「ピーィ!」と、めんどくさ花のめが出ました。「うわっ。はは~っ、めが出た~!」。「プププーッ」。大よろこびのパンタとパンキチ。

scene 06どんな草花よりもそだてるのがめんどうくさい
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そこに、レガスさんがあらわれました。「おぉ~、これはめんどくさ花のめぞよ~」。レガスさんも、めんどくさ花をしっていました。「この花のかおりをかぐと、みるみる頭(あたま)がよくなるといわれておるぞよ~」といいます。「やっぱり!」とよろこぶパンタ。するとレガスさんが、「それともう一つ。めんどくさ花は、このうちゅうにそんざいするどんな草花よりもそだてるのがめんどうくさいといわれておるぞよ~」といいました。「やっぱり…」とパンタ。朝昼晩(あさひるばん)と水をあげることなどなど、毎日(まいにち)しなければならないことをいろいろきかされて、「めんどうくさい!」。

scene 07毎日毎日花のせわをして
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それから、めんどくさ花のせわは、毎日(まいにち)毎日つづきました。さんぽにつれていったり、虫をおいはらってやったり、夜(よる)はよくねむれるよう、おはなしをきかせてあげたりしました。そしてある朝(あさ)、パンタが水をあげようとすると、花がさこうとしていました。「パンキチ! ついに花がさくよ~!」。「プププーッ」。「がんばれ、がんばれ!」。「プーププッ、プーププッ」。そしてとうとう花がさきました。「やったぁ!」。「プップー!」。ところが…。

scene 08とってもくさいにおいだった
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「く、くさーい! 頭(あたま)がよくなるからって、むり、むり~!」。めんどくさ花のかおりは、とってもくさいにおいだったのです。「ハナ、クサイ。ハナ、ツブレル~。コテン」。パンタとパンキチはひっくりかえってしまいました。そこへ、「いやはや、パンタたちはきょうもはやおきして花のせわか。感心(かんしん)、感心…」と出てきたお父さんも、「く、くっさー! コテン」とひっくりかえってしまいました。銀河町のうちゅう人たちも、「クサイ! クサイ! アノハナクサイ!」といいだしてたいへんなさわぎになってきました。それにしても、「くさーい!」とパンタ。

scene 09ぼくらがせわをするから!
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銀河町きんきゅうかいぎがひらかれました。議題(ぎだい)は、めんどうくさ花をどうするかです。「クサイハナ、イラナイ!」「イラナイ、イラナイ!」とみんながいいます。「そんなぁ…」とパンタ。すると、ドッチロンがあらわれました。「めんどくさ花、そだてる? そだてない? ドッチ? ドッチ?」。かんがえこむパンタ。めんどくさ花もしょんぼりしています。「ダメダメ! きらないで!」とパンタがいいました。「メンドクサバナ、ソダ、テル!」。「そうだよ。ぼくらがせわをするからさぁ!」。でも、「そういったってなぁ。このままってわけにも…」とお父さんもこまってしまいます。

scene 10めんどくさ花をきらずにすむ方法
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すると、レガスさんがあらわれました。「フンフーン。めんどくさ花をきらずにすむ方法(ほうほう)があるぞよ~」といいます。「ほんとに? なになに?」とこうふんするパンタ。するとレガスさんは、「めんどくさ花のかおりは、あるべつの花のかおりとまじることによって、とってもよいかおりにへんかするぞよ~」といいます。「その花、そだてるよ!」とパンタ。「その花とは、リオート星(せい)にねむる、もう一つの花ぞよ」。

scene 11“もっとめんどくさ花”?!
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さっそくパンタはバースの“うちゅうテレビ電話(でんわ)”をつかって、リオート星(せい)のツーララとはなしました。「パンタさん、お花のたね、うちゅうたくはいびんでもうすぐそっちにとどくはずよ」とツーララ。「ツーララ、ありがとう!」。そこへ、花のたねがとどきました。「ふーん、これをそだてればいいんだね」。するとレガスさんがいいかけました。「ちなみに、この花の名前(なまえ)は…」。「この花の名前は?」「なんていうの?」「ププ?」とみんな。「ウォッホン。“もっとめんどくさ花”ぞよ~」。おもわずずっこけるパンタとパンキチでした。

銀河銭湯パンタくん
どうしよう?! とってもくさい花
銀河町に、とてもくさいにおいの花が咲き、みんなが困っている。パンタたちはその花を刈り取ろうとするが、その花が、滅多に咲かない珍しい花であることを知り…。

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